8月18日@「SHIBUYA109KAMAISHI」

8月18日@「SHIBUYA109KAMAISHI」

JASMINEが岩手県釜石市に期間限定で
オープンした 「SHIBUYA109KAMAISHI
」で「HERO」を熱唱

東日本大震災で被災した岩手県釜石市に8月16日、17日、18日の3日間、期間限定でOPENしたファッションショップ「SHIBUYA109KAMAISHI」。その18日、最終日のイベントステージに出演したJASMINEが応援歌「HERO」など3曲を熱唱し、会場に集まった地元の中高生女子1,000人に熱いエールを贈った。
「SHIBUYA109KAMAISHI(渋谷109釜石)」とは、釜石市在住の中学3年生・打越佳奈さんが、渋谷のファッションシンボル的商業施設「SHIBUYA109」あてに書いた1通の手紙をきっかけとして実現することとなったプロジェクト。

手紙には、「釜石市が復興に向け前進していく中で、市の活性化につながるイベントをSHIBUYA109とコラボレーションして企画したい。洋服をデザインしたり、その服を売ったりして釜石にたくさんの人を集めることができれば」という想いがつづられていた。「SHIBUYA109」を管理・運営する㈱東急モールズデベロップメントと釜石市はこの手紙に共感し、中高生を中心とした地元の方に「SHIBUYA109」を通じて楽しさや元気さを味わってもらう事により、釜石の活性化につながればと考え、今回のプロジェクトを実施した。

JASMINEもこの話を知り、打越さんのその熱い想いに心を打たれ、「自分の歌で彼女達を少しでも応援できたら」と出演を志願し、会場でのライブパフォーマンスが決定した。

そして、イベント最終日の8月18日(日)、特設ステージにて行われたJASMINEによるライブが行われた。地元・釜石のプリクラの機械からもよく流れていたのがJASMINEの曲ということで、そのプリクラでよく流れていたという自身のデビュー曲「sad to say」でライブがスタート。JASMINEの登場に会場から盛大な拍手が沸き起こった。

MCでは「釜石のみなさん、ここで歌える機会にすごく感謝してます。ありがとうございます。私も昔から109が大好きで、何100、何1000回も通い詰めているお店ですがそこで、女の子達が洋服を買いに行くときの、キラキラして輝いて盛り上がっている気持ちをそのまま釜石に持ってきて、釜石を盛り上げたいという打越さん達の強い意志に賛同し、ぜひ釜石で歌わせて欲しいと思いここに来ました。今から歌う曲は女の子達の笑顔や元気からインスパイアされて作った曲です。みんながより元気になってくれればと思い歌います」と話し、自身の曲「High Flying」を歌いあげた。

さらに、「私は今日ここにきてひとつ気付いたことがあります。今日ここには沢山のHEROがいるんだと思いました。109に手紙を出した打越佳奈ちゃんをはじめ、企画に賛同されたSHIBUYA109のみなさん、ブランドショップの皆さん、モデルの皆さん、関係者のみなさん、釜石市のみなさん、ここにいる皆さん一人一人が立ちあがってここに来られたということで、そんなみなさんをHEROと呼びたいと思います。でもどんなHEROでも、時にはどうしょうもなく落ち込んで、立ち直れないことがあるかもしれません。それでも一生懸命頑張って立ち上がるようなHEROでい続けて欲しいという想いを込めて歌います」と話し、自身の曲である応援歌「HERO」をピアノだけのバラードアレンジで熱唱。その歌から放たれる力強い応援メッセージと圧倒的な歌声に、中高生達が思わず涙ぐむ場面も見られた。

期間中は地元女子中学生たちはデザインに参加して完成したSHIBUYA109×釜石コラボレーション商品の販売なども行われ、最終日にはファッション雑誌の人気モデルらもイベントステージに参加。地元の女子中高生達もモデルとしてランウェイに登場したり、Tシャツなどのコラボレーション商品のデザインを担当した女子中学生達もステージに上がりファッションショーが行われた。

OKMusic編集部

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