【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名
曲ライブラリー】#18 グレープ「雪の
朝」

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

『雪の朝』

昭和48年10月発売
歌:グレープ
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
編曲:青木望
レーベル:ワーナー・パイオニア

さだまさしは、ソロ(昭和51年)になる前に、この「雪の朝」で、フォークデュオ・グレープとしてデビューしている。当時、ヒットこそしなかったが、相棒の吉田正美のギターも冴える名曲である。グレープの曲は、2作目のシングル「精霊流し」(昭和49年/第16回日本レコード大賞作詩賞受賞)や「無縁坂」(昭和50年)など、暗いトーンの曲が印象深い。「雪の朝」にも、その象徴ともいえるような悲哀を感じる。横分けの長髪、弱々しい風貌の当時のさだは、肺病を患った文学青年そのもの。実際に、さだの作品は、グレープの頃から、ストーリー性のある歌詞も高く評価されていた。「♪窓の外には遠く 水鳥が飛び交い 雲は低く流れて 雪は降り続く」、「♪表通りを荷馬車が通り過ぎて行く」。どこなのか? いつの時代なのか? この無国籍とも思える情景描写を、遠くを見つめながら、か細く優しげに歌いあげよう。

解説:卯村

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