世界中から、多くのパーティーピープル達が集まる、クロアチア。各地の人気クラブやパーティーシーンを、街の魅力と合わせてレポートするこの企画。

前回紹介した、15 世紀の要塞にあるクラブ「Culture Club Revelin(カルチャークラブ・レヴェリン)」に続く今回は、、世界中のセレブ達が自前のクルーザーやヨットで集まるフヴァル島。そして、そこからさらにタクシーボートで辿り着く、離島にあるクラブ「CARPE DIEM(カルペディエム)」を紹介!

ヨーロッパのセレブたちが訪れるパーテ
ィーアイランドのフヴァル島

フヴァル島はアドリア海のリゾートアイランドの中でもっともポピュラーで、サマーシーズンにはヨーロッパ各国からたくさんのバカンス客が訪れる。島へのアクセスの主な手段であるカタマラン(双胴船)が発着する港は島の玄関口となっていて、港には高級なヨットやクルーザーが停まり、ヤシの木が立ち並びリゾート感たっぷり漂う雰囲気。

その島の美しさに魅せられたヨーロッパのセレブたちの間では「隠れ家リゾート」としても名高い。
そして、「ULTRA EUROPA」の開催地の一つとしても有名で、毎年夏はパーティーアイランドとしても盛り上がっている!ちなみに2017年の「ULTRA EUROPA」は7月13日~18日の計6日間開催されており、そのうちの1日はここフヴァル島で開催されている。なお、「ULTRA EUROPA 2018」の開催も既に決まっている。

「ULTRA EUROPE」公式サイト

CARPE DIEM BAR とCARPE DIEM BEACH

そんなフヴァル島のパーティーシーンといえば、「CARPE DIEM(カルペディエム)」。「CARPE DIEM(カルペディエム)」はクルーザーが連なる湾岸沿いに店を構える「CARPE DIEM BAR(カルペディエム バー)」と離島に建てられた「CARPE DIEM BEACH(カルペディエム ビーチ)」の2つある。

レストランで食事をした後に、「CARPE DIEM BAR(カルペディエム バー)」でウォーミングアップ、そして、「CARPE DIEM BEACH(カルペディエム ビーチ)」で夜中を楽しむというのが一般的?な楽しみ方のようだ!
クラブ「CARPE DIEM BAR(カルペディエム バー)」では、ポップなEDMが流れて夏は毎夜たくさんの人で溢れている。とてもカジュアルな雰囲気で、オープンなだけに、場外で音を楽しむ人も。

セレブたちが乗り付けたであろう、ズラっと並んだ高級クルーザーを眺められるのもまた見もの。いったいどれだけのお金持ちが世界には居るんだ、、と思うほど、たくさんのライトアップされたクルーザーが並んでいた。
セレブでなくても、セレブな雰囲気の中で、音楽とお酒を楽しむことができるのは、とても魅力的!
23時くらいまではパーティーミュージックで盛り上がり、その後はみんな続々と近くのタクシーボート乗り場へ。こんな時間からボートに乗って、どこへ向かうのか?ホテル?それとも??
その目的は、何と、、、離島に屋外クラブを作っちゃった「CARPE DIEM BEACH(カルペディエム ビーチ)」!

ボートに乗って波に揺られてワイワイしながらクラブに向かうのは、テンション↑↑↑!ボートのすっ飛ばし具合もかなりパーティー仕様!辺りは真っ暗、だけれどもさっきまで遊んでいた、街の夜景を海から見ると絶景!
フヴァル島の夜景を背に、風を浴びながらボートへ乗っていると、あっという間に船着き場へ。(10分程度らしいけど体感は1分!)

船着き場からは一直線に石畳の道があり、その先には階段がある。さらにその先にはかすかにライティングが見える。エントランスからもうワクワクドキドキ!
階段を登り、クラブの中に入ると、たくさんの人、人!このCARPE DIEM BEACH(カルペディエム ビーチ)は、会場全体にフェスのような装飾がしてあり、ここは屋外だし、クラブというよりはフェス会場だ。生い茂った木々が屋根のように覆っている。

離島にできたクラブなので、自然をうまく使った、装飾も魅力的!(至る所に自然の木が生えたクラブなんて日本では見たことがない)
この日はイタリアやフランス、スペインなどヨーロッパ圏から、そして、アメリカから来た人も居たりと世界中から多くの人が集まっていた。みんなとてもフレンドリーで「Where are you from?」からの話が絶えなかった!

そして、ピークタイムには音楽に合わせてライティングも派手に演出され、ダンサーやパフォーマーも。誰にも邪魔をされない、自然の中で繰り広げられるパーティーはここでしか体験できないもの!
今回インタビュー(後にお届け予定)で一緒に参加してくれた、モデルの吉川ちえちゃん、吉川ちかちゃんもご満悦の表情。
この日は月に一度のホワイトパーティーということもあって、VIPも華やかな人達でいっぱい。

CARPE DIEM BEACH(カルペディエム ビーチ)はハリウッドセレブもヨットで毎年遊びに来るようで、何と1本1億円以上のシャンパンが空いたこともあるとか!

気になる音楽とファッションは?

音楽は「CARPE DIEM BEACH(カルペディエム ビーチ)」ではテックハウス、ハウスのアーティストがゲスト出演することが多く、ROGER SANCHEZ(ロジャー・サンチェス)やMARK NIGHT(マーク・ナイト)、TUBE & BERGER(チューブ・アンド・バーガー)、MANUEL DE LA MAR(マニュエル・デ・ラ・メア)も出演。

この日は前回紹介した「Culture Club Revelin(カルチャークラブ・レヴェリン)」でのパーティーに続き、DANTZ、RYO KAWACHI が出演し、テックハウス中心にプレイ。朝までテックハウス、ハウス中心に盛り上がっていた。

当日配信したLIVE映像↓
当日流れていた曲をいくつかピックアップ。

Unit 2 – Sunshine (Kink Remix)
Gorillaz, Jehnny Beth – We Got The Power (feat. Jehnny Beth) (Claptone Remix)
Hooked (Solomun Remix) – Tiger Stripes
ファッションは、フヴァル島らしいセレブな客層が多く、この日はホワイトパーティーなこともあり、ホワイトファッションの人が多く、オシャレで年齢層も少し高め。

男性は白シャツに短パン、女性は白のキャミソールでラフな人もいれば、ドレッシーな白ワンピなど、各々のホワイトコーデを楽しんでいた。
この日も、気づけばもう朝の5時過ぎ。朝日が登る海を眺めながら、タクシーボートで港へ。港へ着いたら朝の新鮮な潮風に当たりながら、余韻に浸るもよし。散歩をしながら酔い覚ましも良し。
今回は離島につくられたクラブを紹介。離島に生い茂った自然とうまく調和した、空間でのパーティーはとても魅力的。ただし、一番魅力的なのは、やはりなんといってもタクシーボートに乗って、クラブへ行くという体験。誰にも邪魔をされない離島へ、夜中にパーティーをしに船で向かうという体験は、なかなか味わうことのできない贅沢な体験!セレブたちに人気なのも納得。

次回はいよいよ、”ネクストイビサ”とも言われているパグ島のクラブを紹介!そちらもお楽しみに。

-会場情報-
【Carpe Diem Bar】
営業時間:9時00分~2時00分
住所:Riva 32, 21450, Hvar, Croatia
電話番号:+385 21 742 369
Carpe Diem Hvar 公式サイト
【Carpe Diem Beach】
営業時間:0時30分~5時15分
住所:Stipanska, 21450, Hvar, Croatia
電話番号:+385 98 533 531
Carpe Diem Beach Hvar 公式サイト

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