【山人音楽祭クイックレポ】マキシマ
ム ザ ホルモン 後半戦の幕開けに混
沌と熱狂、到来
マキシマム ザ ホルモン
1曲終わると同時に絶叫で感謝を述べるナヲ(ドラムと女声と姉)は、そのテンションのまま4年ぶりの出演を素直に喜ぶ。その後も「「F」」、「便所サンダルダンス」とキラーチューンを投下しては、そのラウドやファンク、時にポップを高濃度でハイブリッドしたサウンドを一音一音を研ぎ澄ました演奏で繰り出し、見ているこちらの人間的・人体的なポテンシャルの限界に挑戦させる。いや、勝手に挑戦してしまうのだ。それぐらい今のホルモンの演奏はソリッドで重い。カオスなのに隙間がある。それが体感としても快感に直結して、最前線にたどり着けようが着けまいがダイバーは果敢に挑む。なんてプリミティヴで幸福な空間なんだろう。
取材・文=石角友香 撮影=浜野カズシ
1. シミ
2. 「F」
3. 便所サンダルダンス
4. 包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ
5. ぶっ生き返す!!
6. 恋のスペルマ
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