RIZE、RHYMESTER、奥田民生など
9月6日&13日リリースの作品から9作
を紹介
全国各地のライヴで歓喜の共有という大きなグルーブを作り上げている4人組がリリースするミニアルバム。2ビートで突っ走る「ファンファーレ」、R&Rの「irony」といった新境地にも挑みながら、改めてロックバンド然としたアグレッシブな魅力をアピール。自分たちの足元を謙虚に見つめ直しながらも、ミュージシャンとしての野心も印象付ける。初回限定生産盤のDVDには4月30日の日比谷野音ワンマンのダイジェストを収録。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男
ライヴで本領発揮するやんちゃさも、歌詞に表れる誠実さも、彼らの芯と言える部分は何も変わらない。が、フロントマンのイメチェンも含め、この3rdフルアルバムでは照れ隠しせずにバンドの芯を伝えようとしているようだ。持ち前のミュージシャンシップの高さもシンセの導入など、新たなチャレンジに表れている。ラストは歌うことに対する想いに改めて向き合った「ユメイロ」。いつも以上に生真面目な彼らも悪くない。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男
映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の監督・大根仁による選曲のもと生まれた今作。劇中にも登場するプレイリストは“それは入れなくちゃ”という「愛のために」から、“そこ選ぶか!”という「海へと」など幅広いピックアップで、入門編にも上級者編にもおすすめ。ゆるく、だらっと渋くキメる奥田民生が15曲に凝縮されて、聴き終わる頃には酔いしれてしまうが、劇場ではどう流れるのかも注目だ。
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
影響を受けた表現者たちへの熱い想いを叫ぶように歌う1曲目から撃ち抜かれる待望1stアルバム。青春真っ只中の興奮状態にあるから生まれた曲たちだというが、振り切れちゃったり、はみ出しちゃう感情を歌に落とし込んでいるところが彼女の魅力だなと思った。日常の中の気持ちの揺れを敏感にキャッチしている曲の世界は、時にひりひりしていて、時に恋する女子力も感じさせてくれる。
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
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