3月21日に国内発売されるブルース・スプリングスティーン『レッキング・ボール』 Listen Japan

3月21日に国内発売されるブルース・スプリングスティーン『レッキング・ボール』 Listen Japan

ブルース・スプリングスティーン『レ
ッキング・ボール』試聴第2弾「アイ
ルランド的な軽快を持ちつつも普遍的
なテーマ」

2月20日より解禁スタートとなったブルース・スプリングスティーンの新作『レッキング・ボール』の1日一曲試聴、第2弾となる本日の公開曲は「Shackled and Drawn」。発売を前に本作を耳にした一部の関係者の声から彼のキャリアの中でも極めて重要な作品となる本作の魅力に触れたいと思う。

長年スプリングスティーンのマネージャーを務め音楽評論家としても知られるジョン・ランダウは

「野心的で大きな視野に立って作られた作品。新しいテクスチャーとスタイルを持ち、
ブルースの典型的サウンドとSeeger Sessionsの経験の両方の要素を結びつけたロックアルバムに仕上がっている」と本作を評した。
<Seeger Sessions>とはフォーク歌手、ピート・シーガーを称える事を原点に、自らのインスピレーションを高め制作しアメリカン・ルーツ・ミュージックにスポットライトを充てたブルースのライヴ作品『We Shall Overcome Seeger Sessions』(2006)。この作品で彼はアイルランドのトラディショナルなども扱っていたが「Shackled and Drawn」はそんなルーツ回帰作の要素も踏襲している。

2/17にパリで開催した試聴会でテレグラフ紙のニール・マコーミックも「アイルランド的な軽快さを持った囚人のブルーズのような1曲。シーガー・セッションズとのレコーディングのように、フォークソングの活力が注ぎ込まれ、嘆きさえパーティのように聞こえる。」と説明している。

前述の通りケルティックな要素を持ちつつ、ゴスペルクワイアのようなコーラス。歌詞に登場する賭博師、銀行員、労働者と一見するといにしえの伝承歌のような歌詞も現代社会に共通する普遍性を湛えている「Shackled and Drawn」。24時間限定の先行試聴となっている。

【リリース情報】
BRUCE SPRINGSTEEN 『WRECKING BALL』
ブルース・スプリングスティーン『レッキング・ボール』
日本盤 2012年3月21日発売
★初回生産限定スペシャル・エディション:豪華デジブック仕様 ¥2800(税込) SICP3460
(『WORKING ON A DREAM』の初回限定版のようなちょっとサイズが大きい、
本のような豪華版。このスペシャル。エディションのみのエクスクルーシヴ・アートワーク
とともに、ボーナストラックとして下記2曲を追加収録)
★通常盤:紙ジャケット仕様 ¥2520(税込) SICP3461
3月21日に国内発売されるブルース・スプリングスティーン『レッキング・ボール』 Listen Japan

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OKMusic編集部

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