カナダの大物バンド、ラッシュがロードランナーと契約

カナダの大物バンド、ラッシュがロードランナーと契約
カナダのバンド、ラッシュが大手レーベル<Roadrunner Records>とカナダを除いたテリトリーでのワールドワイド契約をした事を発表した。

ゲディー・リー、アレックス・ライフソン、ニール・パートのトリオは1974年の結成以来、常に先鋭的な演奏を追求して来た。76年の『西暦2012年』、81年の『ムーヴィング・ピクチャーズ』など数々の名盤を発表し世界中で4000万枚以上の売り上げを記録。アメリカレコード協会はラッシュをゴールド/プラチナ・アルバムのセールスを保持している過去のアーティスト中で「ビートルズとローリングストーンズに次ぐ3番目のバンド」と現役の彼らを認定している。そんな事実からもその偉大さを伺い知ることが出来るだろう。
今回の契約に際しキーパーソンの一人、ラッシュのマネージャーレイ・ダニエルズは「私達は<Roadrunner Records>というレーベルそのものに、そしてケース・ウェッセルズとジョナス・ナクシンがこのレーベルを世界レベルに育て上げた事実に対して、尊敬の念を抱いています。ここ数年バンドを追いかけてきてくれていたのですが、トム・リプスキーが素晴らしいタイミングでディールを持ちかけてくれました。私達はロックというジャンルにフォーカスするレーベルを探していました ─ それが、Roadrunner Recordsだったのです。」は、今回のラッシュとの契約にロードランナー側は数年前から熱心に持ちかけていた事実を明らかにし、レーベルの過去の業績を称えている。

さらにロードランナー・レコードの会長、ケース・ウェッセルズは「30年以上も前に、私は別の仕事でRUSHとその偉大なるマネージメント・チームと一緒に仕事をしたことがあります。ようやくRUSHをRoadrunnerに迎え入れられることは、まさしく夢が現実となったのです。新しいパートナーシップを結ぶことが出来て、レイ・ダニエルズには心から感謝をしています。」と長年追い求めて来たラッシュとの契約を喜んでいる。

ラッシュは2012年、『Clockwork Angels』という20作目となるスタジオ・アルバムをリリースする予定となっており、スタジオ・アルバムに先駆け、今年の夏に大きな成功をおさめた『Time Machine ツアー』を元に構成されたライヴ作品を年内に発売する予定。

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OKMusic編集部

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