【超ときめき♡宣伝部
インタビュー】
私たちの“ときめき”を
詰め込んだ招待状
写真左上から時計回り、杏ジュリア、辻野かなみ、吉川ひより、菅田愛貴、小泉遥香、坂井仁香
新体制になるとともに“超ときめき♡宣伝部”に改称し、勢いに乗っている“とき宣”がアルバム『ときめきがすべて』を発売。KANA-BOONの谷口鮪が書き下ろしたリード曲「エンドレス」を筆頭に、“ときめき”がいっぱいの招待状が届いた。
葛藤がたくさんあったから
今しかできないことをする
名前に“超”が加わったことで、変わったことがあったら教えてください。
坂井
名前がパワーアップしたので、名前だけじゃなくて私たちのパフォーマンスやライヴも“超良くなったよね”と言ってもらえるようにレベルを上げたいという目標ができて、“名前に負けないように頑張ってやるぜ!”って気合が入りました。
その結果、みなさんはどんなところがグレードアップしたと感じてますか?
辻野
私はライヴですね。今年は状況的に配信ライヴが多くて、宣伝部員(ファンの呼称)のみなさんに直接会えないからこそ、画面を通して気持ちを伝えたいという想いが強まりました。自分たちのライヴ映像を観ていても、みんな表情がキラキラしていて、グループとしてさらに楽しくパフォーマンスできるようになったと感じてます。あと、愛貴ちゃんが加入したことでフレッシュ感も増しました。
杏
私は団結力ですね。グループ内で“ここはこうしたほうがもっと良くなる”とか、メンバー同士で言い合うようになりました。メンバーとだけじゃなく、宣伝部員さんとの団結力もより強まったと思うんです。宣伝部員の方々とは会えない間もオンラインを通してつながったりしてたし。少しずつ会えるようなってから、直接みんなと目と目を合わせて作るライヴの団結力がものすごい高まったと実感しました。
坂井
私は歌と表現力かなと思っていて。歌は愛貴ちゃんが加わったことで周りのメンバーがすごい刺激を受けて、レコーディングのたびにそれぞれ歌声やリズム感ひとつとってもどんどん成長していったんです。その中で、例えばジュリアは力強い歌い方ができるようになったり、愛貴ちゃんも可愛らしい声から低音で心に刺さるような歌い方もできるようになったり。超ときめき♡宣伝部になって以降、グループとしての歌声はすごくパワフルになったと思います。表現力も愛貴ちゃんが入ってきた時、いつも笑顔でキラキラしてて、それに私たち自身ときめいたんですね。こういうふうにしたら相手をときめかせられるんだと思ったんで、歌う時の表情に関してもカッコ良い曲はこういう顔で歌ったほうが観ている人をときめかせられるとか。そういうところまで意識して表現するようになりました。なので、歌と表現力は“超”になってパワーアップしたんじゃないかと思います。
小泉
私がパワーアップしたと思ったのは、個々のSNSとかを含めたグループとしての発信力ですね。メンバーのほとんどがInstagramを始めたり、Twitterも小まめに更新していたり、ブログもメンバーの中には毎日更新してる人もいて。YouTubeの公式チャンネルでの配信、それ以外にファッションブランドとコラボさせていただいてアイテムを発信したり。直接会えないからこそ、いろんな方法で発信をしてきたので、発信力は格段にアップしたと思います。
菅田
私が加入してから“超”がついたんですけど。最初は“私で大丈夫かな?”と思ってたんですけど、みんなやさしく話しやすくて。みんなからパワーをもらって“私も負けないぐらい頑張っていこう!”って超前向きになれたんで、そこがパワーアップした部分だと思ってます。
吉川
私は宣伝部員さんへの気持ちだと思います。“超”がついた頃に世の中がこんな状況になっちゃって、宣伝部員さんに会えない時期が続いたんです。昨年まではこんなこと一度もなかったんですね。リリース時期はイベントで毎週会えるのが当たり前だったのに、それが一変して。会えない時期も私たちは宣伝部員さんに対してできる限りのことをしたくて、例えば生配信ライヴを通して想いを届けたり。もちろん配信もいいんですけど、それ以上に直接会って届けられるのはなんて素晴らしいことなんだと改めて思いました。目の前にいる宣伝部員さんの表情で、どれだけ自分はライヴで救われてきたのか…そういうことをいろいろ感じて。宣伝部員さんに対しての“大好き”という気持ちは確実に大きくなった気がしますね。
“超”がついてグループとしてさらに気合が入ったアルバム『ときめきがすべて』ですが、『ときおとめ』(2018年4月発表のアルバム/ときめき♡宣伝部)に続き、今作もタイトルはひらがな尽くしでしたね。
辻野
私たちのYouTubeチャンネル『とき宣ロックオンちゃんねる』のタイトルもひらがなだし。
小泉
可愛いよね、ひらがな。
吉川
英語とかのお洒落なタイトルの曲がくると“あれ?”ってなる(笑)。
坂井
分かる! お洒落すぎずちょっと可愛いひらがながとき宣らしさで。“ときめきがすべて”も私たちらしいと思ってます。
菅田
このアルバムは私たちの“ときめき”でできているので、それが分かるタイトルなんじゃないかなと。
それでは、このアルバムでみなさんが一番ときめいたところを教えてもらえますか?
辻野
私はアルバムのリード曲「エンドレス」です。この曲はKANA-BOONの谷口鮪さんに書いていただいた楽曲で、初めて聴いた時に心が震えたんです。たぶん谷口さんはこれを書くために私たちのことを調べてくれたんだと思うんですけど、その歌詞が昔からとき宣を知ってたんじゃないかと思うぐらい、私たちにぴったりなんですね。私はその中でも“目標を達成してもそこはゴールではなくてまだその先がある”というのを《夢に天井なんてない》と表現したところが一番ときめいた部分で、素敵だなと思いました。この「エンドレス」の最後にはときめきの正体、その答えが隠されているんですけど、気づきましたか?
逆質問パターンですね。えっと、“ときめきの正体=あなたとわたしの鼓動”では?
全員
うわー、すごい!(拍手)
辻野
ここは改めて言葉にして歌うとさらにときめくと思った部分です。
この曲はパワーアップした辻野さんの歌が聴けるところも聴きどころですね。
辻野
恥ずかしい(照笑)。ありがとうございます。挫けそうになったこともあったけど、諦めずに続けてきて良かったと思って、すごく嬉しかったです。
杏
私は「七月のサイダー」ですね。
楽曲を公募で集めるという新しいプロジェクトの中で最優秀賞を獲得した曲ですね。
杏
はい。夏に切ない恋なんて私は今まで一度もしたことないんですけど、なのにすごく物語として想像できて、すんなりその中に入れたし、ときめいたんですよ。ひとつひとつの言葉選びとか曲を聴けば聴くほど“すごいな〜”と思う部分がたくさんあって。切ない感情をひまわりのお花に例えたところがグッときました。
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衣装の花に込められた“永遠の愛”アーティスト
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