【超ときめき♡宣伝部
ライヴレポート】
『行くぜ!超ときめき♡宣伝部
in 幕張メッセ!~星をめざして~』
2022年10月22日
at 幕張メッセ イベントホール
超ときめき♡宣伝部(以下、超とき宣)が10月22日、グループにとって過去最大規模となるワンマンライヴ『行くぜ!超ときめき♡宣伝部in幕張メッセ!〜星をめざして〜』を千葉・幕張メッセ幕張イベントホールにて開催した。ソールド公演となったこの日、会場には約7,000人もの宣伝部員(ファンの呼称)が全国から駆けつけた。敷地内に入ると、超とき宣の立て看板やメンバー各々ののぼりが宣伝部員をにこやかな笑顔でお出迎え。場内に入ると、次はソロ&集合パネルやポスター、さらには宣伝部員たちの愛情が詰まった創作スタンド花が所狭しと置かれていて、筆者もテンションは否が応でもアガる。中でも圧巻だったのは歴代の衣装を並べた展示だ。超とき宣がデビューしてからずっと正統派アイドル路線だけをやってきたのが分かり、胸にアツいものが込み上げてきた。
そんな彼女たちはTikTokをきっかけに、「すきっ!~超ver.~」で猛烈な追い風が吹き出した。この日はそんな超とき宣が勝負を懸けた大一番の舞台。「すきっ!~超ver.~」の効果で男性ファンだけでなく、同世代の女性ファンも増え続ける彼女たち。推しカラーのTシャツやうちわ、ペンライトが広がる客席は、開演前からカラフルに発光している。オープニングが終わると、その輝きをかき消すくらいにまばゆいきらめきの中に6人が現れた。メインステージから伸びた花道の先のセンターステージの周りを覆っていた円形スクリーンが上がると、そこに清楚で可愛いお揃いの衣装を着たメンバーがいて「ギュッと!」を歌い出すという仕掛け。その演出のすごさに観客は心で悲鳴を上げる。開始早々みんなのハートをロックオンする。
続く「ラヴなのっ♡」でメンバーがメインステージに歩いて向かう途中の花道ではペンライトを振る宣伝部員たちに笑顔で応える彼女たちの姿に可愛いが大渋滞! 「トゥモロー最強説!!」ではステージから火花が吹き上がり、「Cupid in Love」では菅田愛貴が“ここにいるみ〜んなが幸せになりますように”と、この日だけの台詞をプレゼントしたあとに同曲での彼女の大きな見せ場となる“天使のくしゃみ”をすると、観客の心はさらにメロメロになっているのが分かった。「青春アンセム」はトロッコに乗って場内を移動しながら歌い、そのあとにスモークが吹き出す中でセンターステージがせり上がって回転するという超豪華な演出で披露されたのは「びりーぶ」。長年彼女たちを支える宣伝部員の感動を誘う。
幕間映像を挟んで、メンバーカラーの衣装に着替えた6人が再びステージに現れ、クールに歌い上げた「きっとスタンダード」からの中盤ブロックがスタート。ロックオンした宣伝部員たちのハートにグッとくる歌詞とダンスパフォーマンスでしっかりと魅せた。リリックを取り込んだモノクロの映像をバックに、白い羽が舞う中で「トウメイ恋心」を披露し、改名前のときめき♡宣伝部時代からの歴史をおさらいするような映像をバックに「Springood!」をシームレスにつないで届けていく。そして、数ある楽曲の中でも人気の高い「7月のサイダー」では、感動値、共感値が高まる中、ラストを坂井仁香と小泉遥香が掛け合いで歌い上げるところは最高に胸が震えた。
いつもの超とき宣の自己紹介を挟んで披露されたのは、グループ名に“超”がつく前の懐かしい3曲。「あいにきちゃった」ではメンバーが再びトロッコに乗り込んでみんなのもとへ向かう。《プリップリップリプリンセス》という歌詞が印象的な「プリセンスプリンセスプリンセス」は、激しくコミカルに弾けまくるパフォーマンスで、可愛いだけじゃない“とき宣”が昔からあったことを改めて感じられた。その勢いのままにデビュー曲「土っキュン♡!!少女」までアクトした6人。当時、他のアイドルグループのコンサート現場に行って、通行人に自分たちのチラシを配っていた時代もあった。そんな彼女たちが今、こんなビッグなステージで輝いているという歴史に、宣伝部員たちもグッときていたはずだろう。
そして、現在の超とき宣について語るメンバー映像に続き、最新のイエローカラーの衣装に着替えた6人がセンターステージから登場。ここからは最近のライヴでのキラーチューンをまくし立て、今まさに“無敵状態”の超とき宣をアピールする。まずは、無敵になったからこそ歌える最新曲「STAR」をキラキラの紙吹雪が降る中、ライヴでの初パフォーマンスを見せる。最後のパートは全員で声を重ね、ユニゾンで歌い、しっかりと自分たちの気持ちを届けた。続く「人生最幸のメロディ」でメンバー全員ががっちりスクラムを組むシーンへとつなげていったところは胸アツだった。そこに「超ステップアップ」を投入したのだが、ここからもっと上を目指すと宣言にも思えた。「青春ハートシェイカー〜超ver〜」では吉川ひよりがいつもの台詞パートで“超ときめき♡宣伝部はビッグスターになります!”とぶちまけたところで場内のテンションはマックスとなり、そのテンションのままにライヴは終盤へ。メンバーが自転車に乗り、客席の間を爆走しながら歌った「初恋サイクリング」も彼女たちらしいパフォーマンスだと言える。「エンドレス」ではメンバーと宣伝部員が再び共鳴し合い、最後は超とき宣の最強ソング「すきっ!〜超ver〜」を会場全員と踊り本編はフィニッシュした。
「Memories」、新曲「わがままプリンセス」を続けて2曲披露するかたちで始まったアンコール。辻野かなみは下積み時代を振り返りながらも、“みんなの支えがあってここに立つことができたので、これからは逆にみんなを支えたい”と泣きながら力強い言葉を伝えた。杏ジュリアは“何もない、スタンダードで平凡な私がここに立てたのはメンバーと宣伝部員さんがいたから”と声を詰まらせる。“だから、私たち、ここから世界のスターになっちゃいます!”と坂井が宣言すれば、小泉はここまでこれたのはひとりひとりとの“奇跡のような出会があったから”と言い、“今後もたくさんの人と出会うぞ!”と叫んでみせた。“一番下っ端なのに私ができることは笑顔しかなくて…”と泣き出した菅田は自分のカラーを身につけた観客を見て、“ここにいていいんだ”と励まされていると打ち明け、最後に吉川が“超ときめき♡宣伝部に人生懸けています。みなさんも人生懸けて応援してくれませんか? もっと素晴らしい景色を観れると信じてるんで”と観客に堂々とした表情で訴えた。
そして、場内がオレンジ色に染まった「100%オレンジ」を披露したあとは、歌う曲をその場に要したダーツで決めるという企画で「ぴょんぴょん」を歌い、もう一曲を決める時にダーツの矢がうまく刺さらないなど、少しバタバタしていたが、吉川が“「むてきのうた」がいい!”と半無理矢理?(笑)に「むてきのうた」に決定し、メンバー全員が宣伝部員への感謝の気持ちを込めてしっかりと歌い上げた。最後、6人が“ありがとうございました!”とマイクを使わず生声で叫ぶと、カラーテープが舞い降り、ライヴは多幸感に包まれる中で大団円を迎えた。
そんな彼女たちはTikTokをきっかけに、「すきっ!~超ver.~」で猛烈な追い風が吹き出した。この日はそんな超とき宣が勝負を懸けた大一番の舞台。「すきっ!~超ver.~」の効果で男性ファンだけでなく、同世代の女性ファンも増え続ける彼女たち。推しカラーのTシャツやうちわ、ペンライトが広がる客席は、開演前からカラフルに発光している。オープニングが終わると、その輝きをかき消すくらいにまばゆいきらめきの中に6人が現れた。メインステージから伸びた花道の先のセンターステージの周りを覆っていた円形スクリーンが上がると、そこに清楚で可愛いお揃いの衣装を着たメンバーがいて「ギュッと!」を歌い出すという仕掛け。その演出のすごさに観客は心で悲鳴を上げる。開始早々みんなのハートをロックオンする。
続く「ラヴなのっ♡」でメンバーがメインステージに歩いて向かう途中の花道ではペンライトを振る宣伝部員たちに笑顔で応える彼女たちの姿に可愛いが大渋滞! 「トゥモロー最強説!!」ではステージから火花が吹き上がり、「Cupid in Love」では菅田愛貴が“ここにいるみ〜んなが幸せになりますように”と、この日だけの台詞をプレゼントしたあとに同曲での彼女の大きな見せ場となる“天使のくしゃみ”をすると、観客の心はさらにメロメロになっているのが分かった。「青春アンセム」はトロッコに乗って場内を移動しながら歌い、そのあとにスモークが吹き出す中でセンターステージがせり上がって回転するという超豪華な演出で披露されたのは「びりーぶ」。長年彼女たちを支える宣伝部員の感動を誘う。
幕間映像を挟んで、メンバーカラーの衣装に着替えた6人が再びステージに現れ、クールに歌い上げた「きっとスタンダード」からの中盤ブロックがスタート。ロックオンした宣伝部員たちのハートにグッとくる歌詞とダンスパフォーマンスでしっかりと魅せた。リリックを取り込んだモノクロの映像をバックに、白い羽が舞う中で「トウメイ恋心」を披露し、改名前のときめき♡宣伝部時代からの歴史をおさらいするような映像をバックに「Springood!」をシームレスにつないで届けていく。そして、数ある楽曲の中でも人気の高い「7月のサイダー」では、感動値、共感値が高まる中、ラストを坂井仁香と小泉遥香が掛け合いで歌い上げるところは最高に胸が震えた。
いつもの超とき宣の自己紹介を挟んで披露されたのは、グループ名に“超”がつく前の懐かしい3曲。「あいにきちゃった」ではメンバーが再びトロッコに乗り込んでみんなのもとへ向かう。《プリップリップリプリンセス》という歌詞が印象的な「プリセンスプリンセスプリンセス」は、激しくコミカルに弾けまくるパフォーマンスで、可愛いだけじゃない“とき宣”が昔からあったことを改めて感じられた。その勢いのままにデビュー曲「土っキュン♡!!少女」までアクトした6人。当時、他のアイドルグループのコンサート現場に行って、通行人に自分たちのチラシを配っていた時代もあった。そんな彼女たちが今、こんなビッグなステージで輝いているという歴史に、宣伝部員たちもグッときていたはずだろう。
そして、現在の超とき宣について語るメンバー映像に続き、最新のイエローカラーの衣装に着替えた6人がセンターステージから登場。ここからは最近のライヴでのキラーチューンをまくし立て、今まさに“無敵状態”の超とき宣をアピールする。まずは、無敵になったからこそ歌える最新曲「STAR」をキラキラの紙吹雪が降る中、ライヴでの初パフォーマンスを見せる。最後のパートは全員で声を重ね、ユニゾンで歌い、しっかりと自分たちの気持ちを届けた。続く「人生最幸のメロディ」でメンバー全員ががっちりスクラムを組むシーンへとつなげていったところは胸アツだった。そこに「超ステップアップ」を投入したのだが、ここからもっと上を目指すと宣言にも思えた。「青春ハートシェイカー〜超ver〜」では吉川ひよりがいつもの台詞パートで“超ときめき♡宣伝部はビッグスターになります!”とぶちまけたところで場内のテンションはマックスとなり、そのテンションのままにライヴは終盤へ。メンバーが自転車に乗り、客席の間を爆走しながら歌った「初恋サイクリング」も彼女たちらしいパフォーマンスだと言える。「エンドレス」ではメンバーと宣伝部員が再び共鳴し合い、最後は超とき宣の最強ソング「すきっ!〜超ver〜」を会場全員と踊り本編はフィニッシュした。
「Memories」、新曲「わがままプリンセス」を続けて2曲披露するかたちで始まったアンコール。辻野かなみは下積み時代を振り返りながらも、“みんなの支えがあってここに立つことができたので、これからは逆にみんなを支えたい”と泣きながら力強い言葉を伝えた。杏ジュリアは“何もない、スタンダードで平凡な私がここに立てたのはメンバーと宣伝部員さんがいたから”と声を詰まらせる。“だから、私たち、ここから世界のスターになっちゃいます!”と坂井が宣言すれば、小泉はここまでこれたのはひとりひとりとの“奇跡のような出会があったから”と言い、“今後もたくさんの人と出会うぞ!”と叫んでみせた。“一番下っ端なのに私ができることは笑顔しかなくて…”と泣き出した菅田は自分のカラーを身につけた観客を見て、“ここにいていいんだ”と励まされていると打ち明け、最後に吉川が“超ときめき♡宣伝部に人生懸けています。みなさんも人生懸けて応援してくれませんか? もっと素晴らしい景色を観れると信じてるんで”と観客に堂々とした表情で訴えた。
そして、場内がオレンジ色に染まった「100%オレンジ」を披露したあとは、歌う曲をその場に要したダーツで決めるという企画で「ぴょんぴょん」を歌い、もう一曲を決める時にダーツの矢がうまく刺さらないなど、少しバタバタしていたが、吉川が“「むてきのうた」がいい!”と半無理矢理?(笑)に「むてきのうた」に決定し、メンバー全員が宣伝部員への感謝の気持ちを込めてしっかりと歌い上げた。最後、6人が“ありがとうございました!”とマイクを使わず生声で叫ぶと、カラーテープが舞い降り、ライヴは多幸感に包まれる中で大団円を迎えた。
取材:東條祥恵
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