【winnie】『Crash and Burn Tour 2
014』2014年7月31日 at 下北沢SHELT
ER

撮影:鈴木隆央/取材:田山雄士

 登場するなり、トップギアのwinnie。疾走感あふれるサウンドの中、ioriとokujiのツインヴォーカルが鮮やかなリレーとハーモニーを見せ、颯爽と持ち味を発揮していく。okujiのメタリックなギターも気持ち良く暴れ、観客のハートを瞬く間にガッチリと掴む。中盤で最新シングル曲「crash and burn」、そのカップリングで初期の楽曲だという「after morning glance」が披露されると、会場はさらにヒートアップ! 「boys & girls」での熱狂も凄まじく、この盛り上がりにはクールなioriを含め、メンバー全員の口元が思わずほころぶ。それにしても、10年選手の為せる業と言いたくなるようなエモーショナルな上に安定感のある脂が乗ったパフォーマンス。後半はクラップやシンガロングがより美しく巻き起こり、シェルターが大いに揺れていた。ニューアルバムと次のツアーも楽しみ!



セットリスト

  1. who's dreaming deep
  2. tomorrow's sign
  3. sweep
  4. traces of me
  5. crash and burn
  6. boys & girls
  7. everything
  8. loveless
  9. after morning glance
  10. enemies
  11. memories memories
  12. this storyends
  13. first class speed of light
  14. <ENCORE>
  15. suddenly

winnie

ウィニー: 男女ツインヴォーカルで、切なく疾走感あふれるメロディーを奏でる4ピースエモーショナルロックバンド。2002年、ioriとokujiを中心に、もともとはそれぞれのサイドプロジェクトとして結成された。14年7月、約2年半振りのシングル「Crash and Burn」をリリースし、8月には約3年半振りとなる待望のフルアルバム『Nostalgic Evolution』をリリースした。

アーティスト