栞菜と船越咲のW主演で「アリスイン
デッドリースクール」が再演

本作は、2010年の初演以来、2013年に再演、本年も3月に大阪、6月に名古屋でも上演され大好評を博している麻草郁氏の脚本によるアリスインプロジェクトの代表作。『となりの801ちゃん』の小島アジコさんの脚色により、コミック化もされている。突然、世界中に現れた“動く死体"に追われ、学校の屋上に逃げ延びた少女たちの生と死、そして夢を描くスリリングな物語で、満を持しての東京凱旋公演では、「アリスインデッドリースクール ビヨンド」として世界観をさらにバージョンアップして登場する。

演出の扇田賢さんは、「基本的にはこれまでと同じ流れですが、今までの作品で匂わせてきたことを膨らませて、少し設定を変えたり、キャラの関係性に新しい要素を組み込んだりしています。最初に台本を読んでみてもだいぶ変わったなと思ったので、かなり印象が違う面白い作品になるはず。」と本作を紹介した。さらに「稽古場ではみんなに“ヒーローになるな"と言っています。危機的な状況だとそういう気持ちになりがちですが、等身大の女の子が友だちを助けるときどうなるのか、生っぽい芝居を目指しています。」とアピールした。

今回、船岡咲さんとW主演となる栞菜さんは「初演と再演(2013年)で日替わりゲストとして出演していますが、自分が優ちゃんの役をやれて嬉しい。しかも、普段から共演している船岡が相方なので、新しい信子と優の関係性が作れたらいいと思う。」と話した。

相方の信子を演じる船岡咲さんは「どちらかというと、普段は栞菜と私の関係性は逆で、私がボケるほう。今回は逆なのでツッコミ役に徹しようと思う。毎日の稽古がいつもと違う感じで楽しいです。普段はあまり楽しいと思わないんですが。」と笑った。

ドラマ「実在性ミリオンアーサー」などに出演する楠世蓮さんは不良キャラの紅島を演じる。「紅島は金属バットを振り回してゾンビを殺すような役なので想像が難しかった。女の子だらけの現場が初めてなので、楽しくて可愛くて目のやり場に困るほどです。暴れん坊な役なのでアザが絶えませんが、みんなと仲よくなって良い舞台にしたい。」

グラビアアイドルのさいとう雅子(斉藤雅子から改名)は「再演のオルタナティブには生徒会長役で出演しましたが、台本も違った印象なので、以前に観た方も違った目線で観て欲しい。」

ちーちゃんの愛称で親しまれてきた持田千比妃来さんは、一年ぶりのアリスインプロジェクトの出演で、少し大人っぽくなって帰ってきた。「名前を本名にして新鮮な気持ちで望みます。学校でも芝居の勉強をしているので、ちょっとレベルアップした私を見て欲しい。今回は演技経験がある人が多いので、たくさん刺激をもらっています。」

アリスインプロジェクトに最多出演の花梨さんは、意外にもアリスインデッドリースクールには初出演。「カエルのヌイグルミを持ってゲロゲローって言っているところが見どころです。(アイドルユニットの)アリスインアリスのCDはデッドリースクールの曲なので、とても楽しみです。」と話した。

さらに花梨さんは「アリスインアリスでTOKYO IDOL FESTIVAL に出演します。秋山ゆずきちゃんの卒業ライブなので、絶対来てねー! \絶対に行くー!/ 何回来るー? \100万回!/ (TIFの出演は2回しかありません。)」と元気にアピールした。

舞台「アリスインデッドリースクール ビヨンド」は8月12日より23日まで池袋・シアターKASSAIで公演。

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