ここに名古屋の希望があった。SKE48
江籠裕奈「みんなの妹」が覚醒する!
——名古屋の大天使・江籠さんが今回は水着も含めて初の本格グラビアです! 高校生になって初のグラビアとなりますが、撮影の感想は……?
江籠 楽しかったです! 海のロケとか、寒かったけど嬉しかった。撮影は元々大好きなんです。
——そう言ってもらえると本誌も本望です(笑)。さて、江籠さんといえばSKE48加入時は11歳。以来、「みんなの妹」だったじゃないですか。
江籠 「だった。」……過去形(笑)。
——失礼しました(笑)。いや、妹キャラはご本人的にはどう捉えていたのかなと……。
江籠 私が入った当初は、2000年生まれっていうメンバーがいなくて。それを絶対にキャッチフレーズに使った方がいいと思っていました。でも、私、家では長女なんですよ。お姉さんたちが上にいるっていうのは新鮮でしたね。当時は小学校6年生だったから、あんまり悩んだりもしなかったし。
——今は悩みも色々と出てきたっていうことですか?
江籠 思っていることはたくさんあるんですけど、それを口に出すことは難しいし、私はブログとかでそれを書くのも違うなと思っていて。だから何も考えていないように見られがちなんですが、最近、ファンの方からも「思っていることは言った方がいい」ってよく言われるんです。最近は、ちゃんと書いています、思ったことを。
――前シングル『12月のカンガルー』では、残念ながら選抜から漏れました。この曲では同期の宮前杏実さんがセンターに抜擢されました。
江籠 そうですね。同期の活躍はすごく嬉しい反面、やっぱり悔しい部分もあって。特に『12月のカンガルー』は、メンバー皆が揃っている中で選抜発表がされたので。
――同期に対してはライバル意識もある?
江籠 ライバルっていうのとはちょっと違っていて。私の勝手な考えなんですけど、ライバルは、似ている者同士が、ある1つのことに向かって頑張っている姿なんですけど、5期生は全員が性格も全然違っていて、やっぱり仲間。4月で5人になってしまうし、今はチームもバラバラですけど、影で支え合うような……。人数が少なくなって、改めて絆みたいなものを感じます。
——前作では悔し涙を見せましたが、最新シングル『コケティッシュ渋滞中』では待望の初選抜に!
江籠 握手会で発表があって、その時のファンの方の声援もすごく嬉しかったんですけど、まだ実感がわかなくて。(選抜メンバー限定の)アメブロが始まった時が一番実感したかもしれません。ちょうどその時に(大矢)真那さんと一緒だったんですけど、記事が上がったのを見た時は、涙が出そうになりました。――江籠さんにはこの1年ほど、エンタメでも何度かインタビューをさせてもらっていますが、気持ちにずいぶんと変化が出てきたように感じます。
江籠 今回の選抜発表の前後に色々と考えたり、悩んだり、あと、SKE48のドキュメンタリー映画(Documentary of SKE48 アイドルの涙)を見て思うこともあって。今、チームKIIでは『ラムネの飲み方』公演をやっていますけど、ちゅり(高柳明音)さんが秋元先生にお願いしたところから、実際に公演が始まるまでの様子を見たのも初めてで……。もちろん本で読んだりしてはいましたけれど、それまで、当時を知らない私では、どうしてもラムネ公演に対して(当時を知る)先輩たちと、同じ気持ちを持てなかった部分があったと思うんです。初めてきちんと映像で実際に見て、学んだというか、本当に刺激になりました。
――チームKIIは古川愛李さんが卒業され、新リーダーに大場美奈さんが就任。江籠さんとはどんな関係?
江籠 普通にお話しますよ。みなるんさんは私の〝輪郭推し〟なんですよ。以前は「口元が好き」って行ってくれていたんですけど、推してくれる範囲が最近、口元から輪郭に広がりました(笑)。
――SKE48にも7期生が入ってきます。昔の江籠さんみたいな子たちがたくさん来るわけですが……。
江籠 ホントですよ!(笑) 私、この前のイベントのライブで7期生とMCをやったんですけど、その時に「若いよ」って言ったのがネットニュースになっちゃって。
――やっぱり元・最年少としても若さを感じるわけですか。
江籠 みんなちびっ子ですよ! 真那さんが興奮してました。「子供がたくさんいる~!」って(笑)。
――大丈夫ですかね? 大矢さんといえば、江籠さんLOVEとして有名ですが。
江籠 私、普通に真那さんとは仲良しなんです。だから7期生の子たちに行かれてしまうというのは、浮気じゃないですけど、やっぱり悲しいというか、寂しかったもします(笑)。
――江籠さんも、もうお姉さんになりつつあるということで……。やっぱり「年取ったな~」とか感じるわけですか?
江籠 そういっても、私、最近15歳になったばかりですよ(笑)! でも、7期生の子たちは若さにあふれてました。フレッシュでした……。
——なるほど(笑)。さて、そんな江籠さんの中で、最近急に存在が大きくなっている先輩がいるとか。
江籠 はい、ちゅりさんです。ちゅりさんってすごいんですよ。公演中でも周りを完璧に見ていて。この前、公演で一緒だった時、私は(高柳の)シンメの(古畑)奈和ちゃんのポジションをやっていたんですが、「成長したね」って言われて嬉しくて。私がSKE48に入って、初めて真剣に悩みを相談した人です。つい最近のことなんですけど。——それまで4年間、悩み相談をしたことなかったのもすごい話ですが。
江籠 人にそういう話をするのがあまり好きじゃなくて、下手したら親にも言えないです。でも、公演前の悩んでいた時に声をかけてくれて。なぜかわからないけれど、ちゅりさんには言おうと思って。……ここまで私がちゅりさんへの愛を語っておいて一方的だとは思うんですけど、この間「最近、仲良しだよね」って言ってくれて嬉しかったです。
——これ、ちょっとガチな匂いがしてきましたが……。高柳さんは江籠さんの気持ちに気づいてないんじゃ?
江籠 本人には言えないです! なんか、最近ちゅりさんが好きすぎて……。
——意識しちゃってるわけですね。
江籠 なんかもう……はい(小声)。
——大矢さんが嫉妬しますよ!
江籠 真那さんは……違うんです。相談もするし、ファンの方が思っている以上に仲良しなんですよ。……ちょっと距離近いなって思うことはありますけど(笑)。真那さんとは仲良しなんですけど、ちゅりさんは本当に人として尊敬しているんです!
——しかし、江籠さんのここまでの「ちゅり愛」はスクープですよ(笑)。
江籠 こんな表だって言ったの初めてです。スクープになっちゃう……。――SKE48の未来の1つの可能性として、センター候補・江籠さんへの期待も急速に強まっています。意識はしますか?
江籠 3月で中西(優香)さんとか、(佐藤)実絵子さんとか、(古川)愛李さんとか、初期のSKE48を作り上げてくださった先輩が卒業して、4月から新しいスタートのような形になったと思いますけれど、私はこれからのSKE48を作っていけるような存在になりたいと思っています。先輩たちから学んだことを、次の世代の子たちに自分が伝えていかなきゃいけないし、新しいSKE48の魅力をもっと出していきたいです。でも、私自身、全然安心していられる立場じゃないので、危機感は常に持っています。
――選抜入りは遅すぎたという声もありますが、反面、悔しい思いをしてきたことが、このタイミングで力になっている印象があります。
江籠 私、お披露目の時の立ち位置が一番後ろの一番端っこだったんです。今も選抜では後ろの方ですけれど、私はここからどんどん前に行くために頑張らないと。そういう意味でも『コケティッシュ渋滞中』にはいろんな想いが詰まっていますね。
――物語がここから始まる! というわけですね。最後になりますが、今年もまた、AKB48選抜総選挙の時期がやってきました。
江籠 立候補開始の日が、ちょうど私の生誕祭だったんです。その日は他のお仕事があったから劇場に少し遅れて入ったので、急いでリハーサルして、立候補用紙を持っていきました。そうしたら、ファンの方がもうたくさん並んでいて……。ファンの方、しかも自分の生誕祭の日にいらっしゃった皆さんが見守る中での公開提出……恥ずかしかったです(笑)。総選挙は、正直なところ、去年までは参加していることで満足していた部分はありました。でも、今年に賭ける想いは強いです。そういう気持ちも込めて、受付初日に立候補しました。ファンの方と一緒に頑張りたいです!
(インタビュー・文/時巻おにぎり 撮影/細居幸次郎)
江籠 楽しかったです! 海のロケとか、寒かったけど嬉しかった。撮影は元々大好きなんです。
——そう言ってもらえると本誌も本望です(笑)。さて、江籠さんといえばSKE48加入時は11歳。以来、「みんなの妹」だったじゃないですか。
江籠 「だった。」……過去形(笑)。
——失礼しました(笑)。いや、妹キャラはご本人的にはどう捉えていたのかなと……。
江籠 私が入った当初は、2000年生まれっていうメンバーがいなくて。それを絶対にキャッチフレーズに使った方がいいと思っていました。でも、私、家では長女なんですよ。お姉さんたちが上にいるっていうのは新鮮でしたね。当時は小学校6年生だったから、あんまり悩んだりもしなかったし。
——今は悩みも色々と出てきたっていうことですか?
江籠 思っていることはたくさんあるんですけど、それを口に出すことは難しいし、私はブログとかでそれを書くのも違うなと思っていて。だから何も考えていないように見られがちなんですが、最近、ファンの方からも「思っていることは言った方がいい」ってよく言われるんです。最近は、ちゃんと書いています、思ったことを。
――前シングル『12月のカンガルー』では、残念ながら選抜から漏れました。この曲では同期の宮前杏実さんがセンターに抜擢されました。
江籠 そうですね。同期の活躍はすごく嬉しい反面、やっぱり悔しい部分もあって。特に『12月のカンガルー』は、メンバー皆が揃っている中で選抜発表がされたので。
――同期に対してはライバル意識もある?
江籠 ライバルっていうのとはちょっと違っていて。私の勝手な考えなんですけど、ライバルは、似ている者同士が、ある1つのことに向かって頑張っている姿なんですけど、5期生は全員が性格も全然違っていて、やっぱり仲間。4月で5人になってしまうし、今はチームもバラバラですけど、影で支え合うような……。人数が少なくなって、改めて絆みたいなものを感じます。
——前作では悔し涙を見せましたが、最新シングル『コケティッシュ渋滞中』では待望の初選抜に!
江籠 握手会で発表があって、その時のファンの方の声援もすごく嬉しかったんですけど、まだ実感がわかなくて。(選抜メンバー限定の)アメブロが始まった時が一番実感したかもしれません。ちょうどその時に(大矢)真那さんと一緒だったんですけど、記事が上がったのを見た時は、涙が出そうになりました。――江籠さんにはこの1年ほど、エンタメでも何度かインタビューをさせてもらっていますが、気持ちにずいぶんと変化が出てきたように感じます。
江籠 今回の選抜発表の前後に色々と考えたり、悩んだり、あと、SKE48のドキュメンタリー映画(Documentary of SKE48 アイドルの涙)を見て思うこともあって。今、チームKIIでは『ラムネの飲み方』公演をやっていますけど、ちゅり(高柳明音)さんが秋元先生にお願いしたところから、実際に公演が始まるまでの様子を見たのも初めてで……。もちろん本で読んだりしてはいましたけれど、それまで、当時を知らない私では、どうしてもラムネ公演に対して(当時を知る)先輩たちと、同じ気持ちを持てなかった部分があったと思うんです。初めてきちんと映像で実際に見て、学んだというか、本当に刺激になりました。
――チームKIIは古川愛李さんが卒業され、新リーダーに大場美奈さんが就任。江籠さんとはどんな関係?
江籠 普通にお話しますよ。みなるんさんは私の〝輪郭推し〟なんですよ。以前は「口元が好き」って行ってくれていたんですけど、推してくれる範囲が最近、口元から輪郭に広がりました(笑)。
――SKE48にも7期生が入ってきます。昔の江籠さんみたいな子たちがたくさん来るわけですが……。
江籠 ホントですよ!(笑) 私、この前のイベントのライブで7期生とMCをやったんですけど、その時に「若いよ」って言ったのがネットニュースになっちゃって。
――やっぱり元・最年少としても若さを感じるわけですか。
江籠 みんなちびっ子ですよ! 真那さんが興奮してました。「子供がたくさんいる~!」って(笑)。
――大丈夫ですかね? 大矢さんといえば、江籠さんLOVEとして有名ですが。
江籠 私、普通に真那さんとは仲良しなんです。だから7期生の子たちに行かれてしまうというのは、浮気じゃないですけど、やっぱり悲しいというか、寂しかったもします(笑)。
――江籠さんも、もうお姉さんになりつつあるということで……。やっぱり「年取ったな~」とか感じるわけですか?
江籠 そういっても、私、最近15歳になったばかりですよ(笑)! でも、7期生の子たちは若さにあふれてました。フレッシュでした……。
——なるほど(笑)。さて、そんな江籠さんの中で、最近急に存在が大きくなっている先輩がいるとか。
江籠 はい、ちゅりさんです。ちゅりさんってすごいんですよ。公演中でも周りを完璧に見ていて。この前、公演で一緒だった時、私は(高柳の)シンメの(古畑)奈和ちゃんのポジションをやっていたんですが、「成長したね」って言われて嬉しくて。私がSKE48に入って、初めて真剣に悩みを相談した人です。つい最近のことなんですけど。——それまで4年間、悩み相談をしたことなかったのもすごい話ですが。
江籠 人にそういう話をするのがあまり好きじゃなくて、下手したら親にも言えないです。でも、公演前の悩んでいた時に声をかけてくれて。なぜかわからないけれど、ちゅりさんには言おうと思って。……ここまで私がちゅりさんへの愛を語っておいて一方的だとは思うんですけど、この間「最近、仲良しだよね」って言ってくれて嬉しかったです。
——これ、ちょっとガチな匂いがしてきましたが……。高柳さんは江籠さんの気持ちに気づいてないんじゃ?
江籠 本人には言えないです! なんか、最近ちゅりさんが好きすぎて……。
——意識しちゃってるわけですね。
江籠 なんかもう……はい(小声)。
——大矢さんが嫉妬しますよ!
江籠 真那さんは……違うんです。相談もするし、ファンの方が思っている以上に仲良しなんですよ。……ちょっと距離近いなって思うことはありますけど(笑)。真那さんとは仲良しなんですけど、ちゅりさんは本当に人として尊敬しているんです!
——しかし、江籠さんのここまでの「ちゅり愛」はスクープですよ(笑)。
江籠 こんな表だって言ったの初めてです。スクープになっちゃう……。――SKE48の未来の1つの可能性として、センター候補・江籠さんへの期待も急速に強まっています。意識はしますか?
江籠 3月で中西(優香)さんとか、(佐藤)実絵子さんとか、(古川)愛李さんとか、初期のSKE48を作り上げてくださった先輩が卒業して、4月から新しいスタートのような形になったと思いますけれど、私はこれからのSKE48を作っていけるような存在になりたいと思っています。先輩たちから学んだことを、次の世代の子たちに自分が伝えていかなきゃいけないし、新しいSKE48の魅力をもっと出していきたいです。でも、私自身、全然安心していられる立場じゃないので、危機感は常に持っています。
――選抜入りは遅すぎたという声もありますが、反面、悔しい思いをしてきたことが、このタイミングで力になっている印象があります。
江籠 私、お披露目の時の立ち位置が一番後ろの一番端っこだったんです。今も選抜では後ろの方ですけれど、私はここからどんどん前に行くために頑張らないと。そういう意味でも『コケティッシュ渋滞中』にはいろんな想いが詰まっていますね。
――物語がここから始まる! というわけですね。最後になりますが、今年もまた、AKB48選抜総選挙の時期がやってきました。
江籠 立候補開始の日が、ちょうど私の生誕祭だったんです。その日は他のお仕事があったから劇場に少し遅れて入ったので、急いでリハーサルして、立候補用紙を持っていきました。そうしたら、ファンの方がもうたくさん並んでいて……。ファンの方、しかも自分の生誕祭の日にいらっしゃった皆さんが見守る中での公開提出……恥ずかしかったです(笑)。総選挙は、正直なところ、去年までは参加していることで満足していた部分はありました。でも、今年に賭ける想いは強いです。そういう気持ちも込めて、受付初日に立候補しました。ファンの方と一緒に頑張りたいです!
(インタビュー・文/時巻おにぎり 撮影/細居幸次郎)
関連ニュース
エンタメNEXT