21g、【21g】1stアルバム『GENORATI
ON』が完成。世代を超えて伝わる想い
の数々に、興奮と感嘆!!

彼の想いに賛同したベースのNATCHIN(SIAM SHADE)を中心に誕生した21g。
彼らの1stアルバム『GENORATION』が完成。世代を超えて伝わる想いの数々に、興奮と感嘆!!
エメラルドグリーンのマスクを被ったヴォーカルGeno。彼の想いに賛同したベースのNATCHIN(SIAM SHADE)を中心に、紅一点ギターのmi-ya(a DROP OF JOKER)、ドラムのAct.と若手ミュージシャンを加え、昨年10月に活動の狼煙を上げた"21g"。

彼らは、3月21日に1stアルバム『GENORATION』を(ライブ会場&オンライン販売
のみで)発売。現在は、同作品を手にした都内4ヶ所をまわるショートツアー「1st ALBUM発売記念 21g LIVE「Genoration」Chapter 3」を実施中。残すは、4月24日(金)渋谷WWWでのワンマンのみ。

今は、限定された形での販売。とはいえ、そこには数多くの人たちが触れてこそ一層輝きを増す曲たちが詰め込まれていれば、「21gとはどんなバンドか?!」を知るうえでの答えが中には描き出されている。メンバー自身も、「現時点での21gの等身大でありつつも、そこで出しきれる力をすべて出し切った集大成作品になった」(Geno)と語るように、4人が何故、21gという姿を通し想いを放とうとしたのかを、ぜひ、アルバム『GENORATION』に触れながら感じていただきたい。

「今の4人で出来る最大限の姿を詰め込んだのが、1stアルバムの『GENORATION』。その作品を手にしたライブツアーを通し、今は、応援してくれる人たちと一緒に楽曲も、バンドも成長している段階。その集大成的な姿を、まずは4月24日(金)渋谷WWWを舞台に見せようと思ってる。5月からは、イベントツアーへ何本か参加させていただき、地方へ行くことも決まっています。そちらも、今から非常に楽しみにしています。夏にはイベントも考えているように、この先も楽しみにしていてください」(NATCHIN)



以下に、メンバーのコメント入りで楽曲解説を記しておく。少しでも参考になったら幸いだ。


もの悲しいアコギの音色からの幕開け。一転、楽曲は荒々しい牙を剥き出しに感情高ぶった演奏を叩きつけてゆく。一人の人間の頭の中へ、天使と悪魔の囁く言葉が、左右に振り分けた声を通し耳に響くのも印象的。誰もが、天使/悪魔二つの素顔を仮面(表情)の中へ隠し持っていることを歌にしたのが、『MASK』だ。
「天使と悪魔、その両方が一人の人間の頭の中で主張しあったら面白そうと思って作り上げた楽曲です。人って、絶対に心に仮面を被ってるものなんですよ。女性の化粧や男性の上げ底だって、本当の自分を隠した姿。とくに女性の化粧は当たり前にしていることだけど、それだって、俺が仮面をかぶってるのと同じこと。「自分に嘘をついててもしょうがない。誰もが心に仮面を被ってることを認めたうえで生きていこう」というメッセージを突きつけたかったんです」(Geno)

とても開放的な表情を持った『エメラルドグリーン』は、先にシングルとしても発売。ライブでも熱狂描き出してゆく、今の21gの代表曲の一つ。美しい輝きを放つエメラルドグリーンという色には、毒という裏の意味も隠されている。晴れ渡る演奏の裏に隠された毒まで捉え、楽しんでいただけたら幸いだ。
「エメラルドグリーンは、もの凄く輝きのある人工で作られた綺麗な色なんですけど。裏には、「毒」という意味も持っています。そこも踏まえて、楽曲に込めた意味を探ってもらえたらなと思ってる」(Geno)

ライブでは、Genoの床を踏みならす仕種とAct.の「ドンドン」鳴らすキックの音に合わせ、会場中の人が地団駄踏んでゆく『JIDANDA』。人が地団駄踏むときのいらついた感情をシニカルに表現した歌詞もユニーク。熱く駆け上がってゆく演奏も刺激的だ。
「人が地団駄を踏むときって、いらつきながらも我慢している時じゃないですか。その想いへ肉付けした楽曲。きっと、共感覚える人も多いんじゃないかな??」(Geno)
「演奏に合わせて地団駄踏む音が増えれば増えるほど、その会場に地響きが轟くんじゃないか?!。まさに、ライブでみんなと一緒にドンドン床を鳴らしたいがために作った曲です」(NATCHIN)

猫好きなGenoの愛情がたっぷりと出たのが、『ねこのうた♪』。自由気ままな猫の姿へ、人の愚かな感情を対比させる形で歌詞を投影。ライブでは、観客たちが猫耳と猫の手袋を付け、両手をくるくるまわす猫の仕種をしながら楽しんでいる。ライブへ参加する際は、ぜひ猫グッズの用意を。
「「僕は、こんなにも猫が好き」という歌(笑)。『ねこのうた♪』という可愛い表記の裏に、人の深い心模様を突きつけています」(Geno)
「ライブでこの曲が始まると、お客さんたちが猫耳や猫の手袋をしては、Genoさんの歌に合わせ♪トゥルトゥル〜♪と歌っています」(mi-ya)

ライブでは、観客たちの口ずさむ♪ツッツチーツッツチー♪の合唱が場内に響き渡る様も印象的。哀切なピアノの音色に乗せ、今にも壊れそうな感情でGenoが歌いあげてゆくミドルバラード作の『つき』。長きに渡りいろんな人たちの人生を、優しい光を照らしながら見続けてきた月。あなたは月に、どんな祈りを捧げ、どんな想いを月から授かるだろうか??
「『つき』は、「大会場で、大勢のお客さんたちが♪ツッツチーツッツチー♪と唄ったらどんな光景が広がるんだろう??」という発想から生まれた曲。歌詞には、果てし無く長い歴史の中で見れば、俺らの人生なんか、ほんの一瞬にしか過ぎないもの。たとえ一瞬にも満たない人の人生であっても、月はすべて見届けてるんだよということを記しています。昔も今も、月は神聖なもの。そこには、不思議なパワーが宿ってるんだろうなぁと思います」(Geno)
「今はまだ小さな会場で♪ツッツチーツッツチー♪の合唱を味わっている状態だけど。むしろ、身近な会場だからこその息づかいが、すごくリアルに聞こえてくるんです。息継ぎしてゆく声にさえ、僕らは味を感じていますからね」(Act.)

ラブソングを書くことのないGenoが記した、少女の淡い恋心を描いたのがバラードナンバーの『初恋』。胸に苦しい想いを抱きながらも、愛する気持ちを素直に認められない。そんな痛苦しい心模様が「初恋」の香りなのかも知れない。この歌に触れていると、つい涙腺も緩んでしまう。
「私、それまで恋愛物の歌なんて「さむっ!!」と思っていたんだけど。『初恋』を聞いたときには、歌詞も含め「すごくいいなぁ」と思って。この歌詞のようなロマンチックな経験はないけど、なんか想像出来るんですよね」(mi-ya)
「「好き」って想いを言えない女の子の歌なんですけど。「好き」と言えない以前に、「私、本当に好きなのかなぁ」「いや、そんなこと私に限ってないよ」という少女の惑う恋心を歌にしたかったんです」(Geno)       

同じくピアノを軸に据えた楽曲ながら、重厚な演奏も重ね合わせたよう、哀切さを持って疾走してゆくのが『たとえ話』。世界中の人たちを敵にまわしてさえも君を求めてゆく。その真摯な情熱こそ、Genoらしい愛情表現?!
「初めてデモ音源を聞いたときから、もの凄く気に入ってた曲でした。どの曲にも言えるとはいえ、とくに『たとえ話』は、「このメロディーとこの歌詞だからこそ」という必要性が如実に現れた楽曲。アルバムの流れ的にも、『初恋』『たとえ話』とピアノ曲が続きながら、その中にも曲の変化の色が見えるように、そこも気に入っているところです」(Act.)

5拍子ながらも、不思議と心地好く演奏に身を預けていけるのが『チョコレート三丁目』。中には、野太い男たちが絶叫してゆくコーラス??も収録。人が心に持つ強い欲望を、Give me chocolateと皮肉めいて表現してゆく。そこがGenoらしさ?!
「これは、無性にチョコが食べたくなった心理を深く洞察した歌。こういう衝動って、人の感情が持つミステリアスな部分。その想いを肉付けしていく中、「チョコレート三丁目」という誰も使わないような字面が浮かび、さらに5拍子の楽曲にしたときに、この曲の存在意義が見えましたね。『チョコレート三丁目』には狂気な感情も記してあることから、コーラスにはデカくてゴツい野郎ばかりを10人ほど集め、ごっついコーラスも入れました。あのごつさも聞き応えありますよ!!」(Geno)
「5拍子なのにすごくノリやすいライブナンバーに仕上がったなと思ってる。途中で4拍子に切り換わるんだけど、聞いてても「今、切り替わった」と気づくことなくスーッとノリを持って聞けてしまう。それこそがGenoマジックなんだなと思います」(Act.)

先に、シングルとしても発売。つねに衝動へ突き動かされるがままに駆け続けたい。自分たちの心に渦巻く衝動を、ギラついた激しい演奏を通し突きつけた『天照賛歌』。ライブでも、凄まじい一体感を作りあげてゆく熱狂導き出す楽曲だ。
「ライブで『天照賛歌』が流れると、「待ってました!!」とばかりに盛り上がってくれる、まさに21gの代表曲の一つです」(mi-ya)
「『天照賛歌』の歌詞を聞くたびに、デビュー前だった22歳の頃の自分の感情を思い返すんです。まわりの友達が働き始めていく中、俺は「何時まで音楽をやってていいんだろうか??」「あと、どんだけ夢を見れんのかな??」と、この歌の心境のようだった。それから20年経った今、今度は「あと何年ベースを弾けるんだろう」と思ったりもするんだけど。この曲を通すことで、 20歳の頃の自分に戻れるんですね。それくらいグッとくる楽曲なんです」(NATCHIN)

軽快に疾走してゆくロックンロールナンバーの『Mr.アドレナリン』は、身体中のアドレナリンを放出しながら、ライブで一体感を描くために作りあげた楽曲。観客たちも、タオルを振りまわしながら大騒ぎしている、まさに興奮描くに不可欠なライブチューン。
「『Mr.アドレナリン』は、ライブでお客さんがタオルを振りまわし大騒ぎしてくれたら?!というところから発展した正統派なロックナンバーです」(NATCHIN)
「この曲が始まったとたん、お客さんたちがタオルを振りまわし出すからね」(mi-ya)

21gの姿勢を示したのが、感情剥き出しに躍動疾走してゆく『21Genoration』。アダムとイブが禁断の林檎を齧ったことで感情という愚かさを身につけたと言うが、喜怒哀楽の感情があるからこそ人間らしくいれる。Genoは「早く禁断の実を、21gという禁断の林檎を早く齧りなよ」と、この歌に想いを込めてきた。まさに、バンドの指針を示した楽曲だ。
「音楽的にも、歌詞の面でも、Genoが出す「毒」な部分が詰まった歌として完成」(NATCHIN)
「アダムとイブの話を通して僕らは、二人が禁断の林檎を食べてしまったがために、人は罪を犯すようになったと習ったじゃないですか。思うんですけど。そのおかげで"人間らしさ"が生まれたのなら、その林檎は食うべきでしょ。それがあるからこそ、悲しさも嬉しさも楽しさも知れる。それが何もなかったらと想像したら「さっさと食えよ!!」「さっさと21gの禁断の実を食べてみようよ」、そういうことを言いたかったんです」(Geno)

TEXT:長澤智典
◆21g OFFICIAL WEBSITE
http://www.21g-jpn.com/

◆『GENERATION』購入先
★LIVE情報
「1st ALBUM発売記念 21g LIVE「Genoration」Chapter 3」
2015年4月24日[金] 渋谷WWW
[OPEN/START] 18:30/19:00 
INFO.渋谷WWW 03-5458-7685
ローソンチケット【Lコード:77221】※電話予約なし
チケットぴあ【Pコード:253-151】電話予約:0570-02-9999
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