7月1日に「うるう秒」挿入で様々なシ
ステムが狂う!?
地球の自転・公転に基づいた天文時と、原子時計とのズレを調整する「うるう秒」。今年7月1日は1秒長くなり、午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入される。1月頃にはさかんに報道されたが、3月近くなるとほぼほぼ落ち着いてしまったようだ。まだ知らないという人もいると思うので、注意喚起をしておこう。
これで危惧されるのは、時間同期をとっている一部のWebサイトやサーバ。2012年にあった前回には、世界のWebサイトで「バグ」が起こり、データベースやJava関連のハングアップ、Linuxカーネルの一部でのトラブルがあったそうだ。海外でもSNSのいくつかが被害を受けたが、日本でもmixiが4時間のシステム障害と実害を受けている。
今回、概ね対策は出来ているものと考えたいが、予想もしない所でトラブルが起こるかもしれない。その時間帯に特にシステムや、サーバが全て正常に稼働しているとは限らないので、影響を慎重に見極めよう。金融取引なども、該当時間帯前後を避けるなどしたほうがいいかもしれない。
ちなみに、個人にはほとんど影響がないとみられる。うるう秒のあとに時計を調整したほうがいいくらいだろうか。個人で体感したい人は、電話の時報サービス「117」でもうるう秒の調整を毎回実施しているので、その時間の前に電話をかけてみるといいだろう。
(文・編集部I)写真:ognoc/ 123RF
これで危惧されるのは、時間同期をとっている一部のWebサイトやサーバ。2012年にあった前回には、世界のWebサイトで「バグ」が起こり、データベースやJava関連のハングアップ、Linuxカーネルの一部でのトラブルがあったそうだ。海外でもSNSのいくつかが被害を受けたが、日本でもmixiが4時間のシステム障害と実害を受けている。
今回、概ね対策は出来ているものと考えたいが、予想もしない所でトラブルが起こるかもしれない。その時間帯に特にシステムや、サーバが全て正常に稼働しているとは限らないので、影響を慎重に見極めよう。金融取引なども、該当時間帯前後を避けるなどしたほうがいいかもしれない。
ちなみに、個人にはほとんど影響がないとみられる。うるう秒のあとに時計を調整したほうがいいくらいだろうか。個人で体感したい人は、電話の時報サービス「117」でもうるう秒の調整を毎回実施しているので、その時間の前に電話をかけてみるといいだろう。
(文・編集部I)写真:ognoc/ 123RF
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