主演した堺雅人(41)との調整がつかず、続編製作がなかなか進まなかったが、先に一般女性との結婚を発表したばかりの西島秀俊(43)を主演に切り替え、続編の制作が始まるという…。その舞台裏は?
「TBSが堺を切る決断をしたのは堺の不誠実な態度にあります」というのは裏事情を知るテレビ制作会社のディレクター。
どういうこと?
「実は堺のスケジュールが、向こう2年間空いてなかったんです。三谷幸喜氏(53)が脚本を手掛ける2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』の主演が決まり、他は映画や舞台で埋まってしまった…」
堺もあれだけの人気ドラマになったTBSに恩義を感じてもよさそうなものだけど…。
「堺にすれば、役者として半沢のカラーが着き過ぎるのを嫌ったとも言えますね」
で、西島は堺の代わりになれる?
「彼はTBSがポスト半沢として制作した大作『MOZU』や『ダブルフェイス』などに出演し、その演技力には定評があります」
それだけが西島に決まった理由?
「まずは知名度に比べてギャラが安いこと。ベテランの佐藤浩市(54)や阿部寛(50)が第1候補に挙がりましたが、それだと制作費がドンと跳ね上がってしまう。一方、西島ならギャラは彼らの半額以下で演技力は同等です」
しかも二枚目だから、女性視聴者も期待できる?
「何もかもお買い得な俳優で、TBS幹部たちは『2代目半沢は西島しかいない』と結論づけたようです。彼は結婚したばかりでいろいろお金もかかるようで、相当やる気を見せているそうです」
気になる共演者は?
「香川照之(49)、石丸幹二(49)、片岡愛之助(42)は決定しました。この3人が敵役として存在しないと、話が面白くないでしょう」
じゃあ、上戸彩(29)も確実に出る?
「残念ながら、ドラマ『昼顔』(フジテレビ系)の映画化撮りと重なり、スケジュール調整が付かなかったんです。未定ですが、綾瀬はるか(29)が上戸の代役をやれば堺の抜けた穴をカバーできるかもしれません」
ただ、1月には西島と香川のW主演でTBSの日曜夜ドラマ「流星ワゴン」が始まる。同じキャスティングで半沢の続編をやるとしたら、視聴者がついてくるだろうか…。
「そのあたりは流動的ですね。『流星ワゴン』で数字を取れれば、再びこのコンビへの注目が高まり、逆に堺なしの半沢をやりやすくなるかもしれません。来年後半以降に期待しましょう」(先のディレクター)
いずれにせよ、続編が見られるならファンとしては楽しみは広がりそうだ。

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