Skoop On Somebody『Nice’n Slow J
am -beyond-』、過去を超えて今を生
きる3人が22年振りの続編とも言うべ
き新譜への想いを語る

デビュー25周年のお祭りイヤーが過ぎても、Skoop On Somebodyは立ち止まらない。26年目の2023年も精力的にリリースとツアーを重ねた、その成果がニューアルバム『Nice’ n Slow Jam -beyond-』だ。2001年のアルバム『Nice’ n Slow Jam』の続編のようなタイトルを持ち、あの時と同じようにR&B、ソウル、ファンク、ゴスペルなどS.O.S.の個性の一番濃いところを詰め込んだ作風は、まさに「beyond=超える」という表現がふさわしい。2年前にREJOIN(再加入)したKO-HEYによる過去曲のリアレンジ、代表曲「sha la la」の「THE FIRST TAKEバージョンなど、過去を超えて今を生きる3人の姿を鮮やかに記録した全10曲。じっくりと耳を傾けてほしい。
――早いもので、2023年もそろそろ終わりです。あと一か月ですか。
KO-HEY:あっという間でしたね。
――去年がデビュー25周年で、今年はどうなるのかと思ったら、リリースもライブも多かったですし、もともと「26年目はこういう年にしようかな」みたいなプランはあったんですか。
TAKE:去年はぶっちゃけお祭りだったので、「今年は真価を問われるな」ということは、3人ともひしひしと感じていたんですけど、自分の中ではベストを尽くせたんじゃないかなと思っていますし、迷いなく音楽に向き合える環境にいられることの幸せを、ただただ噛みしめる1年でしたね。こんな時代で、こんなおじさん3人が、未だにこうやってリリースやライブができていることに感謝の気持ちがありますし、「もっと頑張れるよな」と思える年でした。
KO-ICHIRO:ライブで全国くまなく回れましたし、そこで得られたパワーを吸収した上で 、ちゃんと音源の方にもエネルギーを込められたかな?と思っているので、バランスのいい、よく頑張った1年だったと思います。まだ終わってないですけど、これ以上ないぐらいやったかなとは思ってます。
KO-HEY:25周年というお祭りが終わって、次はどうする?という時に、毎年恒例としてツアー回らせていただいて、バンドとして外せない、変わらないものもあれば、この間「Discotique Nite 2023」を20年ぶりにやらせていただいて、来年の足がかりになることも示せたので。決まった流れだけではなく、自分たちで企画したものを生み出して育てていける、スタートの年になれたかなというイメージですね。
――リリースについて言えば、シングルを3曲切って、ニューアルバムに繋げるという流れは、最初から見えていましたか。
TAKE:ざっくりと、ですね。春に出して、夏か秋に出して…みたいな感じで進んでいったんですけど、ただ以前と変わったのは、「なんかいい曲できないかな」じゃなくて、「このタイミングでどういったものを誰に届けたいか」というところから始まるフォーカスがあることで。職人として成熟したものを二人からは感じるし、僕自身も、ただかっこいいものを作ろうというよりは、「この音楽が誰にどう作用するのかな」みたいなことに、昔よりも興味が出てきたんですね。
――はい。なるほど。
TAKE:昔は「俺の好きなR&Bはこれだ」みたいな、自己表現の延長線上だったんですけど、今はある程度クールな部分と、でもやっぱり好きなことしかできない部分との、せめぎ合いで曲ができていくので、非常に面白い曲ができてるんじゃないかな?と自負してます。単に狙ったものでもなく、単に好きなものでもなく、世の中との接点を求めながら、「自分たちはこれをやりたいんだ」というところをみんなで考える、それが今年の配信リリースでしたね。その中でアルバムは、やっぱりSkoopらしく好きなことをやりましょうという、そこの枠だけは決まっていましたね。
Skoop On Somebody「きみには弱い」
――アルバムタイトルが『Nice’ n Slow Jam -beyond-』。新曲がありつつ、TAKEさんとKO-ICHIROさんの2人時代の楽曲のリメイクも含むバラエティに富んだ内容で、しかもタイトルが2001年のアルバム『Nice’ n Slow Jam』にも繋がっている。どういう経緯でこうなっていったんですか。
TAKE:3人でツアーを回っていく中で、僕とKO-ICHIROの2人時代に歌っていた曲を、あらためてKO-HEYが入って披露していると、また違うパッションが生まれたりするわけですね。それで、MCで「KO-HEYが入ったバージョンでもう一回レコーディングし直したいね」なんて、冗談半分で言っていたものが形になったという感じです。実は『Nice’ n Slow jam』も、「sha la la」がヒットしたタイミングで、スタッフから「SKOOP時代(1997~99年)にもいっぱいいい曲があるんだから、もう一回世の中に問うてみないか」ということで、SKOOP時代の曲をリメイクして入れているので。
――ああそうか、コンセプトが似ているんですね。
TAKE:コンセプトと、3人の状況が似ているのかもしれない。今は「Skoop On Somebody第3章」と自分たちで呼んでいるんですけど、「もう一回作品にしたいね」という気持ちが似ていたのかもしれないです。
KO-ICHIRO:まず「これをやりたい」というものがはっきりあって、それに対して「こういう曲も欲しいね」とか、自然発生でふくらんでいった部分と、2人時代の曲のリメイクはKO-HEYさんのアレンジによるものなんですけれども、「ラビリンス」と「Every Kiss,Every Lies」を見事に生まれ変わらせてくれたので、新たな命がそこで生まれたなと思います。そういう意味ではとてもバランスよくバラエティに富んだ、でも一本筋が通ったアルバムで、「beyond」と付けたのは、「ここでとどまる気はないぞ」という意思もあります。
TAKE:リメイクに関しては、KO-HEYが「~(サブタイトル)」のところにこだわってくれました。サブタイトルのところに、KO-HEYの思いが入っていると思います。
――「ラビリンス~Mo’ Passion~」と「Every Kiss,Every Lies~Plug&Play~」ですね。
KO-HEY:アレンジって怖いなと思っていて、聴こえ方として、歌も歌詞の内容も、アレンジによってすごく変わるんですよ。
TAKE:変わるね。
KO-HEY:今回やってみて、楽しくて怖くて、責任重大だなとあらためて思いました。でもいい意味で無責任というか、離れている時間が多かったので、一ファンとしてこの曲やこのグループを見れるところがあって、「こんなふうにやればいいのに」というようなことを、今はメンバーとしてできる幸せがすごいんですよ。REJOIN後の最初のライブで「Every Kiss,Every Lies」をやって、今年のツアーで「ラビリンス」をやったんですけど、2人でやってる時はデュオだけど、3人になるとバンドになる感じがあるんですね。今はツアーのバンドメンバーもほぼ固定ですし、バンドサウンドというものを意識しながら、アレンジをさせていただいた次第です。
――「ラビリンス~Mo’ Passion~」が、文字通りバンドのパッションを感じるラテン調のアレンジになっているのも、そういう理由で。
KO-HEY:自然とラテンの方へ寄っていきましたね。川口大輔(作曲)の個性もありますし、歌詞(国広俊樹)もとても濃い内容で。
TAKE:これはもう、歌う官能小説ですね。
KO-HEY:オリジナルは、それを際立たせるアレンジだったんです。本当に隙間の多い、息が止まってしまうような感じ。今回は逆に、流す方向に行こうと思ったんですね。
KO-ICHIRO:オリジナルは隙間だらけで、ウェッティなんですよ。でもライブでやるとウェッティがなくなって、隙間だけが目立って、「こんな隙間あったっけ?」みたいになる。ふわっとできないんですよ。だから、それとは逆のグルーヴにしようというところからスタートしました。
――もう1曲「Every Kiss,Every Lies~Plug&Play~」はどうですか。
KO-HEY:(楽曲を提供した)久保田(利伸)さんが、僕がグループに戻ることを知った時に、「これで日本のミント・コンディション(アメリカのR&Bバンド)になったね」みたいなことを言ってくれて、ならば僕たちも大好きなミント・コンディションのデディケート(捧げる)でやってみるかということで、そういうニュアンスにしました。こういうアレンジをすると、誰も迷わないんですよ。メンバーも、サポートメンバーも、「あー、OK」っていうタイプばっかりだから、すごくスムーズに楽しくできたアレンジです。
――ドラム、最高です。叩く喜びがはじけまくっている。
KO-HEY:ありがとうございます。「Plug&Play」バージョンということで、できる限り人力、人の熱を入れたくて、サブタイトルを付けました。いい意味で泥くさくなればと。
TAKE:パソコン1台で音楽ができる時代に、「ちゃんとプラグ差して演奏せんかい!」みたいな。
KO-HEY:そういうことです(笑)。キラッとしてるよりギラっとした方に行きたい、そして、歌がより色気のあるように聴こえてほしいというのもありました。
Skoop On Somebody「Coming 2 you」
――アルバムの1曲目は、最高にファンキーな「One Life Stand」で幕を開けます。これは誰が中心になって作った曲ですか。
TAKE:僕です。その時はKO-ICHIROもKO-HEYもそれぞれの楽曲作業していて、「TAKEもなんかせえよ」みたいな空気があったので、じゃあ1曲やってみますと。ビートを流しながら言葉とメロディを作っていったんですけど、ファンキーな曲だから、久しぶりにGakushi(Key)にプロデュースを任せてみようかということになって。GakushiはSkoop On Somebodyの大ファンで、たとえば「Still」と言ったら、譜面も見ずに弾けるんですよ。そんなGakushiにプロデュースしてもらって、「やっぱこう来たか」というのと、ここまでゴリゴリのファンクというか、「Skoopってこういうふうに聴こえてたんだな」ということを、あらためてリマインドできた曲になりましたね。
KO-HEY:ファンク魂を注入してくれました。
――王道と言いますか、Pファンクからプリンスに至るファンクのエッセンスをぎゅっと絞り込んだようなアレンジ。めちゃくちゃかっこいいです。
TAKE:それ聞いたら、Gakushiも泣いて喜ぶと思います(笑)。
KO-ICHIRO:彼は思い切りがいいので、短時間ですごく素敵なトラックをパッと作ってくれました、彼がやりたいことと、僕らにやらせたいことがマッチしたと思います。
――TAKEさんがこれを作っている頃、KO-ICHIROさんは何を作っていたんですか。
KO-ICHIRO:(制作期間の)最後の方なので、「終わらないクリスマス」あたりを作ってましたね。
――アルバムのラスト曲ですね。これはどんなふうに?
KO-ICHIRO:毎年のクリスマスライブで、ハンドベルをみんなで演奏するのが恒例化しているんですけど、いつもクリスマスのスタンダードナンバーでやっていたのを、「オリジナルでできたらいいね」というところで、TAKEが先に書いてくれたリリックをもとにして、制作が進んでいきましたね。そもそも今回、ちょうどタイミング的にも、クリスマス寄りのアルバムになるかも?というところもあって、結果的にそうはならなかったけど、最後にこの時期ならではのものを入れさせてもらったという形です。
KO-HEY:この曲で救われるんですよね。ジャケットのイメージとかも、ハードなタッチじゃないですか。でも最後はほっこりと締まっていく。
TAKE:気分的には、ボーナストラックですね。KO-ICHIROのアレンジから、ソウルファンにはたまらない、いろんな曲のオマージュが聴こえてきて、そういうものも含めてボーナストラックかなと。
――この曲は、3人がリードボーカルを分け合っているのも聴きどころです。
KO-ICHIRO:誰がどこを歌うという歌割りは、TAKEが考えてくれました。
TAKE:ファン目線で考えたんですね。最近は「地球ゴージャス」で舞台をやらせてもらったり、「チーム・ハンサム!」というユニットのプロデュースをさせてもらって、歌割りを考えた時に、感じたことがいろいろあったので。「KO-HEYにこういう言葉を歌われたら嬉しいな」とか、「KO-ICHIROにこういうトーンで歌われたらグッとくるな」とか、聴き手目線で想像しながら、楽しみながら考えました。うまくハマりましたね。あと、去年からたくさんライブをやらせてもらって、それぞれの声が太くなっているんですよ。それが説得力になると思ったので、あんまり声を重ねすぎず、リアルに3人の声だけで収録してみました。
KO-HEY:一人が歌う長さは、これまでで一番長い。「こんなに歌うんや」と思って、びっくりしましたけど。
TAKE:KO-ICHIROの歌い出しという曲も、たぶん初めて。
KO-ICHIRO:さすがに初めてなので、リハーサルではいきなり歌い忘れました(笑)。
TAKE:でもクリスマスという特別感を踏まえて、全然ありだと思います。この曲は、応援してくれているファンへ向けてのボーナストラックという意味もあるので、こういう世界が嫌な人は9曲目が終わりだと思ってください(笑)。
KO-HEY:おじさんたちが集まって、はしゃいでるだけ(笑)。
TAKE:それぐらいの、チャーミングな雰囲気になればいいなと思ってました。これが僕たちの、今のリアルということですね。
Skoop On Somebody「sha la la / THE FIRST TAKE」
――「sha la la」についても聞きたいです。これは1年ぐらい前、「THE FIRST TAKE」に出演した際のテイクを収録しているんですよね。
TAKE:そうですね。KO-HEYがREJIONしたタイミングで、THE FIRST TAKEさんから「sha la la」でお願いしますというお話をいただいた時に、やっぱりモンスターコンテンツですから、 気合が入っちゃうじゃないですか。でもあえて我々はいつも通りやろうということで、いつものメンバーを集めて、1本のマイクで 3人のアカペラで始めるところから、いつも通りのパフォーマンスができて、それがたくさんの人に届いて嬉しかったですね。
――いつの時代にも、どんなアレンジでも名曲は名曲という、見本のようなバージョンだと思います。
TAKE:ちょうど、『Nice’ n Slow Jam』にもこの曲は入っているので、そこから22年後の「sha la la」をあらためて楽しんでもらえると思います。
――という、1曲目から10曲目まで、しっぽまであんこが詰まったたい焼きのような素敵なアルバム。KO-HEYさん、ほかに触れておきたい曲があれば、ぜひ。
KO-HEY:先行の配信をやらせていただいた「ステラ」なんですけど、僕らは「終わらないクリスマス」のような楽しい曲や、「ラビリンス」のようなラブソングを歌い続けていたいというか、それだけでいいと思っているんですけど、最近は楽しいニュースよりも、そうじゃないニュースの方が多いような気がしていて。僕個人もそうですけど、そういうものに慣れてきて、「つまんない人になってませんか、僕?」みたいな、そういうものに鈍感にならないと、辛い時代になっているような気がしたんですね。
――それは、よくわかります。
KO-HEY:セーフモードというか、自分を守るためにそうせざるを得ないと思うんですけど、 同時に、大事なことを失ってしまわないように、ちょっと違うタイプのラブソングというか、メッセージを、ここでしっかりとみんなに届けたい気持ちがあって、「これをどうしても出したい」という話をしました。今までと違うタイプのロッカバラードで、KO-ICHIROさんのピアノ、僕のドラム、あとはベースとストリングスだけでオケを作って、とにかくTAKEの歌がドーンと前に出ていってほしいという、そういう思いで作った曲です。
TAKE:KO-HEYに降りてきちゃった曲なんでしょうね。「月に願いを」という曲があって、当時歌録りの前の日にKO-HEYに連れ出されて、新幹線の最終便が出る時間の東京駅に行ったことがあるんですよ。この時間で帰らなあかん恋人同士の顔を見て、「それを見てから歌って」と言われたんですけど、実際に画が浮かぶから、そういう歌が歌えたんですよね。今回の「ステラ」の時も、「この歌詞は、もうちょっとこっちの方がフローすると思うねんけど」と言ったら、「いや、フローじゃないねん、これはこの言葉やねん」みたいな、いい意味でかたくなものがあって、「月に願いを」の時をすごく思い出しました。それだけリアルに、このメッセージがKO-HEYに降ってきたんやなと思ったので、僕はメッセンジャーとして、それをいかに伝えるかに徹することができたし、歌のディレクションもKO-HEYから「もっとこうしてほしい」というものがあったし、それをすごく楽しめているのは、今の3人の年齢感のおかげかなと思います。昔だったら「うるさいな、わからへんわ」とか、あったと思うんですけど、「それだけ思い入れてるんやったら、俺も乗っかるわ」みたいな、3人がいい年の取り方ができているんだなということも、この曲で教えてもらったんですよね。
――素敵なエピソード、そして素敵な曲です。
TAKE:不思議な曲ですね。アルバムの中では、異色といえば異色なんですよ。あとはだいたいSkoopの雛形を、今の3人で演じている感じなんですけど、この曲はいい意味で得体の知れない、モンスターみたいなエネルギーがあって。ちょうどそれが5曲目にあって、このアルバムには必要な曲なんだなというふうに、自分で聴いて思いました。
Skoop On Somebody「ステラ」
――そして、アルバムリリースの翌日から、恒例の「Christmas Live Tour 2023」が始まりました。どんなツアーになりそうですか。
KO-ICHIRO:去年のツアーでは、一般の方に応募していただいて、クワイア(合唱)のメンバーと一緒にやらせてもらったんですけど、あまりにも気持ちよかったものですから、味を占めて、今年もやらせてもらいます。バンドバージョンの5か所(福岡・名古屋・札幌・大阪・東京)では、その方たちと数曲一緒にやれる喜びがあって、3人バージョンの5か所(静岡、宮崎、兵庫、宮城、岡山)は3人で、お客さんと近い距離で生まれるまた別物のライブなので、今から楽しみにしていますね。どんどん育っていくと思いますし、その育ち具合を僕らも楽しみにしているので、来てくださるみなさんも楽しみにしていてください。
KO-HEY:昔からそうなんですけど、「Skoop On Somebodyの季節のイメージは?」と聞くと、「冬」と答えられる方が多くて、この企画(クリスマスライブツアー)は一番似合うというか、僕がいない間も続けてきてくれた企画なので、みなさんに来ていただいて、笑顔で1年を締めくくっていただけるようなものになればいいなというのと。今回は3人バージョンが新たに加わって、バンドの良さと3人の良さと、どっちも見ないとわからない形になりますので、何度も足を運んでいただけたらなという思いで、頑張って楽しみたいと思います。
TAKE:若い頃は「クリスマスライブだからクリスマスの曲を歌って盛り上がろう」ぐらいの感じだったんですけど、今年もこうやってクリスマスライブが迎えられるのは、すごく幸せなことなんだなということがわかるし、その幸せをお客さんに感じてもらうために3人でどうしていくか?という、それだけを考えていますね。アルバムからの新曲も演奏できるので、それも非常に楽しみです。
――そしてまた2024年も、27年目のSkoop On Somebodyの旅は続いていく。
TAKE:来年も、ライブをやりたいですよね。
KO-HEY:来年はKO-ICHIROさんの還暦イヤーという、なかなかのメインイベントもありますので、「乞うご期待」でよろしくお願いします(笑)。
KO-ICHIRO:せっかくだから、何かやらせてもらいましょうかね。
TAKE:でも本当に、先輩たちがすごすぎるんで。ローリング・ストーンズもそうですけど、近しいところでは、鈴木雅之久保田利伸佐藤竹善さんとか、みなさん年々進化していく中で、還暦なんてまだひよっこだよぐらいの、「ここから始まるんだ」ぐらいの感じだよね。
KO-ICHIRO:祝ってる場合じゃないですよ。
TAKE:時代は変わりましたよね。おめでとうじゃなくて、ここからがスタート。
――来年もいろんなことを楽しみに待っています。まずはツアー、頑張ってきてください。
TAKE:はい! ぜひ遊びに来てください。

取材・文=宮本英夫

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着