Bye-Bye-Handの方程式、Atomic Skip
per、Organic Call、Arakezuri、同世
代4バンドのスプリットツアー『BEBO
P!!!!』開幕目前フロントマン座談会
緊急開催

常日頃から交流がある同世代の4バンド、ArakezuriAtomic Skipper、Bye-Bye-Handの方程式Organic Callによるスプリットツアー『BEBOP!!!! 2023』の開催が決定した。11月8日(水)愛知・名古屋 RAD SEVEN、11月14日(火)大阪・LIVE SQUARE 2nd LINE、11月16日(木)福岡・Queblick、12月1日(金)東京・新代田 Fever――各地で熱いライブが繰り広げられる。この企画が実現した経緯、意気込み、見どころなどを各バンドのフロントマン、中野未悠(Vo:Atomic Skipper)、汐田泰輝(Vo,Gt:Bye-Bye-Handの方程式)、ヒラタナオヤ(Vo,Gt:Organic Call)に語り合ってもらった。

(※Arakezuriの白井竣馬[Vo,Gt]は急遽欠席となったため、別途アンケートにてコメントをもらいました。)
――もともと交流があるバンド同士ですよね?
汐田:そうですね。
中野:サーキットのイベントで大体一緒になるバンド同士です。
ヒラタ:絶対いるなあ(笑)。対バンのこともあるし。ここ1、2年とかだよね?
中野:そうかも。Arakezuriとは結構長いけど。
――この記事を読んでいるみなさんに向けて、ご自身のバンドを紹介してください。
汐田:はい。僕からいきますね。Bye-Bye-Handの方程式は大阪のバンドで、ほぼ地元の中学の同級生です。高1くらいからこのバンド名を掲げてやっています。豊中という大阪のローカルな場所から生まれたバンドなので、ホームとなる地元のライブハウスを持ちながら活動している感じがあります。シンプルに“友達とバンドをやってる”っていう意識が強いと思います。それが自分たちならではのところなのかなと、活動を重ねるほどに感じるようになってます。
――公式プロフィールに「“少し変だがクセになる音楽”をテーマとした、さまざまなジャンルの音楽をロックに落とし込んだ楽曲が特色」と書いていますね。
汐田:それはこの8年間で変わってきました。「じゃあ“変”って何?」ってなってきますし。僕の感覚では、初期の方が大人びて奇を衒ったことをしていた気がします。そういう時期を経て、今の方が若返ったのかも。でも、例えば青春パンクみたいな曲をやっても、何か変な感じになっちゃうんですよ。そういうのが未だにあるのかもしれないです。
――Atomic Skipperは、いかがでしょうか?
中野:楽曲の全てをギターの神門弘也が作詞作曲してるバンドです。歌ってる人と作ってる人が違うっていうのが、強みでもあるのかなと思っていて。だからこそ表現を広げられるところがあるのかもしれないです。ライブはお客さんと一緒に作り上げていくのを大事にしています。ダイブ、モッシュ、シンガロングとかを自由にやらせてもらっているので、最短距離でお客さんに気持ち、音楽、想いが届くようなライブになっていると思います。
――『BEBOP!!!! 2023』の出演バンドの中で、ピンボーカルなのはAtomic Skipperだけですね。
中野:はい。楽器を持たない分、動ける幅が広いです(笑)。自分の好きなところで歌って、はしゃぐことができます。“心のど真ん中で歌ってたい”っていう感覚が常にあるんですよね。好きな音楽は大切なものになればなるほど自分に重なってくるところがあると思っているので、そういう部分を大事にしているバンドです。
――Organic Callの紹介もお願いします。
ヒラタ:楽曲は全部僕が作っています。Organic Callは静かな曲も多くて、今回の4バンドの中で雰囲気が違う感じのライブになるのかなと思っています。
――ルーツとなっている音楽は、どの辺りなんでしょうか?
ヒラタ:僕個人では、ASIAN KUNG-FU GENERATIONです。楽曲を作る上で一番影響を受けていると思います。言葉の使い回しもそうですし、Cメロが多かったり、イントロが長かったりするのも、影響を受けた部分ですね。僕らの代表曲の「朝焼けに染まった街へ」のイントロは、1分くらいあったりしますから。
――中野さんのルーツは?
中野:自分がピンボーカルを始めようと思ったきっかけは、SUPER BEAVERです。ライブを観て、“自分もあれやりたい!”ってなったので。メンバーのルーツは、かなりバラバラです。ドラムはゴールデンボンバー。“ドラム叩いてないし……”っていう(笑)。ベースは、マキシマム ザ ホルモン。ギターはグリーン・デイ。こういう4人だからこそ出せる爆発力みたいなものがあるのかなと思ってます。
――汐田さんのルーツは、いかがでしょうか?
汐田:楽曲を作る上では、BUMP OF CHICKENがルーツとして大きいと思います。あと、安全地帯が好きです。常に立ち還る自分のゼロ地点として思い浮かべるのは、その2バンドですね。
――安全地帯がルーツというのは、同世代の中では珍しいのかもしれないです。
汐田:そうですね。いろいろ歌謡曲とかを聴く中で一番自分にピタっとはまったのが安全地帯だったんです。ああいう80年代くらいの大人な世界観が、なんとなくしっくりくるんですよね。自分がどんなコンディションでも聴ける感じがあります。
ヒラタ:Bye-Bye-Handの方程式、なんとなく歌謡曲感があるもんな。
中野:あるね。
ヒラタ:ルーツは、そこだったんだ?
汐田:うん。あの時代のものは他にも聴きます。憧れる感じがあるというか。
――音楽のルーツとかを話し合うことって、あまりないんですか?
汐田:あんまりないですね。
ヒラタ:意味ないことばかり話してます。
中野:そうだね(笑)。“ライブをこうしていきたいよね?”みたいな話はしますけど。
汐田:“これからこういう姿勢で音楽をやっていきたい”みたいな話ですね。個人のことを掘り下げるのは、あんまりしてきていないです。打ち上げでそういうことを話すのが恥ずかしい感じない?
中野:わかる。
ヒラタ:今さら感もあるし。
汐田:うん。そういうのは出会った最初の頃にしないと、どんどん恥ずかしくなるというか。やりづらいテーマなのかもしれないです(笑)。関係性が振り出しに戻る感じもあるというか。そういう話もしてみたい気持ちはあるけど。
Bye-Bye-Handの方程式
■バンドマンはライブ中に何を考えているのか?
――今回みたいな取材の機会にお互いに話してみたいことはあります?
中野:ライブ中、何考えてる?
汐田:まずは中野が何を考えてるのか聞かせてもらえる?(笑)
中野:ライブ前に“言いたいこと”っていうのは、自分の中で固まっていたりするんです。だからそれを取りこぼしたくないと思いつつ、目の前のお客さんの表情とかを見ていると考えがめっちゃ変わったりするから、そういう自分の心情の変化を逃さないようにしたいんですよね。ライブ中は、そういうことを考えながら常に頭の中が動いてる感じです。目の前で動いてることをちゃんと察知していたいので。
汐田:僕は10月の『MINAMI WHEEL』があった時期に4日連続でライブをして、2日目の深夜に『見な放題』に出たんですけど、それ以降大きく変わった気がしてます。深夜イベントやったから、言葉が悪いですけど“めっちゃ適当に行くで!”みたいな肩の力を抜いた状態でライブに臨んだんですよ。今までの人生で一番気負うことなく、頭が真っ白の状態でのライブやったから、“自分が何をやらかすかわからない”っていう怖い感じがあって。あれを経験したのが大きかったです。
――新しいライブへの向き合い方を体験したんですね?
汐田:はい。俺は真面目やから事前準備をバチバチにしたいタイプなんです。だからライブが決まったらその当日までに気持ちを蓄えていくんですけど、結局それって平均点が上がるだけなのかなと。でも、ライブっていろんなことが噛み合って150点とかが出ちゃうことがあって、その場の出たとこ勝負で出たものが強かったりすることがあるんです。
中野:そうだね。
汐田:だからここに来て、ドキドキする出たとこ勝負をするようになってます。“出る直前まで何も考えてない俺、やばくない?”って思ったりはするけど、やっぱ俺たちが目指すのってお利口に80点とかを狙いにいくことではなくて、“負けるならとことん負ける”くらいの気合いで150点を狙いに行くことなのかなと。そうじゃないと超えられない壁があるって気づいた今日この頃です。ご清聴ありがとうございました!
ヒラタ:かなり長く喋ったね(笑)。
中野:ヒラタくんはライブ中に何考えてるの?
ヒラタ:歌ってる時に“本当に伝わってるのかな?”っていう不安はあるのかな。Organic Callは、盛り上がってはしゃぐ感じのバンドではなくて、結構しっとりと聴かせることがあるから、そんな感じなのかも。激しい曲の時はその時の感情に身を任せたりするけど、ミドルチューンの時とかはそうじゃなかったりする。
中野:安心しきってはいないってこと?
ヒラタ:そうだね。ライブ中に安心しきれる時は来るのかね?
中野:まあ、それはないのかもしれないね。
――ヒラタさんは、何かこの3人で話したいことはありますか?
ヒラタ:お互いの初めて会った時のことを話す?
汐田:俺は端的に答えられるで。
中野:端的に答えてくれ(笑)。
汐田:この2組に端的に伝えるのならば、“むかつく”“腹立つ”“なんじゃこいつ?”とか、そういう感じやった(笑)。そういうのって、後で大体仲良くなっちゃうんだよね。学生の時も“あいつ、体育の時に目立ってるけどなんやねん?”みたいなことを思ってると大体仲良くなってたから。こういうのは“仲良くなりたい”っていう気持ちの裏返しなんやと思う。“仲良しだよねえ”っていうのがほんまの友達ではないことを知り過ぎていて、先にまずは仲悪くなる傾向があるのかも。
中野:なるほどね。
汐田:“最初は仲悪かったけど、今は仲良くなっちゃったよね?”っていうのをやりたい人間なのかも(笑)。
ヒラタ:俺も下手(したて)に出るのが嫌な感じがある。まじでかっこいいと思って仲良くなっていくのはいいんだけど、最初に“めっちゃ好きなんです!”みたいな感じでいくのが苦手。だから誰かと仲良くなるのに時間がかかる。今の下の世代は“ものすごく好きで聴いてます”って言ってくれる人が結構いるけど、俺が20歳くらいの頃はそういうことができなくて。
Atomic Skipper
■『BEBOP!!!!2023』は打ち上げで決まった!?
中野:かっこいいバンドがいたら、自分たちのバンドのことも認めさせたいじゃん? こっちが相手をかっこいいと思ってるのと同じようにかっこいいと思ってもらいたいから、ライブで認めさせることに重きを置くっていうのは、すごくわかる。
ヒラタ:すぐに仲良くなれる人が羨ましい気持ちはあるけどね。
中野:それはそれでいいことだからね。
ヒラタ:でも、俺はできないなあ。
汐田:『BEBOP!!!! 2023』に出るバンドは共通して……今日、諸事情でいないバンドがいますけど(笑)。共通して第一印象がいいっていうのは、全くなかったかも。
中野:ギャップはいろいろあった気がする。
汐田:人はギャップに弱いっていうことなのかもね。
中野:Bye-Bye-Handの方程式は、もっとチャラいバンドだと思ってたもん。
ヒラタ:Bye-Bye-Handの方程式は、実際のところチャラチャラしてるでしょ?(笑)
汐田:してないって!(笑)
中野:泰輝のMCは、すごく寄り添う系じゃん? そういうギャップも、いいんだと思う。ヒラタくんは、最初はすかしたやつだと思ってた。
汐田:プライベートも、すかしてるからねえ(笑)。
中野:歌ってる時のあのボイスでずっと話して、こっちを下に見てくるのかなと思ってたから(笑)。
ヒラタ:なんかすごく悪口言われてる気がする(笑)。
中野:実際に話してみたら全然違った。私のただの偏見でした(笑)。
汐田:そういう時期を経て、“今だからこそ”っていう感じで4バンドが集まるのが『BEBOP!!!!2023』っていうことなんやと思う。
中野:このイベント、打ち上げで決まりましたからね。ちょうどこの3バンドがいた時でした。
ヒラタ:3月かな? 『見放題東京2023勝手に後夜祭』を千葉の志津Sound Stream sakuraでやって、打ち上げの最後まで残ったのがこの3バンド。“いつもの3バンドやんけ!”みたいになって、そこから“スプリットツアーやりたいと思ってんだよね”って俺が言ったら、泰輝が“俺もやった方がいいと思ってた”って。
中野:そうだったね。
ヒラタ:そういう感じで、“Arakezuriも誘うか?”っていうことになったんです。
汐田:ヒラタくんがスプリットツアーをやりたいって思ったのとはまた別で、僕は“今年はチーム戦をしたい”っていうバンドの目標を掲げていたんです。お互いのそういうのがたまたま合致して実現した感じなのかなと。ライブハウスの人が“大阪はいいバンドがたくさんいるのに、それぞれが個人戦をして上手く行かなくて解散することがよくある”って言ってて、それが自分の中でずっと引っかかってて。だからチームである程度のラインまで一緒に上がっていくことをやらないといけないと思ったんですよね。そんな時にたまたまヒラタくんがこういう提案をしてくれたので、“打ち上げにこの3バンドが残ってるのって、答えじゃない?”っていう感じでした。
ヒラタ:まさにその感じあったなあ。
汐田:Organic Callとよく一緒にやってるArakezuriも誘って4バンドでやるのは、自分たちで今年作る一大イベント。そういうことをやる必要があると思ったんです。
Organic Call
■“補い合う”ではなく“押し出し合える”バンド同士の競演
中野:Atomic Skipperとしても“面白いことをやりたい”というのが常にあって、それと同時に“結果を出したい”というのもあるんです。頭1個抜けるためにはどうしたらいいんだろう?ってずっと考えているんですよね。今回集まった4バンドはそれぞれレーベルが違っていたりもしますし、それぞれならではのものがあるので、“補い合う”ではなくて“押し出し合える”みたいな感じになれるのかなと。そう思ったので、この企画を打ち上げの場で聞いた時にすごく前向きになりました。“絶対やろうぜ!”って言いましたから。
汐田:俺、アトスキを逃さないようなお願いをしたんです。“今、約束したからね? これでやらなかったらめちゃくちゃダサいで?”って念を押したから。
中野:そんなこと言わなくても逃げないのに(笑)。
汐田:あの時は、いろいろぶっちゃけて話したんです。今後どうなるかはわからないけど、この3バンドは100万再生とかになる感じではないと思うって言ったりもして。その代わり、ライブハウスでずっとやってきて、それで積み上げてきたものは他のバンドに負けない自信がある。俺たちはライブハウスでかっこいいライブをするために努力してきて、今も進化し続けてるよって、自分たち発信でやっていかないといけないっていうことも話しました。いいイベント、いい対バンの誘いが来ないかな?って受け身の姿勢のままでいるのはかっこよくない。ほんまに出会いたいなら、自分たちの方から出会いの場を作っていかないと筋が通らないって、お客さんに対しても感じます。だから『BEBOP!!!!』は自分たちが戦ってきた中で手にしてきた武器を見せ合う場所にしたい。そういう場所があるというのは、バンドを頑張る理由にもなると思ってます。
ヒラタ:4バンドのスプリットツアーって、なかなかないと思います。各地を一緒に回れるのが嬉しいですね。それぞれのバンドには地元、ホームグラウンドがあるんです。Atomic Skipperは静岡の磐田FMステージ。Bye-Bye-Handが豊中LIP2nd。Arakezuriは滋賀のB-FLAT。Organic Callは千葉の志津Sound Stream sakura。いつかそれぞれのバンドがさらに大きくなった時、それぞれの地元を回るスプリットツアーができたら面白いだろうなと密かに思ってます。
汐田:そういうことをいずれするためにも、まずは自己紹介を各地でするのが第1段階。それが今回の『BEBOP!!!!』な気がしますね。
中野:今回の東名阪福で出会った人たちが、いつかやるのかもしれない各々の故郷を回る『BEBOP!!!!』にも来てくれたら嬉しいです。“ここで育ったバンドなんだ”って知ってもらえる機会になると思うので。
汐田:いろんなイベントを他にもやってますけど、『BEBOP!!!!』が一番シンプルな感じがしています。“4バンドがただライブをするだけ”じゃないですけど、素材をそのまんま提供する場になるんじゃないかなと。そういうことをしても絶対に面白くなる自信があるんです。ある意味、緊張感もあります。どんなライブが一発目なのか? その後にどのバンドがどんなライブをするのか? とか、そういうドキドキがめっちゃありますね。余裕ぶっこいてたらボコボコに殴られておしまいかも(笑)。戦いの日に備えていろいろ頭の中で考えてる段階です。
ヒラタ:仲のいいバンド同士だからこその何かも観られるツアーになりそうですね。
Arakezuri
■セッションもアリ? 毎回“何でもあり”なライブハウスの熱気に期待
――セッションとかもありそうですか?
汐田:期待させちゃおうかなあ(笑)。
ヒラタ:その言い方(笑)。
中野:なんか腹立つなあ(笑)。
汐田:まだ決めてないですけど、毎回を“何でもあり”にしたら、そんなことも起きるかもしれない……くらいのニュアンスです。“ライブハウス”っていうものの一番オーソドックスな姿もお見せしたいです。配信とかでは感じられない、ライブハウスで直に感じられる熱気みたいなものを伝えたいです。
中野:この4バンドはずっとライブをやってきた人たちですからね。ライブハウスに行く理由が“ドキドキする場所だから”であって欲しいと私は思ってます。素晴らしい音楽を携えたバンドがライブをした時、ものすごくドキドキする瞬間が生まれる場所がライブハウス。それを感じて欲しいんですよね。そして、そういうライブをしたいです。それが自分たちがライブハウスに居続ける理由でありたいと思っています。つまり人間らしくいたいっていうことですね。“めっちゃドキドキする! 最高!”って。
――もともとの予定ではこの取材に参加する予定でしたArakezuriの白井さんの代わりにおっしゃっておきたいことは何かありますか?
ヒラタ:遅刻は良くないです!
中野:今後、タメ口で接します!
汐田:まあ、僕はもとからタメ口なんですけど(笑)。
ヒラタ:あれだけ頑張って4人が集まれる日程を探したのになあ。
汐田:そうやで。
中野:ようやく合う日を見つけたのに。
汐田:幸先いいのか悪いのかわからへん。
中野:ほんとそう(笑)。
汐田:Arakezuriは、ライブを取ったらほんまにただの駄目な人たちの集まりなんです(笑)。そういう意味でもぜひ彼らのライブをみなさんに観ていただきたいです。
ヒラタ:『BEBOP!!!!』、まずは初日がどうなるかですね。
汐田:出る順番、まだ決めてないけど。
ヒラタ:初日の最初のバンドがどんなライブをするかが大事な気がする。
中野:全ての始まりを担うことになるから責任重大だね。スプリットツアーとはいえライブハウスでバチバチにやってきたバンド同士なので、対バンイベントに近い雰囲気になるのかもしれない。ヒリヒリ、ドキドキするものを感じてもらえると思います。
ヒラタ:とにかく来てくれたみなさんに現場でいろいろ確かめていただきたいですね。
取材・文=田中大

■Arakezuri 白井竣馬(Vo,Gt)アンケート
1)Arakezuriのセールスポイントを教えてください。
心をグッと掴むような歌詞やサウンド、皆で歌える楽曲がたくさんあり、観ている人と一緒にライブが出来るというスタイルが魅力的です。
2)ライブ中は何を考えていますか?
観てくれている人の表情や目を見て、ちゃんと歌が届いているのか、どういう風に受け取ったんだろう?と考えてます。あとは「ミスらんようにせな…」とも…。
3)『BEBOP!!!!』の見どころは?
その名の通り、自由に音楽を感じて楽しんでもらえる空間を作りたいし、僕ら4バンドも最高に楽しめるようなツアーにしたいです!
4)取材を欠席された本当の理由は教えていただけますか?
取材に出席された中野さん汐田さん、ヒラタさんにメッセージがあればお願いします。
スケジュール把握ミスでした…。ご迷惑おかけして大変申し訳ございませんでした。
出席されたお三方、こんな至らない僕とBEBOPしてくれて本当にありがとうございます。
5)この記事を読んでいる皆さんにメッセージをお願いします。
記事を読んで頂きありがとうございます!
BEBOP!!!! 各会場でお会いできることを楽しみにしております。このスプリットツアーがきっとあなたの力になる。お待ちしております!

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