【ライブレポート】IVVY、Crimson C
rat ClanとFlowBackで創り上げた夢の
ような「8th ANNIVERSARY LIVE」
結成から丸8年(現体制になってからは約1年8か月)、一つの節目となる大切な9月1日 (金)に、IVVYは「IVVY 8th ANNIVERSARY LIVE」を川崎・CLUB CITTAで開催。ゲストに、Crimson Crat Clan / FlowBackも登場。当日の記念すべき模様を、ここへ記したい。
Crimson Crat Clan
6人のイケメンたちから愛の告白を受けている気分。彼らに見つめられるたびに胸がドキドキしていた。
6人のイケメンたちから愛の告白を受けている気分。彼らに見つめられるたびに胸がドキドキしていた。
「貴族・社交界」をテーマに活動中。現役ライバーから選出、6人組メンズグループのCrimson Crat Clan(略して"CCC"。シーシーシー)。美しく、どこか艶やかさを持ったパフォーマンスを魅力に、Crimson Crat Clanのライブは『ROSE』を歌い、スタート。思いを告げるように歌う彼らの姿に触れていると、6人のイケメンたちから愛の告白を受けている気分。彼らに見つめられるたびに胸がドキドキする。表情は、一変。『Party Animal』を通して、Crimson Crat Clanは荒ぶる声を上げ、会場中の人たちの気持ちを奮い立てる。6人の煽りに、フロア中の人たちも声を張り上げて、熱狂していた。
次に披露したのが、9月1日に配信リリースした新曲『NEW KICKS』。この日の衣装は、新曲に合わせたもの。クールな曲調の上で、アグレッシブな表情を持って迫るメンバーたち。その迫力に気持ちを押された観客たちが、手にしたペンライトや腕を大きく振り、メンバーらにエールを送っていた。全体的に押せ押せでパワフルな曲調ながら、サビで心地よくアゲてゆくのも嬉しい魅力だ。
爽やかな歌声の風を吹かせるように、Crimson Crat Clanは『LOVE&LIFE』を歌唱。甘い表情で誘いかけられるたび、胸が嬉しく高鳴りだす。ときめく気持ちを抑えられない。ドキドキしすぎて流した鼓動の汗、意外と病み付きになりそうだ。最後にCrimson Crat Clanは『We Are!!』を歌い奏で、この空間を笑顔の花咲く華やかなパーティー空間に染め上げていった。
セットリスト
01.ROSE
02.Party Animal
03.NEW KICKS
04.LOVE&LIFE
05.We Are!!
01.ROSE
02.Party Animal
03.NEW KICKS
04.LOVE&LIFE
05.We Are!!
「Crimson Crat Clan」の歌詞・動画・ニュース一覧
https://utaten.com/artist/48073
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FlowBack
ライブが進むごと、男の色気と妖しさが増してゆくのが嬉しい。
ライブが進むごと、男の色気と妖しさが増してゆくのが嬉しい。
今年の12月で結成10周年目を迎えるFlowBack。『Come A Long Way』を通して凛々しい姿を見せた4人は、観客たちの心に向けてエモさを持った歌声を響かせてきた。胸に突き刺さるラップもクールだ。エモさとクール、二つの表情を巧みに操りながら"魅せる"姿に視線が惹かれる。
ダンディな大人の男の魅力と、ソウルフルなサウンドや歌声がクロスオーバー。『BOOYAH!』でFlowBackは、アタック音の強いビートの上で、雄々しい声を張り上げ、観客たちのハートの奥に熱い炎を点けていった。『Showstappaz』でも4人は、ラップや歌声の中へ多彩な声の色や表情を描きながら迫る。野生味漂う男の香りに、フロアにいる人たちも酔っていた。ライブが進むごと、男の色気と妖しさが増してゆくのが嬉しい。
一つ一つの出会いを未来へ繋げるように、FlowBackは『intersect』を通して会場中の人たちの心と心をエモーショナルな歌やパフォーマンスで繋げていった。テンポの速い曲の上で甘くエモく迫る姿に、酔ってしまいそう。スウィートでソウルフルな4人の歌声に触れ、ハートが蕩けそうだ。FlowBackは『zirconia』を通し、これまで以上に妖しい大人の色気を放ちながら、会場中の人たちのハートを優しく抱きしめていった。
最後にFlowBackは、『Let's Get Together』を歌唱。フロア中の人たちが、彼らの誘いに飛び乗り、タオルやペンライトや腕を振り、熱いクラップをしながら、一緒に華やかなパーティー空間を描きだせば、無邪気な笑顔で、この場に生まれた宴を楽しんでいた。
セットリスト
01.Come A Long Way
02.BOOYAH!
03.Showstappaz
04.intersect
05.zirconia
06.Let's Get Together
01.Come A Long Way
02.BOOYAH!
03.Showstappaz
04.intersect
05.zirconia
06.Let's Get Together
「FlowBack」の歌詞・動画・ニュース一覧
https://utaten.com/artist/21602
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IVVY
IVVYは観客たちの理性を奪い去り、この場にいる人たちを、熱狂を喰らうモンスターに塗り替えていった。
IVVYは観客たちの理性を奪い去り、この場にいる人たちを、熱狂を喰らうモンスターに塗り替えていった。
この日の主役のIVVYが登場。SEが流れ始めたとたんフロア中から黄色い声が飛び交うなど、場内が一気に沸きだした。メンバーの登場に、さらに沸き立つ観客たち。
8周年を記念したIVVYのライブは、1stシングルの『Baby I'm Back』からスタート。グループの始まりの表情を最初に提示。今に繋がるすべての伝説はここから始まったと告げるように、当時の心境をプレイバック。同時に、まだまだ攻める姿勢は忘れてないと意思表示をするように、彼らは熱い歌とラップ、凛々しいパフォーマンスに乗せ、今、胸の内に渦巻く熱い思いを伝えてきた。メンバーらの一挙手一投足に向けて飛び交う熱情した声・声・声。真っ白いペンライトの輝きに支配された場内。早くもこの空間は、異常な熱気に包まれていた。
『MONS7ER』の登場に、さらに熱狂が増す会場。メンバーたちは、言葉をギュッと詰め込んだ歌やラップの弾丸をマシンガンのように次々と撃ち放ち、観客たちの理性を奪い去り、この場にいる人たちを、熱狂を喰らうモンスターに塗り替えていった。舞台の上の7人もムンッとした男の魅力を放ち、フロアにいる人たちの視線をすっかり奪い取っていた。ステージ上も、フロア中も、いつしかここはモンスターたちの宴の場に塗り変わっていた。
『Let it go』でもIVVYは、重厚なビートを背負い、熱狂する観客たちに強烈なリズムのパンチを浴びせてゆく。一つ一つの歌声やパフォーマンスの迫力がすさまじい。7人が強烈なアクションを魅せるたび、身体やハートが興奮して奮い立つ。もっともっと熱い刺激を舞台の上から降り注いでほしい。そのパワーに、もっともっと気持ちを奮い立たせていたい。
甘い表情もチラッと覗かせながら、彼らは『Pain』を通して心の痛みを吐き出すように歌い踊っていた。自分たちのネガティブな面にもしっかり向き合いながら、そのうえで、感情を前へ前へと押し上げる衝動へ突き動かされるまま、彼らは声を一つに歌やダンスを届けていた。
「すべての出会いに感謝して、最高のステージを届ける」と述べた言葉が嬉しい。「今日、奇跡が一個起こったんですよ。今日の出演グループが、1曲目にデビュー曲を持ってきていた。みんな原点を胸にライブをやっていた」とリーダーのHIROTOが語っていた。
最初のブロックでは、攻めた魅力を魅せていたIVVYだったが、『DO WHATEVER YOU WANT』を歌いだしたとたん、甘く優しい歌系ナンバーを通し、親しみやすい姿を見せてきた。彼らがメロディアスな歌を通して伸ばした声の手。その誘いへ、同じようにフロア中の人たちが心の手を伸ばし、互いに心の中で手を握りあっていた。楽しい、心が弾む。そんなウキウキとした気持ちに染め上げる楽曲なのも嬉しい。いつしかフロア中の人たちが、7人の動きに合わせて大きく左右に手を振り、心を一つに溶け合っていた。
まだまだ夏は終わらせないよと、彼らは『SUMMER DRIVE』を通してこの場にいた人たちみんなをIVVYの歌のバスに乗せ、素敵な夏景色を巡る旅に連れ出した。7人の歌声が目の前にいろんな景色を映し出すたび、そのバスに乗り込んだ一人一人が、メンバーと一緒に心のシャッターを切り、いろんな景色の中、忘れたくない思い出の場面・場面を写しては、心のフォルダへ次々と保存していった。彼らと写した甘い景色が、ずっと気持ちを火照らせていた。
「やっと君に出会えたよ」と美しいハーモニーを描きながら、IVVYは『Alice』を歌いだした。爽やかな歌謡曲/シティポップな香りも抱いた楽曲が、素敵な夢の空間へと連れ出した。甘い声で誘う7人の呼びかけに応えたフロア中の人たちが、この間中、両想いの関係になり、眩しい景色の中、ひとときのデート気分を味わっていた。彼らは愛しい君へずっと寄り添い、甘い告白のような言葉を囁きかけていた。その甘い囁きと誘いは、触れた人をメロメロにしてゆく最高の恋の魔法。この魔法、ずっと解けないでいてほしい。もっともっと側で、甘い声に触れていたい。
そして10月に配信リリースも決定。披露した新曲の『WHITE SNOW』は、この冬を彩るに相応しい美しくも儚いメロウなバラードソング。まだ真夏の時期ながら、この曲を歌いだしたとたん、この空間が淡い冬景色に塗り変わる。心の中に降り積もった雪は、どんな想いを隠してゆくのだろうか。歌詞の一節一節に込めた想いや景色が、とても気になる楽曲だ。過ぎ去った愛しい人を慕い、想いを募らせる。冬という景色が似合いながらも、この歌は、どんな季節に聴いても心を潤す歌になりそうだ。
ライブも後半へ。次に披露したのは、今の体制として初披露となる『Higher』。曲が流れたとたん、フロア中から興奮した声が上がりだす。舞台上の7人は、観客たちを攻めるように凛々しい表情と歌声を突きつけ、この空間を熱狂のダンスフロアに染め上げる。手にしたペンライトを大きく揺らし、ときに声を張り上げ,興奮した感情をぶつける観客たち。その姿へもっともっと刺激を降り注ごうと、ダイナミックでアグレッシブなパフォーマンスを魅せるメンバーたち。曲が進むごとに熱が上がりだす。ふたたび空気が熱を集め、大きく膨らみだす。騒ぎたい、もっともっとこの気持ちを解き放ち、彼らと一緒に熱狂のその先まで飛んでいきたい。
「次は暴れていこうぜ、拳を上げろ」の煽りを受け、フロア中の人たちが『Swing』に合わせ、力強く、高く拳やペンライトを突き上げる。7人も気持ちを熱く染め上げ、限界を超える勢いで騒ぎなよと誘いかける。メンバーらと観客たちが、限界という境界線を超える勢いで身体を揺らしてはしゃいでいた。互いに感情のストッパーを外し、熱狂へ向かって一緒に駆け上がろうと、7人がフロア中の人たちの手を引っ張りあげていった。
最後にIVVYは、『We like party』を歌い、一緒に重低音のリズムの中、心を裸に騒ごうよと熱く誘いかけてきた。強烈なダンスビートとシンクロする7人の雄々しい歌声に刺激を受け、身体を大きく揺さぶる観客たち。熱情したパーティーが生み出したグルーヴによって、誰もが理性を忘れて踊りはしゃいでいた。この絶頂した気持ち、また触れさせてほしい。
やまない声を受け、IVVYはふたたび舞台に登場。熱情したその気持ちをさらに燃えたぎらせようと、もう一度『Higher』を熱唱。会場中の人たちの身体をさらに大きく揺らし、この会場に熱くHighになった景色を作りあげていった。9年目のIVVY、まだまだぶっ飛んでいきそうだ!!!!!!!
セットリスト
01.Baby I'm Back
02.MONSTER
03.Let's it go
04.Pain
05.DO WHATEVER YOU WANT
06.SUMMER DRIVE
07.Alice
08.WHITE SNOW
09.Higer
10.Swing
11.We like party
ENCORE Higher
01.Baby I'm Back
02.MONSTER
03.Let's it go
04.Pain
05.DO WHATEVER YOU WANT
06.SUMMER DRIVE
07.Alice
08.WHITE SNOW
09.Higer
10.Swing
11.We like party
ENCORE Higher
「IVVY」の歌詞・動画・ニュース一覧
https://utaten.com/artist/23879
https://utaten.com/artist/23879
TEXT 長澤智典
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