「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」関俊彦、
木内秀信、庄司宇芽香らキャスト14人
発表 予告編と最終版ポスターも披露

(c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会 11月17日公開の劇場アニメ「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のキャストとして関俊彦、木内秀信、庄司宇芽香ら14人の出演が明らかにされた。予告編と最終版ポスターも披露されている。
 妖怪漫画の金字塔「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者である故・水木しげるさんの生誕100周年を記念して制作される「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」では、鬼太郎(CV:沢城みゆき)の出生や目玉おやじ(野沢雅子)の過去にまつわる、隠された秘密に迫るストーリーが展開される。物語の舞台は今から約70年前、昭和31年の哭倉村(なぐらむら)。血液銀行に勤めるサラリーマンで、日本の政財界を裏で操る龍賀一族の当主の死去にともない、ある密命を帯びて村を訪れた水木は、行方不明になった妻を探して村へとやってきた、かつての目玉おやじと出会う。めったによそ者の出入りがない村で、水木が人々から向けられる冷ややかな視線に不安を感じ始めたころ、醜い跡継ぎ争いに揺れ動く龍賀一族のなかで凄惨な殺人事件が起きる。
(c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会 かつての目玉おやじ役を関、水木役を木内が担当。テレビアニメ第6期から、ねこ娘役で庄司が続投する。龍賀一族の当主・龍賀時貞を白鳥哲、長男の時磨を飛田展男、次男の孝三を中井和哉、長女の乙米を沢海陽子、次女の丙江を皆口裕子、三女の長田庚子を釘宮理恵、乙米の夫・克典を山路和弘、乙米と克典の娘・沙代を種崎敦美、庚子の夫で哭倉村の村長・長田幻治を石田彰、庚子と幻治の息子・時弥を小林由美子、現代で鬼太郎の謎を追う記者・山田を松風雅也が演じる。
 予告編は、鬼太郎の警告からスタート。かつての目玉おやじと水木の出会いが描かれ、禍々しい鳥居や謎の薬瓶、白い顔をした黒い歯の男、不気味な老人、次々に現われる妖怪たちといった、不気味で恐ろしい映像が盛り込まれている。
 最終版ポスターは、荒れ果てた家屋の前でこちらを見てたたずむ鬼太郎と、現代の目玉おやじの姿を描いたイラスト。血の手形がついた背後のガラス窓には、かつての目玉おやじと水木が映り込んでいる。
 キャストからのコメント全文は以下のとおり。
【関俊彦(鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)役)】
「♪ゲッゲッ、ゲゲゲのゲ~」「♪カランコロンカランカランコロン」で始まる、子供のころに見た絶対に忘れられないアニメ作品のひとつ「ゲゲゲの鬼太郎」。
私が見ていたのは、白黒のアニメだった第1シリーズと、カラーになってからの第2シリーズでした。野沢雅子さん、田の中勇さん、大塚周夫さんという魅力的な役者さんたちの声が実に印象深く耳と目に残っています。
時は流れて、第6シリーズ。沢城みゆきさん、野沢雅子さん、古川登志夫さんという、これまた豪華なキャスト陣の方たちと、まさか、鬼太郎の父で参加することができるとは! この仕事をやっていて良かったと、心から思える瞬間でした。
【木内秀信(水木役)】
子供の頃から慣れ親しんだ「ゲゲゲの鬼太郎」。時代をこえて幅広い世代に愛され続けるこの作品に参加させていただけること、大変光栄に思っております。
また、水木しげる先生生誕100周年の記念に制作される映画だと知り、そのような大きな節目の作品に、しかも「水木」という大役を演じさせていただくことに背筋が伸びる思いです。
キャストコメント全文
【庄司宇芽香(ねこ娘役)】
こうしてコメントさせていただいているということは……そうです!なんとか映画出演にこぎつけたねこ娘です(笑)。
さぁ……いよいよですね。
我らが第6期チームが鬼太郎を継ぎ、紡いだものがたり。しっかりと皆さまに届くと思います。ぜひ楽しみにお待ちください。
【白鳥哲(龍賀家当主・時貞役)】
お話しをいただいてキャラクターイラストを拝見した時に驚きました。「なんて、おじいちゃんだ!?」
と同時に、時貞が持つ哀愁というか、時代を憂う心に共鳴していきました。
時貞は今の日本を見て何と思うだろうか?
鬼太郎が誕生する謎がこの作品で明らかになるという、重要且つ、意義深い作品に関われることができて大変光栄です。楽しみです。
【飛田展男(龍賀家長男・時磨役)】
「鬼太郎」は大好きな、気になる作品です。
今回は劇場版、しかも鬼太郎の誕生に関わる物語。
さてどんな妖怪役かと思いましたら人間の役……いや待て待て、水木先生の作品には妖怪よりも業の深い“人”のお話がたくさんあるじゃないかと思い至り、台本を読んでみましたら……果たしてズバリでありました。
映像だけでも充分怖いです。これに台詞や音楽、効果音が加わったらどうなりますか。
期待値上がりっぱなしであります。早く映画館で見たいと、いちファンとして楽しみでしょうがないのであります。
【中井和哉(龍賀家次男・孝三役)】
私の青春時代には、山奥の村で起こるおどろおどろしい事件を題材にした映画がよくありました。色濃く残る戦争の影。隠されてきた因習。画面から醸し出されるムードがなんとも恐ろしかった覚えがあります。
それを令和の世にゲゲゲの物語として味わえるとは、なんという贅沢。
孝三は、そういった映画に欠かせない奇妙さと哀しさを持った人物です。
昭和の映画人になった気分で楽しませていただきました。
【沢海陽子(龍賀家長女・乙米役)】
私がテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に最初にお声がけいただいたのは、まだ新人の頃でした。今回は劇場版。何の前ぶれもなく突然オファーをいただき、うれしいやらビックリするやら。さらに台本を読んでガッツポーズ。私の大好物な世界観ではありませんか!
まるで6期の「ゲゲゲの鬼太郎」エピソード0とも言えるこの作品は、今まで鬼太郎を見たことがない人でも楽しめる大人な作品です。綺麗事では語れない「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」必見です。
【皆口裕子(龍賀家次女・丙江役)】
今回、水木先生の御生誕100周年記念作品に参加させていただけたこと、とてもうれしく思っています。
キャストを知らないままわくわくしながら台本を読み進め、収録時の答え合わせに心躍りました。
子供の頃、怖くて仕方ないのに引き込まれてしまった、昭和の邦画ミステリーの趣きを感じたこの映画。
すべての鬼太郎ファンのみなさまと同じく、私も公開が待ち遠しいです。どうぞ、楽しんでいただけますように。
【釘宮理恵(龍賀家三女・長田庚子役)】
庚子役を担当させていただきました釘宮理恵です。
夢中になって台本を読み込んでしまうくらい、濃密な世界がていねいに描かれていて、思わず一気読みしてしまいました。
参加できてうれしいです! 劇場公開を楽しみに待っていてくださいね。どうぞよろしくお願いいたします!
【山路和弘(乙米の夫/龍賀製薬の社長・克典役)】
もう30年ほど前、境港の街角のアチコチにある妖怪たちのオブジェを初めて見た。ワクワクした。
水木先生の作品は昔から好きで、周りからは「お前はマニアックだ」と言われていたのだが、この「ゲゲゲの鬼太郎」だけは誰もが知っていた。
あの頃まさか鬼太郎に関われるとは思ってもみなかった。しかもこの、第6期のエピソード0に! 恥ずかしながらスゲェうれしかった。そして、もうひとつ恥ずかしながら、うことならぜひ次回、妖怪を、わ、た、し、に……。
【種﨑敦美(乙米と克典の娘・沙代役)】
「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメは子供の頃、自分も周りの子も当たり前のように見ていました。
あの歌も、みんな当たり前に歌えました。
そんな子供が大人になって声優になって、今回出演させていただく映画のタイトルが「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」ですから……ワクワクせずにはいられませんでした! しっかり不気味です。
ゲゲゲの謎、劇場でぜひご堪能いただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします……!
【石田彰(庚子の夫/哭倉村の村長・長田幻治役)】
本作は鬼太郎誕生の前日譚であり、鬼太郎の親である目玉おやじの人物像の一端を垣間見ることができる物語です。
まさかこういう構成の話だとは思わなかったので驚きましたが、子供の頃鬼太郎の活躍を見て育った人が親の世代になり、同じ親としての目玉おやじに興味を向ける視野の広さを持ったという人に向けた話だと納得しました。
そういう大人の人にとっては、私の演じる長田という男は言葉少なですが、言葉にしない彼の思いも画面から読み取れるのではないかと思います。
原作者である水木しげる先生の戦争体験を、著作やドラマで知っている人には、それが登場人物にオーバーラップして見えて、より味わえるということもあるでしょう。
【小林由美子(庚子と幻治の息子・時弥役)】
このたび、時弥役をやらせていただきます小林由美子です。
子供の頃、妖怪や物の怪などにめちゃくちゃ興味深々だった私は当時から「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメやコミックはもはやバイブルでした。
今回そんな鬼太郎を生み出した水木しげる先生の生誕100周年を記念した、しかも鬼太郎の父がいかにして目玉おやじになったのか、いわば「ゲゲゲの鬼太郎 第6期のエピソード0」の作品に参加できたこと、本当に本当にうれしいです!!
昭和30年代を舞台に繰り広げられる切なくも最後は心に沁み込む恐ろしくも感動の物語、ぜひ、劇場にてご覧ください……!!
【松風雅也(週刊誌の記者・山田役)】
水木作品の名脇役と言われている山田役をやらせていただき大変光栄です。
私が小学生の頃に「墓場鬼太郎」の漫画を読み、鬼太郎誕生シーンは今でもプチトラウマになっている部分がありました。
まさか第6期の鬼太郎の誕生に関する物語が劇場で見れるとは思っていなかったので、とても運命を感じ今から楽しみにしています

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