細谷佳正が舞台初主演、ピューリッツ
ァー賞も受賞したブロードウェイの名
作コメディ『ハーヴェイ』が上演決定
共演に一路真輝ら
高校時代に初めて舞台演劇に触れ、のめり込んだ結果、僕は声優になることができました。
台本を手に持ってアフレコをする分には、粗を目立せずに、人並みにやれるようになりました。
しかし舞台は、ど素人です!
だからこそ、嬉しく、幸せです。
41歳で、新人舞台俳優になることが出来ます。
緊張します。凄くワクワクしています。
自分史上、最大の挑戦だと思っています。
一所懸命がんばります!!
初めての演出家と初共演の方々(もちろんハーヴェイとも)、そしてお客様と近い小劇場の空間。期待でちょっとわくわくしています。兎年のクリスマスシーズンを飾る『ハーヴェイ』、ちょっとクラシックで素敵なコメディです。どうぞお楽しみに!
「ハーヴェイ」を読んだ時、素直に、エルッドがとても普通の素晴らしい人に思えました。初演から70年過ぎて、誰しもが自分の思いを意思表示出来る今だからこそ、変な人を中心に巻き起こるコメディーではなく、変な人と決めつける周りの人間の面白さを切り取ってみたいと思い上演を決めました。どうぞ、お楽しみに!
あ、これは関係ないかもしれませんが、この作品を上演しようと決めてから、よくペンがなくなります・・・あと、帰宅して鍵を閉めた記憶はないのに閉まってたり、家を出た後に火を消したか不安になって戻ってもちゃんと火は消えてたりします・・・あれ、今、隣の部屋で、何か物音が・・・うわっ!
当家の主人であるエルウッド(細谷佳正)は、きわめて礼儀正しく、社交的な好人物。
彼の留守を狙って姉のヴェイタ(一路真輝)は、街の奥様連中を招きティーパーティを開いている。娘マートル(櫻井紗季)に良縁をと願って。
でも、どうしてエルウッドの留守中に? だってエルウッドには相棒がいるから…その相棒とはハーヴェイ、190センチの巨大白ウサギ。しかもその姿は彼にしか見えない。
突然エルウッド(とハーヴェイ)が帰宅。大慌ての母娘を尻目に、エルウッドはにこやかに来客に挨拶し、ハーヴェイを紹介する。イザールおばさま(伊東弘美)は、エルウッドからこの見えない友人を紹介され、当惑、呆然、
そして逃げるように去って行った。ヴェイタは連日のこの状況に我慢できず、エルウッドを診てもらおうとチャムリー院長(藤崎卓也)の精神科クリニックへ連れていく。
続く時間、チャムリー院長のクリニック。
魅力的な看護師、ルース・ケリー(堤 梨菜)は、若い医師サンダーソン(林 勇輝)のことが気になっている。サンダーソンは優秀だが少々意識過剰気味、ひょんなことから患者はヴェイタの方だと思い込んでしまう。クリニックの職員ウィルソン(西嶋友哉)はサンダーソンの指示に従い「水治療」を受けさせるべく、ヴェイタを手荒く拘束してしまう。
エルウッドはサンダーソンにヴェイタを任せて出ていくのだが、ハーヴェイとはぐれてしまった。気のいい院長夫人のベティ(伊東弘美)は、ハーヴェイが見つかったら一緒に車に乗せて連れてってあげると約束、安心したエルウッドは街に飲みに出かけた。
話のつじつまが合わないと感じたチャムリー院長は、診察を依頼したダウト家の弁護士、ガフニー判事(上條 恒)に確認の電話を入れる。そして大失態が発覚する。
さて元のダウト家。
ガフニー判事が心配してやってくると、ヴェイタがほうほうのていで帰宅し、クリニックを訴えるとえらい剣幕である。エルウッドを探してウィルソンとチャムリー院長がダウト家にやってくる。エルウッドは一体どこに行ってしまったのか。
ハーヴェイは見つかったのか…ほとんどの人にハーヴェイは見えないので、一体どうやって見つけるのか?
SPICE
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