土屋太鳳出演、夏木マリ演出の『印象
派NÉO vol.4』 公演タイトルを『T
he Miracle of Pinocchio「ピノキ
オの偉烈」』に改め、6月に上演決定

土屋太鳳出演、夏木マリが演出を務めるコンセプチュアルアートシアター『印象派NÉO vol.4』。2020年に新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け上演延期になっていたが、この度、『The Last of Pinocchio ピノキオの終わり』から新たに『The Miracle of Pinocchio 「ピノキオの偉烈」』と公演タイトルを変え、2023年6月14日(水)より新国立劇場で上演することが決定。また、新国立劇場に加え、国内、国外と4箇所(京都、北九州、高崎、シビウ)での上演も決定した。
印象派NÉOは、圧倒的な空間と演出のダイナミズムが魅力のコンセプチュアルアートシアターとして、夏木マリが心血を注ぎクリエイションをしてきた舞台なり、今年で30周年を迎える。
そして、本作のプリンシパルとして、ピノキオ役を務めるのは、今年女優15周年を迎える土屋太鳳。夏木マリは、オーストラリア出身の歌手・シーアの「アライヴ」日本版ミュージックビデオでの土屋のダンスパフォーマンスに魅了され、数年間かけてラブコールし、今作で共演が実現。2020年の上演は延期となったものの、今年上演するにあたり引き続き土屋がプリンシパルとして本作のクリエイションに挑む。
土屋太鳳
土屋は、本作に出演するにあたり「夏木マリさんに初めてお会いした日から、私は人生の節目の扉の前に立つと、マリさんの顔を思い浮かべます。もしかしたらあの瞬間すでに『ピノキオ』はこの世のどこかに生まれていて、少しずつ私に近づいていたのかもしれません。初めてのワークショップから思わぬ月日が経ちましたが、『試される時は、新しい挑戦が出来る時』と微笑むマリさんは表現界の太陽です。追いかけ導かれ、今の私にしか出来ない表現を届けたいと思います」とコメントを寄せた。
夏木マリ
表現者として今年50周年を迎える夏木は、土屋の出演について「花嫁でも、母親でもなかった私が、今、太鳳さんを演出出来るかと考えましたが、子どもを持つという世界で最も勇気のある決断をしたパフォーマーと一緒に創る舞台は奇跡の時間だと確信したのです」とコメント。また、「コンセプチュアルアートシアターと位置付け、私の軸として創ってきた印象派は今年2023年、30年目を迎えました。私自身の絶望からスタートしたひとり舞台は、今、集団で創る希望の舞台に成長してきました。海外公演でも学習した舞台創りは、私の作品をより革新的に渇求させています。今回の『ピノキオの偉烈』もなんだこりゃ! に向かって今までご覧いただいた事のない新鮮な作品にするべく、これから稽古という解体作業に入ります。身体表現の舞台ご期待ください」と語る。
そして、ルーマニア中央に位置する都市シビウで開催される世界最大級の演劇祭「シビウ国際演劇祭」より正式招待が決定。シビウ国際演劇祭は、1993年に学生演劇フェスティバルとして発足。本格的な国際演劇祭として年々、市内のさまざまな場所が会場となって、世界各国から多くのアーティストが参加し、エジンバラ演劇祭、アヴィニョン演劇祭に並ぶ世界三大演劇祭と言われている。
正式招待を受けて夏木は「今、シビウ国際演劇祭で、印象派NÉOを上演出来ることは創り手としてこの上ない喜びです。日本発の舞台がどの様に受け入れられるか、創作意欲が沸騰します」と語った。

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