“アニメソングの帝王”こと
水木一郎が
肺がんのため死去

“アニメソングの帝王”こと水木一郎が、12月6日に肺がんのため亡くなったことが所属事務所である株式会社イエローバードより発表された。74歳だった。水木は2021年4月末に肺がんが発覚し、2022年7月に闘病していることを公表していた。

肺がんの発覚後は入退院を繰り返し、放射線治療や薬物療法を行いながら1年7カ月の闘病生活を続けていたが、12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取った。11月27日には東京・よみうり大手町ホールで開催された『水木一郎・堀江美都子 ふたりのアニソン#19』に出演し、ファンの前で満面の笑みを見せていた。

水木一郎は1948年1月7日、東京生まれ。『マジンガーZ』『バビル2世』『侍ジャイアンツ』『仮面ライダー』シリーズ、『がんばれロボコン』『ゼブラーマン』など数々の主題歌を担当し、持ち歌は1,200曲以上。1976年から3年間は、NHK『おかあさんといっしょ』の2代目うたのおにいさんを務めた。2018年に歌手デビュー50周年記念アルバム『Just My Life』を発売した。

なお、葬儀・告別式は近親者で執り行われた。お別れの会などについては、遺族と相談のうえで後日行われる予定。

弊社所属の歌手・水木一郎が令和4年12月6日 午後6時50分、肺がんのため永眠いたしました。
ここにみなさまからの生前のご厚誼に深謝し、心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご報告申し上げます。

昭和23年1月7日生まれ　享年74

昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました。
脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい病状ではありましたが、「生涯現役」を目標に、治療とリハビリに励み、活動を続けてきました。
思うようなパフォーマンスができなくなってもその強い意志は変わらず、最後のステージとなった11月27日のライブでも満面の笑みを浮かべておりました。
これまで支えてくださったみなさまに厚く御礼申し上げます。

通夜並びに葬儀につきましては、ご遺族の意向により近親者のみにて執り行われました。
ご遺族の心中をお察しいただき、ご弔問、お香典、ご供花などはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
なお、お別れの会などにつきましては、ご遺族と相談のうえ、後日執り行う予定です。

令和4年12月12日
（株）イエローバード