『アンフェア』原作者・秦建日子が書
き下ろした、舞台『トムラウシ』を上
演 石黒英雄、角田信朗・宮迫博之ら
出演
こんな理不尽な世界はおかしい。
あんたたちも、そのおかしさに気づいているはずだ――。
国による不当逮捕が横行していたある日。人気絶頂中の国民的俳優・大和仁もまた、ありえない理由で逮捕
されてしまった。裁判所から下された判決は、100年の強制労働の刑。大和は、脱獄不可能といわれる雪山
の牢獄「トムラウシ監獄」へと送られてしまう。
牢獄で同室となった個性的な囚人たち4人は、理不尽な状況を受け入れ、トムラウシ監獄で死を迎える覚悟を決めていた。
「俺は、ここで死ぬつもりはない」
先にある人生を自分の意思で選ぼうとする大和。生きる意味を掛けて、選んだのは――「脱獄」。
トムラウシ監獄をぶっ潰すために大和は立ち上がった。
彼らは無事にトムラウシ監獄を脱獄できるのか?
そして、彼らが本当に戦うべき相手とは……。
脚本・演出 秦建日子 コメント
でも、その時既に新作として書きたいモチーフがあったので、ウルトラ C の荒技でそれを和太鼓と合体させてみることにしました。
「え? この話って、そこに繋がるの?」という大どんでん返しをお約束しますので、ぜひたくさんの方に劇場に観に来ていただけたら嬉しいです。
前から舞台の主演をしたい気持ちがありましたが、どこか気持ちを抑えていた自分がいました。でも今回のお話を頂き、キャスト一覧を見て、素敵な芝居、個性に溢れた方達ばかり。そして、前からやってみたかった和太鼓の演奏。ここで出し切りたいと思い、「是非!やりたいです!」と伝えました。
来ていただく皆さんに感動や楽しさを伝えられる舞台をスタッフ・キャスト一丸となって作り上げていきます。
新しい自分を観に来てください!
格闘技と同じで、take2、やり直しが効かない世界観が堪らなく好きです。
同じ一冊の台本なのに、毎回芝居が微妙に変わっていく生き物感もまた舞台ならではの魅力。
今回は、宮迫君とのダブルキャストという事で、トムラウシ監獄という、特殊である意味変態な囲いの中のキャラクターを、どれだけのコントラストで宮迫監獄長と演じ分けられるか? というテーマにも武者震いしています。
あと、LIVE の醍醐味といえば、予定調和を壊す事(笑)。
とんでもない変化球で、共演の皆さんをキリキリ舞いさせるのも、密かな楽しみです(笑)。
今までの舞台では演じたことのないイメージのキャラクターなので、ぜひそこにも注目してもらえれば嬉しいです。
SPICE
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