百海咲希(コンビニ推進アイドル(仮)
)、生誕祭でおパンツを披露?!「桃太
郎」風の電子紙芝居から、漫才まで、
いろんな桃色の顔を百海咲希が見せて
くれた。
オープニングアクトとして登場したのが、今宵の主役の百海咲希と、コンビニ推進アイドル(仮)とは縁の深い漫才チームの“こぐれ”。3人で始めたのが、まさに”ザ・漫才”。裏話をするなら、開場前の十数分で打ち合わせとリハーサルを実施。本番では、普通に会話を始めた流れから、いつの間にか漫才へ入っていったように、漫才というよりも、互いにいじり、いじられしているうちに、笑いの世界へ入り込んでいった感覚だった。
3人は、アドリブ中心のトークも行なえば、途中からは、しっかりと漫才ネタも披露。一見噛み合わなそうに見せて、じつはそれがネタ。そこから「ヒーローになりたい願望」を題材にトークが進んでゆく。百海咲希は、いつもの自己紹介をヒーローに変身する時のセリフに使用。しかもそのセリフを話の中で何回も連呼しながらネタに変えていた。何時もの自分らしさもしっかり活かしながら、3人は「コンビニエンスストアを舞台にしたヒーローネタ」を披露してくれた。今回をきっかけにぜひお笑いの道も突き詰めてもらいたい。
この日はこぐれの2人もMCに参加。自己紹介で担当コンビニ名を加えるところもさすがだ。こぐれの2人が百海咲希に持っているイメージが「おパンツ」。その理由を実際に百海咲希が実践して説明したのだが…あまりにも大胆すぎる「パンツを見せるプレイ」だったので、これ以上深くは触れられません。
本公演のセットリストを構築したのが主役の百海咲希。意外性を持った…いや、ぶっ飛んだ感性を隠し持っている彼女らしく、1曲ごとにいろんな世界へ見ている人たちをグイグイ引っ張ってゆく。その豪快で強引な展開は凄すぎだ!!
メンバーみんなが扇子を手に艶やかに舞い踊りながら歌った、和要素を魅力に据えた『梅見月夜』。この曲で見せる、美しく舞う扇子の動きに注目していただきたい。メンバーカラーの扇子が舞台の上で綺麗に同じ動きを見せたときは、舞台の上に虹がかかったような、とても艶やかな景色を映し出していた。
「お前らー、盛り上がりが足りねぇんじゃないの!!」、絃ユリナの熱い煽りを合図に、6人は凛々しい歌声をぶつけるように『revelation』を熱唱。先に描いた艶やかな風景を、一瞬にして熱狂の様へ塗り替えてゆく。「最高の景色はそこに」の歌詞通りフロアに熱いクラップをぶつけるとペンライトを大きく振り続ける最高の景色が生まれていた。
上映の合間に、メンバーみんなが着替えを実施。映像を終え、ここからは主役の百海咲希のソロコーナーへ。彼女が歌ったのが、ピーチ・マキ(上坂すみれ)の『キャラメル桃ジャム120%』と水樹奈々の「TESTAMENT」。愛らしいロリータ系のドレス姿に着替えた百海咲希は、歌の世界へしっかり気持ちを溶け込ませ、ちょっと痛い乙女に成りきって熱唱。次々と転調してゆくドラマチックな楽曲の表情へ寄り添いながらいろんな声色を駆使して歌いあげる姿もインパクト強く見えていた。
舞台の上から流れ出したのが、トロピカルな楽園へ導くウキウキとしたリズム。コンビニ推進アイドル(仮)は、アゲアゲのパーティーチューン『とびきりハッピーライフ』を歌いながら、一度きりの青春なんだから、革命を起こすくらい楽しい毎日を一緒に作り上げようと熱い誘いをかけてきた。フロアには、心地好く身体を揺らしクラップしてゆく景色が広がっていた。
メンバーと観客たちによるいろんなリズムをクラップしてゆくやりとりを挟み、次に披露したのが百海咲希の生誕祭に合わせて作った新曲の『Mix Party』。とてもキラキラとした輝きを放つ、可愛らしく胸をキュンキュンときめかせる王道アイドル曲だ。少し甘えた素振りで歌うメンバーたちの可愛らしさを存分に楽しめるのが嬉しい。曲中には、各メンバーからファンたちへ向けた”愛のメッセージ”も登場。ライブを通してLOVEな思いを交わしあえる楽曲が、新たに誕生した。
PHOTO:牧野健人
●CD情報 2022年8月3日(水)発売
コンビニ推進アイドル(仮)
●8/6(土)〜8/12(金)「ZQDQ」
●インストアイベント情報
8/7(日)13時〜タワーレコード八王子
●SNS
コンビニ推進アイドル(仮)アプリ
コンビニ推進アイドル(仮)YouTube
コンビニ推進アイドル(仮)Twitter
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