ゴダイゴ「銀河鉄道999」歌詞の意味
を考察!やすらぎよりも素晴らしいも
のとは?
1979年にリリースされたゴダイゴの名曲
『銀河鉄道999』は、日本のバンド『ゴダイゴ』が1979年にリリースした楽曲。
映画版「銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)」の主題歌として制作されたことから、「銀河鉄道999=アニメ主題歌」というイメージを持っている人が多いことでしょう。
しかし、同曲に込められたメッセージはそれだけではありません。
早速有名なサビの歌詞をご覧ください。
銀河鉄道999 歌詞 「ゴダイゴ」
https://utaten.com/lyric/ja00002093
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特に印象的なのが何度も繰り返される「journey」という英語。
本来は「旅」という意味の言葉ですが、英語詞の作詞を務めた奈良橋陽子は「旅立ち」をイメージしたと語っています。
というのも当時は学歴社会の傾向が強く、受験戦争に悩む子供達が多かった時代。
そんな子供達に向けて「日本だけでなく、世界に向かって生きていこう。」というメッセージを伝えようと「journey」に「旅立ち」のイメージを込めて楽曲に採用したそうです。
つまり『銀河鉄道999』は、日本の子供達に向けて作られた楽曲でもあるのです。
それを踏まえた上で、その他の歌詞をチェックしてみましょう。
「旅立ち」を応援する歌詞が素敵!
銀河鉄道999 歌詞 「ゴダイゴ」
https://utaten.com/lyric/ja00002093
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1番で歌われているのは、どこかから旅立とうとしている人への応援メッセージ。
その中でも夢を叶えることができず、思っていた未来と違う道へ歩み出そうとしている人へのメッセージでしょうか。
思い描いていた未来とは違っても新しい風に吹かれながら生きていけば、叶わなかった夢もいつか輝く日がくる…そんなことを教えてくれているようです。
銀河鉄道999 歌詞 「ゴダイゴ」
https://utaten.com/lyric/ja00002093
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この部分はアニメの登場人物「メーテル」と「鉄朗」の別れにリンクしますが、実際に旅立ちを迎えた人にもグッと響くはず。
両親、恋人、友達など、一緒に過ごした人たちが遠くで応援してくれている様子が思い浮かぶのではないでしょうか。
そしてこの後に続くのが、先述したサビです。
銀河鉄道999 歌詞 「ゴダイゴ」
https://utaten.com/lyric/ja00002093
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これまでの流れや楽曲背景を踏まえて聞くと、とても前向きな気持ちになれそうですね。
やすらぎより素晴らしいものとは?
銀河鉄道999 歌詞 「ゴダイゴ」
https://utaten.com/lyric/ja00002093
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こちらは2番の歌詞を解説します。
後半のフレーズからは熱い想いを胸に遠くを見つめる様子が思い浮かびますが、「君」は一体何に気づいたのでしょう?
楽曲中では語られませんが、日本語詞を担当した山川啓介は歌詞に「安定した人生を送るのも構わないが、大変だけど挑戦することに価値がある」という意味を込めたと語っています。
それを踏まえて考えると、「君」は日々挑戦していくことの素晴らしさに気づいたのかもしれませんね。
銀河鉄道999 歌詞 「ゴダイゴ」
https://utaten.com/lyric/ja00002093
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このフレーズは親元を離れ、新たな生活を送ろうとしている人には特に響くはず。
一緒に過ごすのも愛ですが、遠くで頑張る姿を見せるのもまた愛なのですね。
この後は数回サビが繰り返され、楽曲が終わります。
「銀河鉄道999」は旅立ちを応援する名曲!
これまでをまとめると『銀河鉄道999』は映画主題歌として作られただけの曲ではなく、子供達や若者の旅立ちを応援するメッセージソングとして作られたことがわかりますね。
これまでをまとめると『銀河鉄道999』は映画主題歌として作られただけの曲ではなく、子供達や若者の旅立ちを応援するメッセージソングとして作られたことがわかりますね。
だからこそ多くの人の胸に響き、歴史に名を残すヒット曲になったのではないでしょうか。
新たな門出を迎える時、ぜひ『銀河鉄道999』を思い出してみてください。
『ゴダイゴ』バージョンはもちろん、他アーティストのカバーもおすすめです。
世代を問わず愛されているので、カラオケで歌っても盛り上がるはず。
興味を持った方はチェックしてみてくださいね。
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