京都を舞台に絆を描く「であいもん」
22年TVアニメ化 島崎信長&結木梢主
演、シリーズ構成に吉田玲子

(c)RIN ASANO/緑松 「PON!とキマイラ」「天外レトロジカル」などで知られる漫画家・浅野りん氏の「であいもん」が2022年にテレビアニメ化されることがわかった。島崎信長と結木梢が出演する。同作は今年4月、アニメ化企画が進行中であることが発表されていた。
 「ヤングエース」(KADOKAWA刊)で16年から連載中の原作は、京都を舞台にした、和菓子がつなぐ人と人の絆を描くハートフルストーリー。夢を追って上京するも、父の入院を機に実家の和菓子屋・緑松を継ぐことを決めた納野和(いりのなごむ)は、彼がいない間に居候として店で働いていた看板娘の少女・雪平一果(ゆきひらいつか)の親代わりを任されてしまう。一度は跡継ぎを断ったことを理由に、一果は和に対して冷たい態度をとるが、ともに日々を過ごすなかでお互いのことを知っていく。単行本は既刊11巻。
 お調子者の和役を島崎、和をライバル視する一果役を結木が担当。島崎は「とっても温かみのある、素敵なお話です。題材である和菓子や舞台である京都のことも、アニメを見ていくうちに自然ともっと知りたくなってしまうような作品にできるよう、精一杯取り組んで行きたいと思います」、結木は「こんなにも優しくてあたたかい作品に携わることができて本当にうれしいです。一果ちゃんの想いを声に乗せて、少しでもみなさまに届けることができるよう、全力で頑張ります」と出演決定を喜び、意気込みを語った。
 スタッフは「セントールの悩み」を手がけた顔ぶれが再集結し、追崎史敏監督のもと、キャラクターデザインと総作画監督を渋谷秀、アニメーション制作をエンカレッジフィルムズが担当。シリーズ構成として「けいおん!」「のんのんびより」の吉田玲子が参加する。
 「京都国際マンガ・アニメフェア2021」(京まふ)で、同作のステージイベントが開催されることも決定した。9月18日午前10時40分から、みやこめっせステージで結木と追崎監督が登壇する。観覧には応募当選が必要となる。申し込みは9月1日にスタート。
 以下にキャスト、スタッフからのコメント全文を掲載する。
【島崎信長(納野和役)】
 とっても温かみのある、素敵なお話です。題材である和菓子や舞台である京都のことも、アニメを見ていくうちに自然ともっと知りたくなってしまうような作品にできるよう、精一杯取り組んで行きたいと思います。和菓子がつなぐ絆を描いたハートウォーミングストーリーを、どうぞお楽しみに
【結木梢(雪平一果役)】
 はじめまして。このたび、雪平一果ちゃんを演じさせていただくことになりました、結木梢です。こんなにも優しくてあたたかい作品に携わることができて本当にうれしいです。一果ちゃんの想いを声に乗せて、少しでもみなさまに届けることができるよう、全力で頑張ります。
【追崎史敏(監督)】
 変身もしなければバトルもしない。 女の子やイケメンらもそんなにたくさんは出てこない(笑)京都の和菓子屋を中心に繰り広げられるなんでもない日常を描くだけなのだが、なんでこんなに作ってて楽しいのか。「京都」という場所の魅力。浅野先生の描く愛おしすぎるキャラクターとドラマ。美味しそうな和菓子。まだまだ理由はたくさんありそうな。そんなことを想いつつ、日々作業しております。放送をお楽しみに。
【吉田玲子(シリーズ構成)】
 手のひらにのるような小さな和菓子の中には、季節や経験や創意工夫が詰まっています。そんな和菓子と人とが織りなす、ほろりと甘く、またお茶のように少し苦さもある物語。楽しんでいただければと思います。
【渋谷秀(キャラクターデザイン・総作画監督)】
 昔から大好きな浅野先生の作品に携われること、光栄に感じています。一果ちゃんと和をはじめ緑松や周りの人々との物語を、アニメでも魅力的に描いていけたらと思います。「であいもん」、 ぜひご覧ください。

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