黒木華・中島裕翔・堤真一のコメント
が到着 『ウェンディ&ピーターパン
』が開幕

2021年8月13日(金)Bunkamuraオーチャードホールにて、DISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』が開幕した。この度、出演者のコメントが到着したので紹介する。
イギリス・スコットランドの作家、ジェームス・マシュー・バリーが20世紀初頭に書いた世界的傑作戯曲『ピーターパン』。この『ピーターパン』をロンドンで注目の若手作家であり演出家でもあるエラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案し、2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの新作公演『WENDY&PETER PAN』として上演した。
本作は待望の日本初上演となり、演出を手掛けるのはジョナサン・マンビィ。タイトルロールであるウェンディとピーターパンを演じるのは、今回が初共演となる黒木華と中島裕翔。そのほか、平埜生成、前原滉、富田望生、山崎紘菜、玉置孝匡、石田ひかり、そして、堤真一が出演する。
誰しもが一度は夢見た『ピーターパン』の世界は、時代を越え、世代を越え私たちを惹きつける。エラ・ヒクソンが、大胆な新解釈で描く本作は、生と死、喪失感と絶望、幸せと喜びなどの普遍的テーマが散りばめられた、「大人のためのマジカル・ファンタジー」として、新たな冒険の旅をおくる。
黒木華 コメント
無事に幕を開けられることと、ようやく皆さんに観ていただけることが、とても嬉しく感慨深く思います。カンパニーはとても和気あいあいとしていて、年齢が近いキャストも多く、稽古中にはみんなでジップザップというゲームをやったりしながら、仲を深めていました。中島さんは、本当に身体能力が高く、ピーターパンの身軽さややんちゃさを兼ね備えているので、役にとても合っていると思います。演出のジョナサンと今回またご一緒できるのが嬉しく、とても楽しみでした。稽古場では皆さんから出てくるアイデアが本当にクリエイティブで充実していたので、ウェンディならではの想像力や、成長を一つひとつ逃さないようにしていました。素敵な舞台になっているので、このような状況ではありますが、観にきてくださる方には、この時間だけでも心の底から楽しんで帰っていただけたらと思います。『ウェンディ&ピーターパン』の世界にひたひたに浸かりにきてください。
中島裕翔 コメント
最初は全然実感がわかなかったんですが、いよいよ明日初日なんだなと。こういう状況の中で公演ができることに本当にいろいろな方に感謝したいです。黒木さんは、「かわいくて静かな顔」というセリフがあるんですが、本当にそのまんまで。それでいて、どこか勇敢で逞しいところもあり、ちょっぴりお茶目でユーモアさがあってウェンディにぴったりな方だと思います。僕自身は、まさかピーターパンを演じられるとは思っていなくて。でも、グループのなかでは子ども扱いされることも多く、そういうところはあっていると思います(笑)ピーターパンを無邪気にできるかなと不安もありますが、カンパニーの皆さんとコミュニケーションをとったり、話を聞いたり、観察することで、自分の感情が動いた瞬間に気づくときがあって、そういう感情を活かして演じられればと思います。
見に来ていただいた方には、この先どうなるか分からない鬱憤やストレスなど、発散になればなと思いますし、いろんな要素が詰まっている作品なので、純粋に楽しんでいただければと思います。千秋楽まで全員で突っ走っていきたいです。
堤真一 コメント
イギリス人演出家のジョナサンの稽古場は、学校みたいな感じなんです。やりたいことを自由にやっていい環境なので、とにかくコミュニケーションがよく取れていました。若い人が多くて、本当に自由にやっていて。自分が思ったことをどんどん口に出していける稽古場だったので、僕から見ていても、うらやましいくらいだったし、嬉しかったですね。
中島くんは、予備知識なくお会いして、最初の印象はかっこいいなと。聞いたら、Hey!Say! JUMPで、グループでもセンターじゃないと。(こんなにカッコいいのに)どういうことよ! と(笑)黒木さんとはジョナサンの舞台でご一緒しているのですが、しっかりした演技力の持ち主だと改めて思いました。
僕が21、22歳の頃、『天守物語』という坂東玉三郎さんの舞台で黒子をやらせていただきました。そこで目にした空間の美しさと自由度と、ぶっ飛んだ世界観に感動して、一生、舞台に関わっていきたいと思ったんです。今作は、その時を思い出すようなすごい空間で、自由ですし、照明から何から何まで、見るだけで涙が出てしまうんです。
どうしても『ピーターパン』というと子供向けだと思われるかもしれないですが、女性の自立も描いていたり、大人の方にも是非ご覧いただきたい作品です。僕は本当に見ていて涙が止まらないです。

本公演は、9月5日(日)までBunkamuraオーチャードホールにて上演される。

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