神谷浩史「本当に奇跡的な状況で出来
た作品 」 『劇場編集版かくしごと
』舞台挨拶に八代 拓・安野希世乃・
佐倉綾音ら“ゴトープロ”キャストが
登壇

『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』の公開記念舞台挨拶が、7月17日に都内にて行われた。原作者・久米田康治氏、村野佑太監督、神谷浩史(後藤可久士役)、八代 拓(志治 仰役)、安野希世乃(墨田羅砂役)、佐倉綾音(筧 亜美)が登壇した。
神谷が「本当に奇跡的な状況で出来た作品なので、最後まで関われたことが嬉しいです」と、感無量な様子で本作について語った舞台挨拶の公式レポートを紹介する。
【レポート】『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』公開記念舞台挨拶
先日実施された【―Girlsday―】とは異なり、神谷演じる主人公・後藤可久士と共に漫画を支える“ゴトープロ”メンバーが登壇した今回の舞台挨拶。
(c)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会
今回の劇場編集版では、久米田先生と村野監督はすべての舞台挨拶に登壇しているため、久米田先生は「今日の舞台挨拶は、僕と監督の時間は5秒くらいで…」と、さっそく久米田節を発揮。村野監督も「5回目の舞台挨拶」と口にし「今日は役者さんたちの話を楽しみしてきました」と、声優らに一任する気満々といった様子で語った。
「あれ久米田先生の実話なんですよね?」
G-PROメンバーということもあり、安野は「G-PROのみんなで餃子を作るシーンが好きです」とお気に入りのエピソードを披露すると、佐倉は「あれ久米田先生の実話なんですよね?」と久米田先生に投げかける。久米田先生は「…そうですね。実話です」と告白。「僕はちゃんと(餃子を)焼きました。焼いてから原作に…」と続けると、「描くまでが遠ざかってるじゃないですか!」と、神谷と佐倉からツッコミが入った。
それぞれの“かくしごと”秘話が語られるなか、同作への思いを口にしていくキャスト陣。
安野「上映期間中に絶対イチお客さんとして、劇場に観に来たいと思っています。劇場で観られてるみなさんが羨ましいです」
佐倉「今回の劇場版に関しては個人的ではあるのですが、大勢のお客さんを前にしたのは2年ぶりくらいなので、感無量です。私たちはこういう素敵な空間で仕事をしていたんだなと思いました」
(c)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

(c)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会

八代「TVアニメから携わらせていただいて、このメンバーの雰囲気をみなさんと再び共有できていることが嬉しいです。この作品を知るきっかけが原作だったり、TVアニメ、この劇場編集版とそれぞれの入口があっていいと思っています。ぜひ周りの方に進めていただいて、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです」
(c)久米田康治・講談社/劇場編集版かくしごと製作委員会
最後に、神谷は「エンタメが届けにくい世の中になっていますが、今日は大勢の皆さんにご来場いただけて嬉しく思っております」とお礼を延べ、「『かくしごと』は、最初から原作の最後まで映像化することを目標に作ってきました。本当に奇跡的な状況で出来た作品なので、このような作品に最後まで関われたことが嬉しいです。この作品観ると、いい気分になるんですよね。良いもの観たなという気持ちになるんです。この親子に会いたくなったら、また劇場に足を運んでいただいたり、自宅でブルーレイをご覧になってくれたら嬉しいです。そして何より、久米田先生の次回作にご期待ください!」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。
『劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―』は、愛と笑い、ちょっと感動の漫画家パパ✕娘物語『かくしごと』の劇場編集版。久米田康治画業30周年記念作品であり、劇場編集版として新規カットを追加し、TVアニメで描かれなかったもうひとつのラストを描き切っている。

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