井上芳雄・伊藤沙莉が蓬莱竜太作・演
出の大人のファンタジーに出演 『首
切り王子と愚かな女 』の上演が決定
大人の寓話。時代も場所も架空の王国。雪深い暗い王国。
英雄であり人格者であった先王が早くに没して20年。没後、女王は彼女に取り入った大臣に政を任せ、自分は享楽の日々を過ごし、大臣もまた甘い蜜を吸っていた。民たちは税を搾り取られ、流行り病は放置され、苦しみ、疲弊していた。
それは女の憧れの姉であり、自分と家族を捨てた憎むべき存在であった……。
作・演出:蓬莱竜太 コメント
どうなることやら楽しみに来てください。
パルコ劇場で蓬莱さんと一緒にやらせてもらうのも、もう4回目になります。毎回見事に異なる、でもそれぞれ強いイメージが残る作品でした。今回もまた新たな座組みで、新しい作品にチャレンジできて幸せです。
蓬莱さんが今、何を面白いと思っているのか、とても興味があります。現在の世の中だからこそ、演劇だからこそできることがあると信じて、その世界に全身で飛び込みたいです。
いつか出演させて頂きたいとずっと思って、目標の一つにしていた蓬莱さんの作品への出演が、やっと叶う喜びと共に一気に緊張感が高まっています。しかし、こういうタイミングで蓬莱さんから生まれる作品に携われることを嬉しく有り難く思いました。
精一杯頑張ります。届けます。
宜しくお願い致します。
蓬莱さんと仕事をするのは5本目。
毎回私という俳優の知らなかった部分を引き出してくれ、発見と驚きの連続だが、もっとずっと先を見ている蓬莱さんを必死に追いかけるような感覚で稽古をすることが必要。心と体と頭と神経が疲弊し、無性に酒が飲みたくなる(笑)。
この1年と数ヶ月、私は生活の「楽しみ」が減少した。色んな人たちと会うことも、仕事が入っている時の外食も、自粛しなければならない。
そんなこの頃。お客様の「楽しみ」の一端になれれば。観劇後にもジワる「楽しみ」になれれば、この上幸せなことはない。
蓬莱さんの新作、新PARCO劇場、「楽しみ」な作品になるのは確実である。
蓬莱さんが目の前でまばたきをするたびに、私は自分が発した言葉に嘘はなかっただろうかと自問する。
見られたくない部分を隠したり、守ったりすることが、全く無意味な人だからだ。
いつか出させてくださいと何度も本気で言ってきたけど、いざその夢が叶うのだ! と思うと、興奮と同時に、蓬莱さんの描く人間の渦の中に素直に存在していられるか、怖さも押し寄せる。
夢が夢のまま終わらぬよう、今、舞台に立てることを心から感謝して、防具を持たず、全力で挑みます。
プロットを読んだ時から、ドキドキと、ワクワクが止まりません。蓬莱さんとは4度目ですが、いつも思いがけない役を書いて下さいます。今回はずば抜けて思いがけません。ファンタジーらしく、既存の枠やルールを飛び越えた世界の中で、自分のリミッターも外して、思い切り遊びたいです。早く皆さんと稽古場であーだこーだ試して、ダントツに思いがけない人物をお見せしたいです。
今の私のドキドキワクワクがお客様のものとなるために。
まず、この作品に参加できる事を非常にうれしく思いますし、舞台に立てることに感謝します。
当たり前の事が当たり前ではなくなり、観劇することも何かと大変になってしまった現在。それでも観劇してくださる方々に、観て良かった! 面白かった! と感じてもらえるように、共演者スタッフと共に創っていきたいと思います。
僕自身もどんな作品になるのか、とても楽しみです!どうぞご期待ください!
和田琢磨と申します。
今回、井上芳雄さんをはじめとする、魅力的で素晴らしい方々と一緒に作品をつくる機会を頂き大変光栄に思います。
劇場での生のお芝居を皆様に楽しんでいただけるよう、1日1日の稽古を大事に取り組んで参りたいと思います。
17歳の時にふらりと当日券で入ったパルコ劇場。無名塾公演『ハロルドとモード』のあの感動! そこから私の役者人生は始まった。思い入れ深いパルコ劇場が生まれ変わり、念願の蓬莱さんのオリジナル作品にお声掛けいただき光栄です。
しかもファンタジー? 女王役も初体験!
デビット・ヘアの二人芝居『プレス・オブ・ライフ』(14)以来の蓬莱演出に胸が高鳴ります。スタッフキャスト観客がひとつになる、劇的なる場の醍醐味を存分に味わいたいと思います。
SPICE
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