【ADDICTION インタビュー】
今だからこそ歌う、
感謝にあふれた
ポジティブなメッセ―ジ
自分の考え方次第、行動次第で、
何歳からでもやり直すことができる
MYUJIさんはいかがですか?
MYUJI
僕がオススメするのは「DEAD DROP」です。実は、「005」(2020年6月発表のシングル)の続編になっていて、歌詞もリンクしているんです。「005」のMVでメンバーそれぞれが使っていたイメージアイテムが入り込んでいるんですよ。
K.B
そうなんです! 葉巻やウッドベース、マティーニなど、前回のMVで使っているものが散りばめられているので、ちょっとした謎解きの気分で歌詞を読んでもらえたら嬉しいですね。さらに、僕たちは音楽とパワーを伝えていく場所、ライヴをすごく大切にしているということも真意として書いているので、それも読み取ってもらいたいですね。
「DEAD DROP」はMVが作られていますが、ドラマパターンと通常パターンがあるんですよね。ドラマパターンを観てびっくりしましたよ!
MYUJI
ですよね(笑)。僕らもドラマパターンを作ると聞いて、演技するもんだと想像してたんです。でも、蓋を開けてみたら“箱の中身はなんだろうな?”のゲームが差し込まれていて、正直言って“えっ、なんで?”と思いました(笑)。
ASCH
きっと監督さんが僕たちのいつもの姿を観せたかったんでしょうね。クールなだけでなく、コミカルな部分を観せたかったから、そうなったと思うんですが…ちょっとやりすぎですよね(笑)。
JOSHUA
相当リアルな素顔が詰め込まれているよね(笑)。
しかも、箱の中身が蛙やコオロギなど、まさかの生き物もあってびっくりしました!
MYUJI
僕はコオロギだったんですが、今でも思い出すとゾワっとするんです!
PEACE
僕が一番だったんですけど、まさか生き物はないと思っていたら蛙だったのでびっくりしましたよ。最初は触った感じがスライムに似ていたんで余裕ぶっていたら、手に足が乗っかってきてパニックになりました。
かなりのエンターテイメント作品になりましたね(笑)。
K.B
勇気のある人だけ観てもらいたいです(笑)。あと、通常のダンスバージョンではバッキバキに踊っている僕らを観てもらえたら嬉しいです。
MYUJI
あと、セルカバーの「Party in the SKY」は今のADDICTIONバージョンで収録されるのでぜひ聴いてほしいですね。ライヴでもみんなが盛り上がる曲で、初めて聴いたとしても聴きやすいですし、覚えやすいし。振付けはRADIO FISHのShow-heyさんにしていただいて、みんなが真似できる“ゆりかごダンス”をしているんですよ。
ASCH
JOSHUAを赤ちゃんのように抱っこして揺らすイメージだったんですけど…。
JOSHUA
このステイホーム期間で筋トレにハマって身体が大きくなっちゃったんで、もう揺らせないと思う(笑)。なので、ぜひイメージする赤ちゃんをジョシュちゃんだと思って揺らしてください(笑)。
K.Bさんのオススメは?
K.B
僕は「Foot steps」です。この曲は僕が作詞と振り付けをさせてもらいました。曲調もかなり明るいですし、内容も《未来はいつも君次第》とあるようにとてもポジティブなんです。人それぞれに夢ややりたいことがあると思うんですけど、挫折したり、諦めなくちゃいけないこともあると思うんですね。でも、どんな状況下でも自分の考え方次第、行動次第で、何歳からでもやり直すことができると思うんです。そんな気持ちをポジティブに書かせてもらったので、この曲を聴いて不安な今の状況を少しでも楽しく過ごしてもらえたらと。
自身に対してもエールソングになったのでは?
K.B
そうですね。歌詞もステイホーム中に書いたんで、自分を鼓舞するような気持ちが強かったというか。
MYUJI
等身大だから響くんですよね。
K.B
僕は等身大担当なので(笑)。今思っていることをその都度歌詞にしていけたらいいなと思っています。
今後は少しずつライヴが再開できていくと思いますが、今後はどのようなことをしてみたいですか?
K.B
セカンドツアーが途中で開催できなくなって、多くの人をがっかりさせてしまったし、僕たちも遠征に行けずに寂しかったんで、いろんな地方に行って、その土地ごとにみなさんに感謝の気持ちを伝えていきたいと思っています。
PEACE
僕は加入してから生のライヴが一回しかやれず、それ以降は配信に切り替わってしまったので、みなさんに全然お会いできていないんですよ。なので、きっと“あいつは誰だ?”と思っている人も多いと思うんです。
JOSHUA
ほぼ配信だからCG疑惑があったよね(笑)。
PEACE
そうなんですよ! “本当にいるの?”って思われていたり…だから、ライヴが再開したら、これからはもっとみなさんに会って、生のパフォーマンスを観せていきたいと思っています!
取材:吉田可奈