「舞台版 誰ガ為のアルケミスト』〜
宛名ノナイ光〜」、無観客での全日ラ
イブ配信が決定 キービジュアル&キ
ャストビジュアルも解禁

2020年10月7日(水)~11日(日)に上演される、「舞台版 誰ガ為のアルケミスト』〜宛名ノナイ光〜」を全日LIVE配信することが決定した。また、併せてキービジュアル&キャストビジュアルも解禁となった。
本作は、全世界1100万DLの大人気スマホゲーム、タクティクスRPG『誰ガ為のアルケミスト』(以下、タガタメ)を原作とした舞台。次回作にて完結する『舞台版 誰ガ為のアルケミスト』を前に「ザイン」の知られざる過去が明かされるスピンオフ作品となっている。
今回は、タガステ初となる無観客で行われ、ライブ配信は「VR LIVE配信」と「通常LIVE配信」という二種類の形で同時に全公演配信される。配信公演ならではの視聴パックや、VRをより楽しむ「オリジナルVRゴーグル」が本日9月1日(火)より先行販売されたのでチェックしておこう。
(c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会

【あらすじ】
バベルの塔を臨む大地・バベル大陸にて――
絶対正義の名のもとに、大陸の平和を守る為に戦う「聖教騎士団」。
突出した「錬金術」の才を持つ彼らは「ロードマスター」に率いられている。
“獅子王の進撃”の最中に命を落とした第10代ロードマスター・ザイン。
彼の後を継ぎ、11代目のロードマスターとなったカノンは、獅子王オライオンとヴェーダ十戒衆を辛くも退けた。
戦いの気配を感じながらの、束の間の平穏の中、オーティマは一冊の手記をカノンに手渡す。
それは、第10代ロードマスター・ザインによって書き綴られたものだった。
正義の象徴に相応しい強さ、気高さを備え、多くの者を照らし続けたザイン。
彼が何に悩み、何を願い、誰を愛したのか、多くを知る者は少ない。
叶えたい願い、受け継がれる思い、その行き着く果てには何が待つのか…。
ザインの手記を読み進める内に、カノンは深い“海の底”に隠されていた存在を知る。
それは、光の届かない場所すらも照らしたいと願った、ザインの正義の原点。
正義とは、光とは、誰ガ為のものなのか。
そのザインの秘めたる思いが今、紐解かれようとしている――…。
これはロードマスターとなったカノンが触れた、ザインが“獅子王の進撃”に至るまでの、もう一つの、誰にも届かなかった物語。
また、本公演の出演者は、中村誠治郎、野本ほたる、健人、花影香音、遊馬晃祐、松田岳ら。彼らのキャストビジュアルも公開され、完結編へと繋がるスピンオフである本公演に期待が高まるばかりだ。
ザイン 役 中村 誠治郎 (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会
カヤ 役 野本 ほたる (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会
ソル 役 健人 (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会
カノン 役 花影 香音 (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会
ザインが愛した女 “シオン” 役 花影 香音 (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会
オーティマ 役 遊馬 晃祐 (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会
ワギナオ 役 松田 岳 (c)舞台版『誰ガ為のアルケミスト』製作委員会

「プロデューサー今泉潤」より本公演に関するメッセージ
前回の『舞台版 誰ガ為のアルケミスト』〜聖ガ剣、十ノ戒〜公演当時の3月は、新型コロナウイルスの感染拡大
が懸念されはじめたころでした。
あの瞬間にしか存在し得なかった舞台に観客を入れて完成させたかった。悔しさが残る公演となりました。
日本から多くの時間が失われている中で、失くしたから無くすのではなく、無くしたからこそ得るものがあるはずだと考えて、全日程をLIVE配信で開催させていただきました。
「配信だから1回でいいじゃないか?」
そんな意見が多い中で、舞台の醍醐味は、初日から千穐楽まで役者、スタッフの力が掛け合わさり、劇場に足を運んでくださった皆様の熱気で練り上げられていくものだと、考えたからこその決断でした。
あれから約5ヶ月。
我々、エンターテインメント業界の人間は世の中の情勢を鑑みながらの手探りの状態が続いています。
エンタメは不要不急なのか?
こんな時代だからこそエンタメの力が必要なのではないのか?
エンタメ業界は、出口の見えない危機が続き、果てしない絶望の淵にいます。
そんな中、10月に完全新作『舞台版 誰ガ為のアルケミスト』〜宛名ノナイ光〜を公演開催することにしました。
従来の舞台は「新しい生活様式」や「3密の回避」など、難しい課題に直面しているエンタメですが、今の情勢を嘆き、ただ手をこまねいていつかよくなるであろう未来を待つのではなく、今だからこそできる舞台を提案していく姿勢が必要なのではないのか。
そんなことを考えている時、3月の無観客公演が光を射してくれました。
本来舞台は、舞台上で起こるすべてに演出の意図が込められています。
映像の配信では、全体を俯瞰することができずに、どうしても今起こっている出来事のカット割りになってしまいます。役者の表情がよく見えるメリットがありますが、全体の演出は観られない。そんなことを3月公演で感じました。
今回は「VR LIVE配信」と「通常LIVE配信」で同時に全公演配信します。
VRで舞台全体を観ていただいたり、映像で役者の表情を中心に観ていただいたり、様々な楽しみ方をしていただけたら幸いです。
通常の舞台公演では考えられないインタラクティブな演出や、VRゴーグルを装着しての鑑賞などを準備しています。これは、新しい舞台体験になり、今だからこそやる価値のある挑戦だと考えています。
今回は、企画の段階から無観客での公演を視野にいれてきました。
役者、スタッフ、お客様の不安要素を極力減らすことで、すべての人に舞台を楽しんでいただける「心」を整えて欲しいと願ったからです。
今回の舞台の挑戦が、小さな希望に繋がりますように。
そして、誰かの為じゃない、あなたの為の“タガタメ”になりますように。

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