vivid undress、リリース前日にファ
ンの想いに応える新譜完全再現ライブ
を無観客配信で実施

vivid undressが8月18日に東京・Flowers Loft Shimokitazawaにて開催した、ミニアルバム『変身コンプレックス』を完全再現した無観客生配信ライブのオフィシャルレポートが到着した。

vivid undressが8月18日に東京・Flowers Loft Shimokitazawaにて、『変身コンプレックス』を完全再現! 無観客生配信ライブを開催した。
本来6月10日にリリースされる予定であったミニアルバム『変身コンプレックス』が、新型コロナウイルスの影響により、やむなくリリースが延期となった。この無観客ライブは、ようやく迎える8月19日のリリースに先駆けて行われた。元来はミニアルバムリリース後に本作を引っ提げて全国ツアーを行う予定であったが、vivid undressとして“どうファンの想いに応えていくか”ということを考え、作品リリース前日ながらも全曲を生演奏し、全世界に向けて発信するという、この状況下ならではの企画を実施するに至った。
vivid undress
冒頭、vivid undressのライブではお馴染みの登場SEの響き渡る中、幻想的なライティングに次々とメンバーの姿が現れる。vivid undressというバンドのステージングを心待ちにしていたという高揚感が昂ったところで、1曲目「主演舞台」からこの日のライブが始まった。既にMVが公開されていた本楽曲。MVの中でも感じられた暖かな世界観に相まって、バンドの生演奏ならではの生々しさとアグレッシブさが加わり、まさに今を生き、変化しつつあるバンドの姿が感じられた。サビ後のシンガロングを伴う部分では、無観客ではあるが目の前にオーディエンスがおり、ともに同じ場所で時を過ごしているかのようなシンクロ感を感じ、画面越しのオーディエンスとともに作り上げるライブを思わせる幕開けにふさわしい一曲目となった。
vivid undress
続く楽曲は「感情戦争」。前曲「主演舞台」の振り切ったポップさに驚きを禁じ得なかったリスナーもどことなく落ち着くような、従来の尖った部分のvivid undressさが感じられるリフが多用される楽曲。しかしそんな曲調とは逆行するかのように、kiila(Vo.)による詞のストレートさが胸に迫る。包み隠すことのない切実さと切迫感を、溢れんばかりの感情を込めて歌いあげる紅一点のkiilaの顔の表情、そして声の表情から目を離すことができないほどの強い求心力が感じられた。
vivid undress
続いてvivid undressのサウンドでは聴き慣れない不思議なイントロに少しの不安を覚えるリフが鳴り響き、披露された曲は「ファンファーレ行進曲」。細く美しく軌道を描くrio(Key.)の指先と楽しげな表情が印象的に映える。ライブ現場での盛り上がりを一点のブレもなく想像させる本曲には、目の前で彼らのライブを聴きたいという気持ちがさらに煽られる。
そして、ハイハットのカウントから始まったのがファンキーなナンバー「Make Magic」。今のvivid undressだからこそ作り出せる、バンドとしてのグルーブ感/一体感を感じる一曲だ。一際楽しげな表情と、体全体で楽曲にのるsyunn(Ba.)の姿は脳裏に焼き付いて離れない。
一気に駆け抜ける焦燥感にさらに引き込まれたのは「ララ、バイバイ。」。yu-ya(Gt.)のたたみかけるようなギタープレイで一気にテンションが上がり、血が沸き立つ。「好きに生きて生きて生きて 生きて生きてから死にたいの」とういう楽曲終わりの駆け抜けるようなワンフレーズには、決して立ち止まらない、そして進み続けるというvivid undressの意志の強さが浮き彫りになるように思う。
vivid undress
場面が転換され、rioの柔らかく静かなピアノの旋律のみが静寂に響き渡る穏やかな時、一言一言を重く、大切に紡ぐかのようにkiilaが語る。「今日は全曲新曲ライブ。画面越しの皆さん、見てくれて本当にありがとうございます。離れていても同じ時間がこうして共有できている事が、本当に心から嬉しく思います。今、世界中が大変な時期で、行きたいところも行けず、会いたい人も会えず、すごく我慢ばかりな毎日だと思いますが、そんな中、みんな頑張って生きていて、本当に偉いと思います。」昨今の情勢の大変さに対する悔しい想いを滲ませつつも、大変な毎日を生き抜くオーディエンスへ丁寧な言葉をかける。
vivid undress
優しい言葉の中、続く楽曲への想いを語る。「大変な日々の中、孤独や不安に押し潰されそうになっている人の傍に、この曲が寄り添ってあげられますように。「ワンルームミッドナイト」」。ファンの想いに応えたい一心で開かれた本ライブの最後を飾る一曲は、一緒にいても拭いきれない切なさをしっとりと歌い上げるバラードナンバーだ。歌い上げるkiilaからは、思い通りにならない今に対する切なさと、より一層のファンに対する愛情の深さを余すことなく感じとることが出来た。バンドとしての変化と進化を魅せていく意志の強さと、『変身コンプレックス』という作品への期待値がさらに高まる無観客配信ライブだった。

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