GOMES THE HITMAN、山田稔明“旅路”
テーマに色鮮やかなソロ作が完成

GOMES THE HITMANでの活動や、坂本真綾や夏木マリ、ルパン三世2008年テレビスペシャルEDテーマ（歌；原田知世）への楽曲提供、そしてソロによる弾き語りプロジェクトなど多彩な活動を続けているシンガーソングライター、山田稔明が３月25日（水）ソロアルバム『pilgrim』をリリースする。

バンドでのメジャーデビュー10周年を記念した待望のソロ作は“旅路”をテーマした作品で、兼ねてからソロ作品として構想にあった“旅路”と“家路”という2つのテーマうちの一つを体現したもの。

タイトルの「pilgrim」が「旅人、巡礼者」を意味する言葉であるように、“旅路”をキーワードに30曲ほどの候補曲から選ばれた10の物語で構成され色彩鮮やかで深淵なポップスアルバムに仕上がった。

「日々の暮らしにはいつも往路と復路があって、ふと思い立って遠い旅に出てみたり何かに納得して再び家路を辿ったりの繰り返しです（精神的にも肉体的にも）。」と自身が語るように、果てなき音楽の旅の途中にある山田稔明が、2008年初夏に自宅でのデモ制作を開始、ミュージシャン／アレンジャーであるYAMACHI氏やMIXER’S LAB手塚氏らとリ・レコーディング、ブラッシュアップを重ね、じっくりと時間をかけて練り上げ完成した自信作となっている。

GOMES THE HITMANでのメジャーデビューから10年目の記念すべき2009年に完成した『pilgrim』に続き、さらにもう一枚の『家路』をテーマにした作品に現在取りかかっている最中だという山田稔明のソロプロジェクト、『pilgrim』を堪能しつつ次なる「家路」を楽しみに待ちたいところだ。