南青山・スパイラルガーデンで、若手
女性作家グループ展『うたう命、うね
る心』

若手女性作家グループ展『うたう命、うねる心』が、2019年7月4日(木)〜7月23日(火)まで、東京・南青山のスパイラルガーデン(スパイラル1F)にて開催される。
大小島真木《鯨の目》(2018) (c)Maki Ohkojima Photo by Serge Koutchinsky
若手女性アーティストを中心に紹介する展覧会シリーズ「Ascending Art Annual」、第3回目のテーマは「うたう命、うねる心」。私たちは、平穏な暮らしがどこか当たり前かのように日々を営んでいる。しかし、予測のつかない事故や災害、病など、突如深い悲しみが訪れることも、環境や人間関係に静かな絶望を抱える人もいる。また、新たな命の誕生は奇跡的な幸福である一方、幾多もの不安や社会的抑圧を乗り越え、育み続けていかなければならない。ありとあらゆる地球上の生命は、無為無数にうごめくようでいて、実にかよわく、はかない存在だ。環境や社会や家族を通じて互いを編み、それぞれの居場所に安心を結ぶことで、ようやく命をつないでいくことができるのだ。
川越ゆりえ《嫉妬心の標本》(2015) F50 号 ミクストメディア
本展では、3名の気鋭アーティストの作品を紹介する。母なる海にたゆたう鯨のリサーチを通じ、地球規模での命の行方へと思いを巡らせるインスタレーションを空間いっぱいに表現する大小島真木。人間の心にうごめく感情を架空の虫に擬え、標本のように精密な立体作品を生み出す川越ゆりえ。人形劇のような舞台装置に自身の顔や身体の実写映像を合成させた、独特の映像世界を操る笹岡由梨子。
心のうねりを携えながらも、生命のダイナミズムを高らかに歌い、未来を歩む力強さを是非目の当たりにしてほしい。
笹岡由梨子《Gyro》(2018) ビデオ・インスタレーション

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