「シティーハンター」を支えてきたスタッフ&キャスト結集

「シティーハンター」を支えてきたスタッフ&キャスト結集

神谷明、「シティーハンター」“親子
三代鑑賞”を熱望 「TM NETWORK」の
コメントに感激

「シティーハンター」を支えてきたスタッフ&キャスト結集 人気アニメ「シティーハンター」の約20年ぶりの新作「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」の大ヒット御礼舞台挨拶が2月16日、東京・新宿バルト9で行われた。キャストの神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、こだま兼嗣総監督、プロデューサーの諏訪道彦氏(読売テレビ)、植田益朗氏(スカイフォール)、小形尚弘氏(サンライズ)、若林豪氏が出席した。
 満場の観客が大入り袋を手に出迎えると、神谷は「皆さんのお大入り袋が眩しくて仕方ありません」とニッコリ。Twitterに届く映画の感想を楽しみにしているそうで「身近なところでは、私の友人の、岡山で鍛冶職人をしている方が娘と一緒に見に行ったとか。京都で仏像を作っている方が娘と一緒に行ったとか。そういう話を聞き、大変うれしいなと思っております。声優になった時の夢は、『親子二代で見てもらえるように長生きをしたい』でした。今三代になりつつあります。だから、もうちょっとがんばらないとね(笑)」と“親子三代”での鑑賞を熱望した。
 一方の伊倉も、周囲の反響を「私は大阪で声優学校の先生もしています。生徒たちが映画を見てくれて、ちょっと尊敬の目を向けてくれるようになり鼻が高いです」と茶目っ気たっぷりに語り、一龍斎は“シティーハンター愛”が衰えぬ観客に「良いお客さま、大好き。好きよ。冴子でした」と担当キャラの声で感謝を述べた。
 約20年ぶりに復活を遂げた今作は、オリジナルキャストが再結集し、現代の新宿が舞台の物語を描いた。スタッフ陣もテレビシリーズから参加しており、「反響を聞き、ほっとしています」(こだま総監督)、「『シティーハンター』のパワーを感じます」(諏訪氏)、「たくさん応援いただいているので、一緒になって楽しんでいます」(植田氏)と喜びを口にする。また小形氏は、「皆さんが支えてくれたからこそ大ヒットしたわけで。だから、皆さんに一番おめでとうと言いたい」と観客に語りかけた。
 20年ぶりの新作とあって、アフレコでは神谷が強いこだわりを見せる一幕もあったという。神谷が「アフレコ収録が終わり、音声だけが入ったDVDを見せていただいたのですが、なんとなく冒頭部分の冴羽リョウの声が(過去作と)少し違うかなと感じまして。音響監督に、『冒頭部分は昔のリョウちゃんにもっと寄せたい。冒頭だから皆さんに違和感を感じられないようにしたい』とお願いして、録り直させていただきました」と告白すると、若林氏も「これはアニメ制作では極めて異例です」と補足した。
 今作は、テレビシリーズのエンディングを彩った名曲「Get Wild」が再びエンディングテーマに起用されたことも話題を呼んでいる。この日は、同曲を手がけた「TM NETWORK」の宇都宮隆から「2019年の今なお愛される『シティーハンター』。今回の作品にも携われたこと、大変光栄に思うと同時に心より感謝いたします」というコメントが届き、神谷は「うれしいですね!」と大感激。さらに植田氏は「小室(哲哉)さんも試写を見ていただいて、すごい喜んでお帰りになった」「ちゃんと見ていただいています」と明かした。

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