日本映画史に燦然と輝く傑作、『映画
「砂の器」のシネマ・コンサート』が
4度目の再演
本作といえば、後半40分のクライマックス・シーン全編に渡って流れる組曲「宿命」だ。物語中で気鋭の音楽家・和賀英良(加藤剛)が作曲、自ら指揮・演奏するシーン、緊迫した捜査会議シーン、和賀の回想として描かれる、お遍路姿の親子が四季折々の全国を旅するシーン。この3つのシーンを交互に織り交ぜながら、背景に演奏されるのが、オリジナルで書き下ろされた組曲「宿命」である。ラスト40分のあいだに綴られる音楽と映像の融合によるカタルシスが、映画「砂の器」シネマ・コンサートの真骨頂であろう。
日本映画史に燦然と輝く不朽の名作が、巨大スクリーンで映画全編上映と共に、80人編成のフル・オーケストラで生演奏される本シネマ・コンサート。大阪、東京両公演の一般発売のチケットは2月9日(土)10:00より開始される。
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