開演の2時間前、レッドカーペットイベントには少女時代やEXO、4Minute、Davichi、SISTARなど人気K-POPアーティストたちが登場し、ファンからの大歓声を浴びた。
前年の歌謡界を振り返る「gaon chart K-POP AWARDS」は、芸能メディアの〈STAR NEWS〉と公認音楽チャートの〈gaon chart〉が共同開催し、gaon chartで1月1日から12月31日までの期間に集計したデジタル音源の配信セールス、CDアルバムの売上データをもとに、各月の音源1位、および4半期別のアルバム1位のアーティスト、全16組に本賞である歌手賞が授与され、また新人賞、プロデューサー賞、今年の発見賞など、1年の音楽シーンをリードしたアーティストたちに様々な賞が贈られる。さらにプロデューサー、演奏者、振付師、スタイリスト部門まで、裏舞台で活躍する音楽産業従事者のための受賞部門も用意されている。

プロデューサー賞にはBIG BANG、2NE1などが所属するYG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソクが選ばれた。彼の代わりに賞を受け取った2NE1は、「社長、おめでとうございます。アーティストがいつも最高の環境で働けるようにしてくださる社長は、本当に最高」と愛情を示した。

新人賞ソロ部門はチョン・ジュニョンとキム・イェリムが、グループ部門では防弾少年団とLADIES' CODEが受賞した。今年の発見賞は、ホットトレンド部門にCRAYON POP、インディーズ部門に薔薇旅館、ワールドルーキー部門にB.A.Pの名が呼ばれた。

歌手賞デジタル音源部門は1月に少女時代の「I GOT A BOY」、4月はPSYの「GENTLEMAN」が選ばれるなど、昨年の人気楽曲を再確認することができた。PSYは映像を通じて「歌手賞を頂けると聞いて年間かと思ったら4月だけだった。でも、感謝している。「GENTLEMAN」をリリースした4月の賞を頂けて嬉しい。今年の新曲もよろしくお願いします」と、笑いを誘うコメントで会場を沸かせた。

歌手賞アルバム部門は、第1期を少女時代が、第2期をチョー・ヨンピルが、第3・4期をEXOが受賞した。
少女時代は「この賞は「I GOT A BOY」を皆さんが愛してくださったので頂くことができた。もうすぐニューアルバムもリリースされるので、よろしくお願いします。いつも応援してくださるファンの皆さん、ありがとうございます」と伝えた。授賞式を訪れることができなかったチョー・ヨンピルは「レコードがカセットテープに、テープがCDに、CDはデジタル音源に変わった。世代を飛び越えて共感することができる音楽をこれからも届けたい」と、映像でコメントを寄せた。
EXOは1集「XOXO」リパッケージアルバムで第3期を、スペシャルアルバム「12月の奇跡」で第4期受賞という記録を打ち出した。3期受賞のためにステージに上がったEXOは「人気賞に続いてこんなにも大きな賞を頂いて感謝している。ファンの皆さんに「ありがとう」と「愛してる」を伝えたい。素敵な賞を頂いたので、素敵な作品で恩返しをしたい」と伝えた。喜びに溢れる表情のまま、4期でもステージに上がることになった彼らは「ひと言だけ言わせてほしい。皆さん、本当に愛しています。ありがとうございます。EXO大好きだ」と叫んで感動を呼んだ。昨年の授賞式で大賞を総なめにしたEXOは、今回の授賞式でも3冠王に輝き、今韓国で最も人気の高いアーティストであることを実感させた。(写真提供=gaon chart事務局)

「3rd gaon chart K-POP AWARDS」受賞者・作品リスト
【アルバム賞】
[第1期] 少女時代 4集アルバム「I GOT A BOY」
[第2期] チョー・ヨンピル 19集アルバム「Hello」
[第3期] EXO 1集「XOXO」リパッケージアルバム
[第4期] EXO スペシャルアルバム「12月の奇跡」
【歌手賞】
[1月] 少女時代 「I GOT A BOY」
[2月] SISTAR19 「もういないから」
[3月] Davichi 「亀」
[4月] PSY 「GENTLEMAN」
[5月] 4Minute 「What's Your Name?」
[6月] SISTAR 「Give It To Me」
[7月] Dynamic Duo 「BAAAM」
[8月] SanE 「知り合いの話」
[9月] Mad Clown&ソユ(SISTAR) 「Stupid in Love」
[10月] IU 「ブンホンシン(赤い靴)」
[11月] miss A 「Hush」
[12月] ソ・イングク&ZIA 「別れる男女」
【新人賞】
[男性ソロ] チョン・ジュニョン
[女性ソロ] キム・イェリム
[男性グループ] 防弾少年団
[女性グループ] LADIES' CODE
【人気賞】EXO
【ロングラン音源賞】Girl's Day 「期待して」
【ホットパフォーマンス賞】A Pink 「No No No」
【今年の発見賞】
[ホットトレンド] CRAYON POP
[インディーズルーキー] 薔薇旅館
[ワールドルーキー] B.A.P
【プロデューサー賞】ヤン・ヒョンソク
【エンジニア賞】チョ・ジュンソン
【作曲家賞】イダンヨプチャギ(二段横蹴り)
【作詞家賞】キム・イナ
【実演者賞】キル・ウンギョン、タミー・キム
【K-POPワールド韓流スター賞】2NE1
【カラオケ賞】チョン・ジュニョン&ロイ・キム「埃になって」
【貢献賞】チョー・ヨンピル
【スタイル賞】
[振付師] YAMA&HOTCHICKS (PSY「GENTLEMAN」、Girl's Day「期待して」など)
[スタイリスト] チョン・ボユン(イ・ヒョリ東方神起など)
【ニューメディアフラットフォーム賞】Bugs
【海外音源賞】DJ Gollum 「The Bad Touch」

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