中国・百度のバイドゥIMEだけじゃな
い、他にもある「気が付くと入ってい
るソフト」
百度IMEだけじゃない、行儀の悪いソフ
トは他にもある
百度(バイドゥ)の日本法人が提供する日本語変換ソフト『バイドゥIME』のクラウド変換機能(クラウドサーバにアクセスし、豊富な変換候補を取得する機能)で情報が百度に「一部無断送信」されている問題がネット関連会社の調査でクローズアップされ、日本政府も使用停止を呼びかけたことからさらに報道が過熱している。
PC版『バイドゥIME』は、バイドゥIMEのサイトからインストールできる他、一部パソコンへのプリインストールがされており、またフリーソフトの一部と一緒に「おまけソフト」として同時インストールされる(※1)仕組みがある。
一応規約上クラウド変換への同意はとっている形になっているようだが送信されているデータにほとんどの変換内容が含まれることとPC識別子があることが問題とされ、また同社のスマホ版日本語変換『Simeji』では送信OFF設定にしても送信されてしまう「バグ」(修正済み)の問題などが発覚した。百度側は中国へ送信される形ではなく日本国内のサーバに蓄積される形等と反論しているが…。
送信の是非はともかくとして、官公庁が「勝手に気がつくとインストールされていた」主張するようなソフト、バイドゥだけじゃなくて結構存在している(※2)。以下に代表的なものをいくつか書いておく。
(※1=大半はチェックボックスで外せるようになっている)
(※2=実際はソフトは同意をとってインストールされている。インストール時、ポチポチと読まずに早飛ばししていることが原因、ということがほとんど)
PC版『バイドゥIME』は、バイドゥIMEのサイトからインストールできる他、一部パソコンへのプリインストールがされており、またフリーソフトの一部と一緒に「おまけソフト」として同時インストールされる(※1)仕組みがある。
一応規約上クラウド変換への同意はとっている形になっているようだが送信されているデータにほとんどの変換内容が含まれることとPC識別子があることが問題とされ、また同社のスマホ版日本語変換『Simeji』では送信OFF設定にしても送信されてしまう「バグ」(修正済み)の問題などが発覚した。百度側は中国へ送信される形ではなく日本国内のサーバに蓄積される形等と反論しているが…。
送信の是非はともかくとして、官公庁が「勝手に気がつくとインストールされていた」主張するようなソフト、バイドゥだけじゃなくて結構存在している(※2)。以下に代表的なものをいくつか書いておく。
(※1=大半はチェックボックスで外せるようになっている)
(※2=実際はソフトは同意をとってインストールされている。インストール時、ポチポチと読まずに早飛ばししていることが原因、ということがほとんど)
勝手に入ってくるように「見えてしまう
」ソフトベスト3
1、バビロン
ネット初心者のPCに入ってがちだが、ななかなか消えない「Babylon」。イスラエル産。他のフリーソフトにくっついて入ってきて感染する問題ソフト。ツールバーが入りブラウザ起動ページがバビロンのHPに。検索先もバビロンになり、AmazonなどのECサイトに行くと、バビロンによって出る謎の広告がブラウザ下にポップアップする。奥深い所に潜り込むためアドオンやツールバーの削除ではバビロンを完全削除できない。これらを削除する場合、時にパソコンのレジストリまでいじる必要が出てくる。消す場合は「バビロン 完全削除」「バビロン 完全消去」などで検索し、できるだけ年月の新しいページに合わせて対処しよう。
2、マカフィーのMcAfee Security Scan (Plus)
パソコンの場合、ブラウザでアニメーションや動画を再生されるのによく使われるアドビの『FLASHプレイヤー』を起動時バージョンアップすることはよくあると思うが、チェックボックスに「同時にインストール:無料のMcAfee Security Scan」というチェックボックスが既にチェックされた状態で表示されており、特に初心者は気が付かないままインストールしてしまうケースが多い。マカフィー自体は信頼のある会社なのだが、誰もが使うFLASHのインストール時にのっかってインストールはあまり行儀がよろしくない。
対処方法は以下のページで。
Flash Player Help:
ネット初心者のPCに入ってがちだが、ななかなか消えない「Babylon」。イスラエル産。他のフリーソフトにくっついて入ってきて感染する問題ソフト。ツールバーが入りブラウザ起動ページがバビロンのHPに。検索先もバビロンになり、AmazonなどのECサイトに行くと、バビロンによって出る謎の広告がブラウザ下にポップアップする。奥深い所に潜り込むためアドオンやツールバーの削除ではバビロンを完全削除できない。これらを削除する場合、時にパソコンのレジストリまでいじる必要が出てくる。消す場合は「バビロン 完全削除」「バビロン 完全消去」などで検索し、できるだけ年月の新しいページに合わせて対処しよう。
2、マカフィーのMcAfee Security Scan (Plus)
パソコンの場合、ブラウザでアニメーションや動画を再生されるのによく使われるアドビの『FLASHプレイヤー』を起動時バージョンアップすることはよくあると思うが、チェックボックスに「同時にインストール:無料のMcAfee Security Scan」というチェックボックスが既にチェックされた状態で表示されており、特に初心者は気が付かないままインストールしてしまうケースが多い。マカフィー自体は信頼のある会社なのだが、誰もが使うFLASHのインストール時にのっかってインストールはあまり行儀がよろしくない。
対処方法は以下のページで。
Flash Player Help:
3、その他のツールバー/ブラウザなど
ネット検索各社のツールバーも普及啓蒙期にはかなりフリーソフトと同時インストールされる仕組みになっていた。最近はそれらは少ないが、一度日本を撤退してる米ASKによる『Askツールバー』はよくJAVAなどと一緒にインストールされ、その必要性の低さからか評判が悪い。今回問題となっている百度(バイドゥ)のポータル『hao123』なども、フリーソフトの同時インストールに見られる。コレ自体はhao123というポータルサイトがホーム画面を書き換える仕組みだけだが、かなりショートカット類が改ざんされるので、困っている人もいる。
3、その他のツールバー/ブラウザなど
ネット検索各社のツールバーも普及啓蒙期にはかなりフリーソフトと同時インストールされる仕組みになっていた。最近はそれらは少ないが、一度日本を撤退してる米ASKによる『Askツールバー』はよくJAVAなどと一緒にインストールされ、その必要性の低さからか評判が悪い。今回問題となっている百度(バイドゥ)のポータル『hao123』なども、フリーソフトの同時インストールに見られる。コレ自体はhao123というポータルサイトがホーム画面を書き換える仕組みだけだが、かなりショートカット類が改ざんされるので、困っている人もいる。
これらの問題を避けるには
・ネット上から無料でインストールできるソフトの場合は、評判を先に検索してから入れる(問題の起きているソフトであれば点数が低くなる)
・インストールページ、インストーラーをよく見る(余計なインストールソフトが入らないかをチェックする。目立たないところに書いてあることが多い)
・フリーソフトを、特に海外の得体のしれないサイトからインストールしない(海外の一部サイトの専用インストーラーはアドウェア=広告表示ソフトが盛られている)
・国内の有名フリーソフトサイトからのダウンロードでも、フリーソフトには他のソフトを同時導入するインストーラーがある(サービス側ではなく、作者が広告収入を得るために入れているもの)。インストールの時はチェックボックスの外し忘れに注意する
・JavaやAdobe Reader/Flash Playerのインストール時、チェックを読み飛ばして不要な他社のソフトを入れないように注意する
・ポイント目的などで不要なツールバーをインストールしない
などのことが重要だ。
こういう面倒があるからPCのシェアが落ちて、タブレットの時代になりつつあるのだが…だが、タブレットでも同じことは先々起こりえる。注意してほしい。
(編集部I)
・インストールページ、インストーラーをよく見る(余計なインストールソフトが入らないかをチェックする。目立たないところに書いてあることが多い)
・フリーソフトを、特に海外の得体のしれないサイトからインストールしない(海外の一部サイトの専用インストーラーはアドウェア=広告表示ソフトが盛られている)
・国内の有名フリーソフトサイトからのダウンロードでも、フリーソフトには他のソフトを同時導入するインストーラーがある(サービス側ではなく、作者が広告収入を得るために入れているもの)。インストールの時はチェックボックスの外し忘れに注意する
・JavaやAdobe Reader/Flash Playerのインストール時、チェックを読み飛ばして不要な他社のソフトを入れないように注意する
・ポイント目的などで不要なツールバーをインストールしない
などのことが重要だ。
こういう面倒があるからPCのシェアが落ちて、タブレットの時代になりつつあるのだが…だが、タブレットでも同じことは先々起こりえる。注意してほしい。
(編集部I)
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