藤原竜也が高岡早紀、比嘉愛未、前田
亜季、中別府葵ら4人の美女を弄ぶ
舞台『プラトーノフ』の上演が決定
19世紀末。 ロシア将軍の未亡人アンナ(高岡早紀)の屋敷には、 大佐のイワン(西岡徳馬)や、 アンナに想いを寄せるポルフィリ(神保悟志)など、 さまざまな人が集まってくる。
その中でアンナが秘かに想いを寄せるのは、 妻子ある教師プラトーノフ(藤原竜也)であった。 プラトーノフの妻サーシャ(前田亜季)の弟ニコライ(浅利陽介)は、 大学生のマリヤ(中別府葵)に恋焦がれているが、 マリヤもプラトーノフに惹かれている。
そんな中、 アンナの義理の息子セルゲイ(近藤公園)が、 結婚したばかりの妻を屋敷に連れてきた。 その相手を見て、 プラトーノフの心は激しく揺れ動く。 なぜなら、 セルゲイの結婚相手は、 かつての自分の恋人ソフィヤ(比嘉愛未)だったのだ。
アンナ、 ソフィヤ、 サーシャ、 マリヤ、 4人の女性の愛が交錯する中、 プラトーノフは破滅へと突き進んでいく……。
出演者・演出家よりコメント
演劇界の次代を担う演出家の森新太郎さんと、 今回ようやくご一緒できることを心から嬉しく思います。 森さんは、 情熱的でパワフルな稽古をするそうなので、 しっかりと準備をして稽古に臨みたいです。 チェーホフの戯曲に挑戦するのは、 2008年の「かもめ」以来になります。 現実世界をそのまま切り取ったようなチェーホフの世界に再び浸れることを嬉しく思います。 高岡早紀さん、 比嘉愛未さんはじめ、 今回の共演する多くの方とは初共演です。 稽古場で自分をさらけ出して、 新しい人間関係を築くことは演劇の醍醐味の一つなので、 今回も楽しみたいと思います。 僕が演じるプラトーノフは、 自分を愛する4人の美しい女性を弄ぶという、 現実世界では経験できない役柄ですので……人生経験豊富な西岡徳馬さんに役作りの相談をしたいと思います(笑)
チェーホフ劇に出るのは初めてです。 今回、 藤原竜也さん演じるプラトーノフに想いを寄せる未亡人役を演じます。 なぜか私には、 未亡人というイメージがあるみたいです(笑)この年齢になっても、 このような奔放な女性を演じられるのは女優としてありがたいことだと思います。 藤原竜也さんの舞台は何度も拝見していますが、 彼はまさに「舞台の人」。 本当にパワーのある方なので、 舞台で初共演できることを楽しみにしています。
本格的な翻訳劇に出演させて頂くのは初めてです。 戯曲を読ませて頂き、 リアルな人間のどろどろした部分を舞台で表現することに興味を持ち、 今回チャレンジさせて頂きたいと思いました。 演出家の森さんは妥協のない方だそうですが、 とことんついて行きたいと思います。 ワクワクするお仕事はたくさんありますが、 今回のようにゾクゾクすることは滅多にありません。 今から、 稽古が始まるのを楽しみにしています。
SPICE
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