左より、花村想太さん(Da-iCE)、中川大志さん、小野賢章さん 撮影:稲澤朝博

左より、花村想太さん(Da-iCE)、中川大志さん、小野賢章さん 撮影:稲澤朝博

中川大志×花村想太×小野賢章“マー
ベル男子”が大コウフン! イベントト
ーク&独占取材レポ【写真満載】

話題作が続くマーベルが大好きな“マーベル男子”=中川大志さん、花村想太さん(Da-iCE)、小野賢章さんが、「マーベル愛」を熱く&わちゃわちゃトーク! 写真も満載♪

4月27日に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が劇場公開。7月には、全米で空前の大ヒット、マーベル・スタジオ史上最高傑作と言われる『ブラックパンサー』がパッケージとして発売、6月には配信がスタートしています。
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そこで今回、 “マーベルヒーローが大好き”という中川大志さん、花村想太さん(Da-iCE)、小野賢章さんの3人で熱くマーベル愛を語る「マーベル男子会」が実施されました。
熱くマーベル愛を語り、話が尽きない様子で盛り上がった「マーベル男子会」。さらに、それぞれどのマーベルヒーロータイプなのかなど、お話を伺ってきました!
会場は、IDC大塚家具・新宿ショールームに展開されていた、マーベルの家具や日用雑貨で彩られたマーベルサロンのスペース(※現在は終了)。登場した3人は、「カッコイイ……!」「こんな部屋にしたい」など、早速テンションが上がりまくり! 並んでいるマーベルアイテムを眺めます。
トークを始めようとソファに座っても、目の前のテーブルにあるフィギュアに手を伸ばすなど、グッズに興味津々の様子。早くもマーベル愛が伝わってきます。
この日はファッションもマーベルデザインでコーディネート。中川さんと小野さんは、『ブラックパンサー』のWAKANDA TシャツとロングスリーブTシャツをそれぞれ着用。花村さんはデニムジャケットのインナーに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のオールスターTシャツで、「これを着た時、強くなった気がしました」とアピールしました。
マーベルヒーローへの愛が止まらない!――マーベルとの出会いは?
小野:僕は、前からずっと気になってはいたんです。ただ、すでにいろいろな作品があって、“アベンジャーズシリーズ”も始まっていたので、なかなか入るきっかけがなかったんですね。
でも、当時仕事を一緒にしていたスタッフさんの中にマーベル好きの方がいて、「いま出ているBlu-rayを全部持っているから、貸してあげるよ」と言ってくれて。それで貸してもらったのがきっかけで、一気に集中して観たのを覚えています。
その方から毎年誕生日プレゼントには大きなマーベルヒーローのフィギュアを貰うので、いまコレクションが増えています。
花村:僕は『アイアンマン』が始まりです。『アイアンマン』『ハルク』『アイアンマン2』と観ていって、『アベンジャーズ』に行きました。
マーベル作品の魅力は、“正義と悪”両方に共感できるところ。それぞれに自分なりの正義があるっていうところにとても共感しました。例えば『シビル・ウォー//キャプテン・アメリカ』でも、キャプテン・アメリカ(以下、キャプテン)の正義があれば、アイアンマンの正義があったり。アクション映画で登場人物みんなに共感できるのは、あまり他にはないことで、そこが一番ハマったきっかけです。
中川:僕も最初に『アイアンマン』を観たのがきっかけで、そこから『アベンジャーズ』を父と一緒に観に行きました。当時<日本よ、これが映画だ>というキャッチコピーでよくCMが流れていたんですけど、本当に衝撃的で。
いろんなヒーローたちが一同に会して一緒に戦うって、男の子にとって夢じゃないですか。ヒーローものを観ていて、「あのヒーローとあのヒーローが一緒に戦ったらどうなるんだろうな?」って、誰でも考えると思うんですよ。それが映画の中で実現していて、本当に興奮しましたね。
作中で「なるほど、そうやって協力するのね」っていう戦い方が出てくるので、そこからそれぞれのヒーローの作品をおさらいしていきました。
花村:僕は『アイアンマン』に関しては、たぶん30回くらい観ていますからね(笑)。
小野:それは勝てない(笑)。でも、どんどん敵が強くなっていくのも面白いですよね。だから『アベンジャーズ』を観た後に『アイアンマン』を見返すと、もうちょっと強い敵が出てこないかな?と思ったりする。
中川:スーツも毎回進化していって、変身方法が変わっていくのもいいですよね。
花村:あと、伏線を張っていたりするから、エンディングの後も気になる作品だなと思います。
中川:そうですね、最後まで見逃せない。
花村:エンドロールが流れた後に映像があって、次の作品への伏線をそこで見られるのが、またひとつの楽しみですよね。
3人の推しのヒーローは誰?
推しのヒーローは誰?――中川さんはアベンジャーズでお気に入りのヒーローは?
中川:アントマンです(即答)。
花村・小野:おぉ~!
中川:アントマンが大好きで。『アントマン』はマーベル作品の中でもコミカルな要素が強い映画で、主人公も元々特別な能力を持っているわけではなくて、ちょっと冴えない主人公がスーツを着ることによって、小さくなって戦えるようになるんです。
あとは、アリと一緒に戦うっていう発想! アリで飛ぶとか、その発想がすごいなって思って。仲間のアリが撃ち落とされちゃうところとか泣けるし、あんなにアリに感情移入したのは初めて!
――小野さんの好きな作品は?
小野:僕は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(以下、シビル・ウォー)がマーベル作品の中でも1、2を争うくらい大好きな作品です。
それまでアベンジャーズとして活躍して敵と戦ってきた中で、それらが及ぼす影響が出てくる。人類がアベンジャーズを逆に恐怖に感じてしまっていたり、アイアンマンやキャプテンも自分の信念を持っているが故に対立してしまう。どうやったらこの道に行かずに済んだんだろう?って、考え出したら止まらなくなるような映画になっています。
ヒーロー同士の友情や仲間との絆だったり、最後のキャプテンの手紙のシーンもすごく良かった。あと、僕はスパイダーマンがめちゃくちゃ好きなんですよ。本当に大好きなので、『シビル・ウォー』で初めてアベンジャーズとして出てきた時に、もう「なんてこった!」って思いましたね。
中川:しかもそのスパイダーマンがめちゃくちゃミーハーなんですよね。自分がアベンジャーズに入ってるぜ!っていう興奮がお客さん目線と同じで(笑)。
小野:そうそう! 「うわ、キャプテン・アメリカの盾取ったぜ、俺!」とか。あれは興奮しましたね。
花村:『シビル・ウォー』は、トニー・スタークの心の弱さや葛藤も描かれていて。最初の『アイアンマン』や『アイアンマン2』は自信家のトニーしか描いていないけれど、そこから『アベンジャーズ』の第1作を経て、大切なものができて心が弱まっていくというか。
いい意味で言うと強くなっているんですけど、強くなりすぎたが故に心配事が多くなるっていう、人間の精神的な面白さも描いていてすごくいい作品です。
小野:(中川に向かって)アントマンも出てたしね。
花村:アントマンも良い仕事してましたね。
――花村さんはアイアンマンが一番好きなんですか?
花村:僕はきっかけとなったのが『アイアンマン』なので、アイアンマンでありトニー・スタークがけっこう好きなんですけど、キャプテン・アメリカもすごく好きで、選べないですね……。
――最近の作品だと、『マイティ・ソー バトルロイヤル』はいかがでしたか?
花村:むちゃくちゃ面白かったです。第1作、第2作のマイティー・ソー(以下、ソー)に比べて、コミカルな部分がちょっと増えていて。
僕の中でソーの作品って王道のヒーロー作というか、けっこうシリアスな面が多いイメージなんですけど、今回は“コミカルかつカッコイイ”っていう感覚に近かったです。リベンジャーズが出てきたり、ソーとハルクの再会の瞬間もこれまででいちばん喋っているハルクが見られるので、そういうところもオススメポイントかなと思いますね。
小野:確かに(笑)。観た時に、「ハルクってこんなに喋るんだ」って思いました。
花村:僕は基本的には吹き替え派なんですよ。もちろん字幕でも何回も観ているんですけど、主に吹き替えの方を観ていて。ヘラの吹き替えを担当しているのが天海祐希さんなんですよね。そのまんまやん!と思って(笑)。本当にイメージそのままで、もし日本版を作ったら、ヘラは天海祐希さん以外に考えられない。
3人が考えたガチのマーベルクイズ
マーベルファンすぎる? 3人が考えたマーベルクイズが超難問!続いてはマーベル好きの3人が、事前にマーベルに関するマニアックなクイズを用意。正解するのは誰!?
<出題者:小野賢章>
小野:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『ブラックパンサー』のポストクレジット(エンドロールの後に流れる部分)に共通して登場するキャラクターは何でしょう?
中川:顔は出てくるんだけど、名前が出てこない……。
花村:僕はわかりました! バッキー。
小野:素晴らしい! さすがですね~。バッキーもカッコイイんだよね。
花村:カッコイイ。特に『ブラックパンサー』のポストクレジットに出てくるバッキーは燃えますよ! Blu-rayが発売したら、絶対にそこは見逃しちゃダメ。何でここにいるの!?ってなりますから。
小野:本当に、何で?って思った。
<出題者:花村想太>
花村:『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場する最大の敵・サノスの義理の娘の名は?
小野:あ~、サノスはすぐ出てるんだよ。名前って難しいよね。あの、どこかを「ー」で伸ばして4文字なんですよ。
中川:カリーナ!
花村:惜しい。正解は「ガモーラ」です。
中川:あぁ、そうだ……。
小野:悔しい!
<出題者:中川大志>
中川:『ブラックパンサー』のワカンダ王国は、実はある作品のポストクレジットに出てくる地図に登場していました。その作品はなんでしょうか?
花村:え、むずい!
中川:ある作品のポストクレジットで、すでにワカンダ王国が登場していたんです。「え、この時点で?」という感じでしたね。だからその時点で、全体の構想は出来上がっているということなんでしょうね。
花村:地図が出てきたポストクレジットといえば、例えば、アイアンマンがスカウトされる時に見せられた資料に載ってたとかかなぁ? じゃあ、『アイアンマン3』。
中川:正解は、『アイアンマン2』です! この頃から『ブラックパンサー』への世界観は繋がっているということですよ。
マーベルのヒーロー診断に、3人「合ってるかも!」そしてここからは、ウレぴあ総研だけの個別インタビューを敢行!
――マーベルヒーローの中で自分は何タイプだと思いますか?
小野:ネット上にマーベルのヒーロー診断が色々あって、最近試してみたら僕はスパイダーマンでした。
中川・花村:へぇ~!
小野:スパイダーマンが大好きなので嬉しかったです。<飄々としているバランスタイプ>というようなことが書いてあって、合っているかも、と思いました。
花村:僕は自分で試した診断ではキャプテンだったんですけど、意外とルールに厳しかったり、頑固であるとか、キャプテンは特にそういうところがあると思うんです。
小野:曲げないよね。
花村:一番協調性がありそうに見えながら、全然意見を曲げないから、そういう部分は似ています。
――Da-iCEのメンバーに言われたりしますか?
花村:頑固とは言われますね。でも僕よりも、もうひとりのボーカル(大野雄大)の方が頑固なんですよ。だから、どっちかが言い出したらキリがないですね。
中川:僕もちょっとやってみてもいいですか?(小野さんのスマホを借りて診断を進めて)あ、僕もキャプテンでした! 曲がったことが大嫌いというのは合ってますね。
――中川さんには何回かお話を伺っていますが、穏やかで何事も受け入れるようなイメージでした。
中川:穏やかでも曲がったことは嫌いですよ! 曲がったことは気になっちゃいますね。
――周りにも頑固だね、みたいなことは言われますか?
中川:言われはしないですけど、頑固かもしれないですね。負けず嫌いではあるので。
花村:お芝居で「もっとこうして」とか監督に言われた時は、すぐにその指示を聞きます?
中川:聞くことは聞きますけど、自分が納得するまで話さないとちょっと嫌ですね。そこは、わかるまで議論したいです。
花村:それはキャプテンタイプですね!
一緒に戦いたい女性キャラは?
3人が一緒に戦いたいマーベルの女性キャラ――女性のキャラクターも見どころですが、強い女性というのはどうですか?
小野:カッコイイとは思いますけど、僕はやっぱりヒーローになりたいので、守ってあげたいかもしれないですね。
中川:強すぎても男の出番がなくなっちゃうのがちょっと……。
花村:共闘したいです。
小野:仲間だったら、これほど頼りになる女性はいないですよね。
――共闘するとしたら、どの女性キャラと?
小野:ブラック・ウィドウかなあ……。やっぱり圧倒的に強いじゃないですか。接近戦にすごく強いので、ピンチのように見えて必ず勝つところととか、負けなさそうなところが頼りになりますよね。あと精神面も強い。
花村:確かに負けなさそう! 屈している姿はあんまり見たことがないですよね。
中川:僕もブラック・ウィドウです。スカーレット・ヨハンソンがただ好きというのもある(笑)。
花村:じゃあ僕はペッパー・ポッツにします。『アイアンマン3』のヒロインなんですけど、エクストリミスという劇薬を飲まされて、一瞬だけ強くなるんですよ。そのペッパーと一緒に戦いたい。アイアンマンより強くなっていましたから。
中川:マニアック~(笑)!
花村:(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のポスターを見て)あ、僕、ワンダがいい!
小野:ワンダもいいね~。
花村:ワンダは、回を増すごとに美女になっていってる。
小野:切ない顔をよくするよね。
花村:『インフィニティ・ウォー』のトレーラーでも美人でちょっとセクシーになっていましたし、しかも一番最強ですよ!
3人それぞれが感じた『ブラックパンサー』の魅力――では改めて、『ブラックパンサー』の感想を教えていただけますか? 北米では、すべての単独ヒーローたちが活躍する作品の興収を抜き、しかも『タイタニック』の記録も抜いて歴代第3位にランクイン。世界興収は歴代第9位という記録を打ち立てています。
小野:最高でした。女性もすごく活躍するところが、僕はとても印象的で。ヒーローってわりと男の子のものという印象が強いと思うんですけど、女性にとってもすごくカッコイイ。女性が観ても憧れるというか、カッコイイものになっているんじゃないかなと思いました。
中川:他のマーベル映画とは世界観がまたちょっと違っていて、舞台がワカンダというアフリカにある架空の国で。古代の伝統的な民族衣装と、最先端の武器やスーツの融合がオシャレでめちゃくちゃカッコよくて、この発想はすごいと感じました。とにかくオシャレでカッコよくて、音楽もとても良かったです。
花村:僕も音楽が特に気になっていましたね。劇場で観たときに「カッコイイ音楽を使っているな」と、音楽をやっている身としてテンションが上がりました。
あと、舞台が地球というところがすごいと思いましたね。全員が盾を持っていて戦闘民族で最新鋭……っていう設定は地球っぽくないんだけど、そういうところが実は僕たちの地球にも隠れているんじゃないか、という期待感を持っちゃいますね。
小野:あと僕は、レクサスの車がめっちゃカッケー!と思いました(笑)。
中川:あー! あの遠隔運転、めちゃくちゃカッコ良くないですか!?
小野:ちょっとねぇ、レクサス乗りてぇ!と思った(笑)。最後、シートだけ残ってね。
中川:あれも面白かったですね。
小野:『ブラックパンサー』は繋がっていくマーベル作品の中でも、単体でもわりと観やすい作品になっていると思いますので、ここから入る人はすごく多いんじゃないかなと思います。
花村:『ブラックパンサー』を観て、『シビル・ウォー』を観てもきっと面白いですよね。
――最後に、マーベルファン、そして『ブラックパンサー』をこれから観る方に向けてメッセージをお願いします。
小野:大人になってからこんなにワクワクできる作品ってなかなか出会えないなと思っていて、マーベル作品に出会えて良かったな、と心から思っています。
特に『ブラックパンサー』は、誰が観ても楽しめる作品になっていると思いますし、女性の方も楽しめるヒーロー作品になっているので、ぜひ観ていただきたいです。今日はマーベル作品について語ることができて楽しかったです。
花村:“漆黒の戦士”って、このご時世になかなか珍しいんじゃないかなと思います。原作のマーベル作品の中ではブラックパンサーはけっこう初期の方から登場しておりまして、黒人初のヒーローと言われています。その作品をぜひご家庭で観ていただいて、そこから他の作品に進んでいただくというパターンがオススメかなと思います。
中川:7月4日に『ブラックパンサー MovieNEX』が登場するということで、僕も今からワクワク楽しみにしています。観ると毎回少年に戻ってしまうのがマーベル作品だと思っています。これからアベンジャーズにまた新たにどんなヒーローが参戦していくのかというのも楽しみですし、いつか、僕もアベンジャーズにどんな形でもいいので入りたいです(笑)。
――熱いお話をありがとうございました!
『ブラックパンサー』は、6月6日より先行デシタル配信が開始。7月4日にはMovieNEXと4K UHD MovieNEX、そして4K UHD MovieNEX プレミアムBOX(数量限定)が発売、Blue-ray、DVDのレンタルもスタートします。
『ブラックパンサー』
6月6日(水)先行デジタル配信開始
7月4日(水)発売
MovieNEX(4,000円+税)
4K UHD MovieNEX(7,800円+税)
4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)(14,000円+税)
(c) 2018 MARVEL

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