【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#49 ミ
ュージシャン・根本要の言葉

作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです! このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。

音楽は売れる売れないじゃなくて、やり
たいかやりたくないかなんですよ

『Musicman-NET/インタビュー』(2010年12月15日配信)より

※スターダスト☆レビューが、「24時間内でもっとも多く曲目を演奏した音楽グループ」としてギネス世界記録に認定された<つま恋100曲ライブ>(2001年8月4日)の2日後に行われたインタビュー。その中で、根本要から若い後輩バンドへのメッセージとして語られた言葉である。自身についても、「僕らはただ、音楽がやりたいだけで、売れてる売れてないは二の次、三の次なんです。でも、その音楽をやれる状況は自分たちで作らなくちゃいけない」と語っている。根本の言葉には、音楽やバンド活動に対する熱い想いが満ち溢れている。「CDがいっぱい売れてお金がいっぱい入る、みたいな、高利貸しみたいな感覚じゃだめだと思うんですよ」という言葉も、今こそ音楽業界に広めて欲しい。

根本要(ねもとかなめ)
1957年5月23日生まれ、埼玉県行田市出身。スターダスト☆レビューのボーカル・ギター。スターダスト☆レビューのメンバーとしてデビューする前にクレージー・パーティーの名で、アニメ映画『がんばれ!!タブチくん!!』(1979年)の主題歌を歌っている。1979年、グループ名「ジプシーとアレレのレ」のメンバーとして、第18回ヤマハポピュラーソングコンテストにおいて、「おらが鎮守の村祭り」で優秀曲賞を受賞。アルバム『STARDUST REVUE』、シングル「シュガーはお年頃」でのプロデビュー(1981年)に際し、スターダスト☆レビューに改名する。以来、55枚のシングル、40枚のアルバムをリリース。持ち前のトーク力を活かし、テレビやラジオなどでも幅広く活動している。

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