Dream Ami・甘酸っぱい恋模様を描い
たシングル「アマハル」について語る

2015年にソロデビューを果たし、昨年7月にはE-girlsを卒業したDream Amiが、4月18日に待望の2018年第一弾リリースとなるシングル「アマハル」を発表した。今作にはサクラが散るシーンから始まる甘酸っぱい恋模様を描いた表題曲に加え、自身が作詞を手掛けた「ノーアイディア」も収録。そこで今回、シンガーとして新しい魅力を開花させたこのシングルについて本人に話を聞いた。
Ami 撮影=森好弘
――6thシングル「アマハル」ですが、表題曲は恋する女の子の甘く切ない気持ちが綴られています。こういう風にしたいというリクエストはご自身から?
作詞を担当していただいたのは、信頼をおいている作詞家さんなので、今回は“春の曲”そして“春が過ぎても長く聴いてもらえる曲にしたい”ということでお願いしました。
――学生時代の恋愛のような感じですよね。
はい。ですが、恋愛に年齢は関係ないなと思っているので……。恋愛する時は大人も子供も関係なく、同じような気持ちになるのではないかなと思って、素直な気持ちで歌っています。女性としてすごく共感できました。
――お気に入りのフレーズは?
“あなたまるで 春風みたい少し冷たい”という表現が素敵だなと思いましたね。ちょっと“温か冷たい”……みたいな。
――曲はミドルテンポで、ひと言ずつ丁寧に歌われている印象ですが、アッパーな曲と今回のような曲では、歌いやすさに違いはあるものですか?
以前はポップな曲を歌わせていただくことが多かったので、ポップな方が歌いやすかったり、すぐに自分のものにできていたように感じていたので、ポップな方が得意だなと思っていました。ですが、ソロデビューしてから、このようなミディアムな曲とかバラードを歌うようになり、最近はやっとどちらも自分のものにできるようになってきたような気がします
Ami 撮影=森好弘
――ライブで歌う時はどちらが緊張しますか?
ライブで緊張するのは、やっぱりスローな曲ですね。間違った時にごまかしがきかないので……。そういうことを考えるとバラードの方が緊張します。
――そしてc/wの「ノーアイティア」では、作詞も担当。
「ノーアイディア」は自分の好きな世界観というか、好きなものをイメージして書けたので、“過去一”すんなり書けた気がします。今回、自分が小学生の時ぐらいの90年代をイメージして書いたので、楽しみながら書けました。
――“イエデン”や“フリフリワンピース”など、懐かしい感じの言葉が出てきます。
敢えて今は使わない言葉やモチーフなどを思い出しながら書きました。この曲がその時(90年代)の感じがしたので懐かしいなと思って、その時代をテーマに描いたらおもしろそうだなと感じました。その頃、見ていたドラマとか、当時を思い出しましたね。
Ami 撮影=森好弘
――さて、今作は「Dream Ami 1st. Live Tour 2017 ♡ Re: Dream」東京公演の模様が収録されたDVD付きパッケージも。このツアーはいかがでしたか?
ツアーは……すごく心細かったです(笑)。(グループの時と)全部、全然違いましたね。リハーサルの進み方も、アイデア出しも、曲の流れも、見せ方も、MCも。
――でも1~10まで自分のやりたいことで作ることができたのでは?
そうですね。自分のアイデアだったりをすごく求められたのですが、今までは自分から何かしなくても物事が動いていくような環境だったので、そこは難しい部分がありましたね。例えば、すごく細かいことですけど、曲間とか、ここでピアノを入れた方がいいのか、入れない方がいいのかとか、そういうことも、自分主導で決めていかなければならなかったので難しかったです。ですが、衣装は自分が好きなものを着られて良かったです。
――なるほど(笑)。ではツアーはご自身のアイデアが随所に反映されていたんですね。
そうですね。何度も回を重ねて、やっては違う、やっては違うというのが最終公演までずっとありました。
Ami 撮影=森好弘
――でもDVDでのライブパフォーマンスを拝見するととても堂々としていて、MCも流れるようでした。
結構練習しました。私、ライブで一番緊張するポイントって実はMCなんです。もちろん歌も、歌詞を間違えたらどうしようというのがあるのですが、MCが一番緊張しますね。特に真剣で、おふざけなしのMCは緊張するので、そこで何を言うかというのを前日から何度も何度も繰り返して一日中練習していました。
――感極まって涙も浮かんだMCには、“素”のAmiさんが出ていてアドリブなのかな?と思いましたが……。
あれも、その場だと(アドリブだと)テンパって言いたいことが言えなくて終わってしまうだろうなと思ったので、前日から何を言うかをまとめていましたね。
――観客の煽り方も上手ですよね。
E-girlsで3回のアリーナツアーをやっらせていただいた経験が、すごくいかされたかなと思います。
――それでは最後に、今後の目標を教えてください。
今回のシングルでやっと2018年の音楽活動が動き出したなという感じがしています。このまま引き続いて、活動を活発にしていきたいなと思います。
Ami 撮影=森好弘
取材・文=服田昌子 撮影=森好弘

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