歌手デビューを果たした声優「立花理香」を突き動かす原動力とは?【インタビュー】

歌手デビューを果たした声優「立花理香」を突き動かす原動力とは?【インタビュー】

歌手デビューを果たした声優「立花理
香」を突き動かす原動力とは?【イン
タビュー】

2月28日、ミニアルバム『Flora』で待望のメジャーデビュー!歌手としても本格的な活動をスタートさせた。

かつて、大阪の事務所に所属し、タレントとして活動していた彼女が3月17日、そのリリースイベントで、大阪に凱旋。クールなライブパフォーマンスと、大阪仕込みの軽快なトークで、会場を盛り上げた。
今回は、ディスクピア日本橋店でのイベント直前の彼女を直撃!
「縁」を大切にしたい
──立花理香さんにお話しを伺いたいと思います。よろしくお願いします!
立花「よろしくお願いします!ハハハ(笑)」
──今日はどうお呼びしたらいいですか?りっか様?
立花「いやいや、やめて下さいよー(笑)」
──理香ちゃんでいいですか?
立花「全然大丈夫です。もう理香ちゃんって呼んでくれる人がほとんどいないので、嬉しいです。」
──じゃあ理香ちゃんでいきますが、そもそも私と理香ちゃんとの関係を読者の皆さんに説明させていただきます。MBSラジオの「MBSうたぐみSmile×Songs」(略称:スマソン)という番組で、2年間、理香ちゃんが月曜パーソナリティ、私が構成を担当させていただいていて、2014年3月に番組が終了して以来の再会になります。4年ぶりですねー。
立花「4年ぶり!?いやー、なんか照れくさいですねー。でも、平井さんの記事を読んだりしてますよ。相変わらずのアイドル熱だ!って思いながら(笑)」
──ありがとうございます(笑)。当時は真野恵里菜ちゃんのコンサートの取材に行ったりもしましたね。
立花「ありましたねー。取材する側だったのに、取材していただく側になって、なんか変な感じですねー。」
──番組で印象に残っていることは?
立花「生放送って初めてだったんですけど、2時間半(22時~24時30分)の生放送で、3枚か4枚ぐらいのキューシート(進行表)だけで番組が進むんだ?マジで?って、衝撃を受けました。あと、番組関連のイベントで、たくさんのアイドルさんや、アーティストさんを間近で見ていると、応援したい!っていう気持ちが、もっと強くなりました。」
──理香ちゃんはハロプロが大好きでしたけど、それは今も変わらない?
立花「年明けのハロコンは行きました!めっちゃ良かったー!やっぱり現場はいいですねー(笑)」
──ヲタ活してますねー(笑)。今、推しているグループは?
立花「℃-uteが解散してしまって、悲しみに暮れていたんですけど、つばきファクトリーと、こぶしファクトリーのライバル関係みたいな感じが、ベリキュー(Berryz工房と℃-ute)感があっていいなあって思います。」
──確かにそうですねー。そんな理香ちゃんが声優になるために上京することになりますが、関西でのお仕事が順調だったのに、それを捨てて、上京するというのは勇気のいる決断だったと思います。当時の心境は?
立花「もちろん、大阪の仕事も続けながら出来たら一番良かったんですけど、自分の全てで挑戦しないといけないという覚悟を決めて、上京しました。」
──いろいろオーディションを受けたと思いますが、ほとんど落ちるわけでしょ?
立花「99%落ちますね。」
──それで、心が折れたりしなかったですか?
立花「もうバッキバキですよ(笑)。でも、関西にいた時も、オーディションはたくさん落ちてきたので、そこで鍛えられていたこともあったり、関西にいた時から応援してくれている皆さんから、私のブログとかツイッターとかに送られてくるコメントを読んで、励まされて、頑張れました。」
──ファンの皆さんに支えられて、今の立花理香があると。
立花「いやー、美しい!」
──自分で言うんかい!(笑)。そんな中、初めて掴んだチャンスは?
立花「深夜の夜行バスで、京都と東京を往復しながら仕事をしていた時期があって、その時に受けたオーディションが『アイドルマスター シンデレラガールズ』だったんですけど、それが最初に受かった作品です。」
──最初が「アイドルマスター」だったんですね。
立花「そうなんですよ。しかも、京都出身のキャラクターだったので、本当にミラクルというか、ご縁だなぁって思って。オーディションに受かる時って縁ですよって、よく言われていて、ウソだーって思っていたんですけど、本当に縁ってあるんだなって思いました。」
──それ以降、アニメ、ゲームを中心に多数の作品に参加していますが、理香ちゃんが声優として、やっていける自信がついたのは、どのタイミングですか?
立花「上京する時、MBSの福島アナに、勝算はあるの?って聞かれて、全くないんですけど、行って来ます!って答えたんですけど、それは今でも変わってないです。やっていける自信は今でもないですし、その自信を持ったら終わりなのかなって思います。」
──アニメ情報フリーペーパー「アニカン」でコラムを連載中ですが、3月13日発行号では、ハムスターの「きなこちゃん」を飼い始めたと。
立花「今まで生き物を飼ったことがなくて、もし飼うなら、ウサギかネコがいいなって思っていたんですけど、友達が、ハムスターの赤ちゃんが生まれたんだけど、飼わない?って言ってくれて、それも縁だと思うんですよ。私が断ったら、その子はどうなっちゃうんだろうって思ったら、お迎えしなきゃっていう使命感に駆られて、飼うことになったんですけど、まだなついてくれないんです。」
──飼い始めたのはいつぐらい?
立花「ちょうど私の誕生日にやって来たので、2月27日です。」
──まだ3週間も経ってないなら、なつかないのはしょうがないですね(笑)
立花「理想としては、手にエサを持ってガシガシ食べているところを眺めたいんですけど、なかなか見られないですねー。」

デビューアルバムは聴く人をいい意味で裏切れる作品
──2月28日にミニアルバム『Flora』でメジャーデビューされました!誕生日の翌日で、ダブルで「おめでとう!」ですね。
立花「リリースイベントがあったり、きなこちゃんをお迎えしたり、こんなにも誕生日のことが頭からなくなる年があるんだって(笑)。メジャーデビューの話もご縁っていう感じでした。」
──その話を聞いたのは、どんな状況でした?
立花「こういう話があるんだけどって言われて、マジですか?やりまーす!みたいな(笑)。上京した時もそうだったんですけど、全てにおいて、勢いと好奇心しかないです(笑)。だから、その後が大変でしたね。音楽的なことを学んだことがほとんどなかったので、それからいろいろ勉強しつつ、準備を進めていきました。」
──自分のCDが店頭に並んでいるのを見て、どんな気持ちでしたか?
立花「本当にCD出るの?っていう感じだったんですけど、やっと実感が湧きました。」
──大阪にいた時は、「アゲぽよガールズ」のセンターだった理香ちゃんがねぇ(笑)
立花「(笑)。歌が下手なキャラだったのに、CDを出していいんだろうかって(笑)」
──そのイメージがあったので、初めてこの音源を聴いた時は、めっちゃかっこいいやん!って、ビックリしました。
立花「(笑)。よかったー。そうなんですよ。いい意味で、みんなを裏切れるような1枚になったらいいなとは思っていたので。その時のキャラを知ってくれている人が聴いたら、ビックリするだろうし、声優になってから知ってくれた人も、キャラソンとは違うイメージで歌っているので、ビックリしたっていう感想を聞くと、ニヤッとしていました(笑)」
──声優としてというより、アーティストとしての立花理香ですよね。
立花「めちゃくちゃかっこつけました(笑)」
──そのミニアルバム『Flora』には6曲収録されています。どんな作品ですか?
立花「タイトルの『Flora』は、花の女神という意味なんですけど、6つの花をイメージした曲が入っていて、その花言葉に沿った世界観の曲になっています。」
──リード曲が1曲目の『REALISTIC』ですが、その曲の聴きどころと、MVの見どころを教えて下さい。
立花「生身の立花理香として歌うのは、ほぼ初めてなので、立花いきまーす!みたいな勢いは伝えたかったので、力強い感じとか、這い上がっていく感じを出せたらという曲です。この曲のMVが収録されたDVDも付いているんですけど、踊らせていただきましたねー。アイドルさんのダンスを振りコピするのと、自分がオリジナルになって踊るのは全然違うんだなぁって思いました。最初はダークなシーンから始まって、そこから色が付いて、光が射してくる映像にも注目してほしいです。」
──『REALISTIC』の歌詞で、特に好きな部分はどこですか?
立花「2番のBメロなんですけど、♪だからもう ふわっと夢なんか語らない♪です。夢って何ですか?って聞かれても、上手く答えられないタイプなので、それな!って、すごく共感しました。でも私、あー早く売れたーい!とか言ってるなぁ(笑)」
──ふわっと語ってましたねー(笑)。先ほど、ソフマップなんば店ザウルス1でトークイベントがありましたが、今後どんなことをしたいかという話題で、「お酒をテーマにした詞を書きたい」と。
立花「何度かその話をしているんですけど、喋れば喋るほど、アイデアが固まってきて、まとまりつつあります(笑)」
──さっきも言っていましたよね。男女のラブソングかと思いきや、日本酒への愛情を歌った曲で、歌詞が「寒い夜に温めてほしい」みたいな(笑)
立花「最後の1行で、お酒だったんかーい!ってなるのか、そのままハッキリさせずに終わらせるか、悩んでいます。」
──どちらでも成立しますよね。あと、イベント現場で感じたのは、理香ちゃんのファンの皆さんの中では、立花理香=お酒大好きという共通認識があるんだなと(笑)
立花「あれ?おかしいなー(笑)」
──お酒のネタを話したら爆笑の連続で(笑)
立花「笑いが取れなかったら、どうしようって思ってたんですけど、よかったです。」
──あと、「野球選手の登場曲に使ってもらえるような曲を作りたい」と。どんなシチュエーションで、それを聴きたいんでしたっけ?
立花「球場で、ビールを片手に、私の曲だー!って(笑)。今回、リリースイベントとか、バースデーイベントとかで、頻繁に歌わせていただいて、楽しい!って思えたので、そうなったらもっと楽しい曲を歌ってみたいとか、応援するような曲もいいなぁって、より興味が広がりました。」
──このアルバムの6曲の歌詞を読むと、超ハッピー!という感じの曲がないので、今度はそういう曲も聴きたいなぁって思いました。
立花「そうなんですよ(笑)。どこか闇を感じる一節がどの曲にもあるので、だんだん光を取り入れられるようになりたいですね。ザ・アイドル!みたいな曲も、いつか歌えるようになったらいいなぁ。そんな日は来るんだろうか?」
──理香ちゃんなら全然大丈夫ですよ。
立花「そんなサラッと(笑)。コール&レスポンスも夢なんですよ。」
──「L・O・V・E ラブリー理香ちゃん!」をやってもらえる曲も作りましょう(笑)。ちなみに、声優としては、今後どんな役をやってみたいですか?
立花「今回、歌詞を解釈するという作業が、セリフを読み解くのと似ている部分があって、それを活かして、いろんな役に挑戦したいです。男の子の役をやってみたいですねー。今、私がやらせていただいているキャラクターにも、深みを持たせてあげられるように、還元できたらいいなぁって思います。あと、自分が声を当てている作品の主題歌とか、挿入歌を歌えたら、幸せですね。」
4月9日から放送されるテレビアニメ『実験品家族』、今夏発売予定のRPG『ザンキゼロ』、10月から放送予定のテレビアニメ『ソラとウミのアイダ』など、声優を務める作品が続々と決定!飛ぶ鳥を落とす勢いの立花理香から目が離せない!

TEXT:ポッター平井
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