社会現象を巻き起こした大ヒット作！
広瀬すずが好きな青春映画BEST3

前シリーズが大ヒットを記録した『ちはやふる』が3月17日、『ちはやふる －結び－』の公開をもってついに完結となる。同作は競技かるたを通じて、時には挫折を味わいながらも、一生懸命になることの素晴らしさ、そこで得られる確かな友情・絆の大切さを教えてくれた。そんな青春映画の金字塔とも言われる『ちはやふる』シリーズで主演を務める広瀬すずに、好きな青春映画BEST3を直撃！これまでいくつもの青春映画に携わってきた彼女が選ぶ3作とは？

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【1位】『花とアリス』

鈴木杏さんと蒼井優さんが出演する映画で、好きな男の子を巡って繰り広げられる恋と友情に揺れる女の子たちの青春ストーリー。杏さんが事務所の先輩ということがキッカケで最近観ました。どちらかというとドキュメンタリーな感覚に近くて、人間味をすごく感じる女の子像に惹かれて、こういう映画がもっと観たい！作りたい！と思えた作品です。映像もキレイで、電車の中で杏さんと蒼井さんが顔を近づけるシーンがあるんですけど、それがすごく芸術的。あの衝撃は忘れられません。

【2位】『NANA』

人から勧められたのがキッカケで観たんですけど、みんなが絶賛する理由がすごくわかりました。劇中で中島美嘉さん演じるナナが歌う「GLAMOROUS SKY」をずっと聴くくらい音楽も大好きで。『花とアリス』もそうですが、不思議な関係性が描かれた作品に惹かれるんです。私も青春映画に出演させてもらっていますが、そこで共演した人たちとは一番仲良くなっているんですよね。一緒に何かをやるって一生モノだと思うし、そういう関係性を知っている分、観ている側としても引き込まれる部分があるんだと思います。

【3位】『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』、『サマータイムマシン・ブルース』

同率で3位なんですけど、『ぼくたちと〜』は、笑って泣けるドンピシャな作品。母が観ていたのをキッカケに、何度も観たかったのでDVDを買いました。バッグの中に臭いものを入れてイタズラするシーンがすごく好きです。『サマー〜』は、夏休みの自由研究でタイムマシーンを作るところから始まって、過去に戻ったりするSF作品なのですが、その発想がおもしろい！ドラマ『anone』（日本テレビ系）で共演している瑛太さんが出演しているんですけど、好奇心旺盛な男子を演じていて、そのお芝居もすごく素敵です。