ニューメタルの新星フロム・アッシュ
ズ・トゥ・ニュー、新作は日本先行発

ラウド/ニュー・メタルを聴かせてくれる米国ペンシルベニア州ランカスター出身のフロム・アッシュズ・トゥ・ニューが、2ndアルバム『ザ・フューチャー』を2018年4月20日にリリースする。こちらは世界に先駆け日本先行発売だ。
フロム・アッシュズ・トゥ・ニューは、結成直後の2013年に『フロム・アッシュズ・トゥ・ニュー』を、2015年には『ダウンフォール』という2枚のEPをリリースし、さらにスターウォーズ帝国軍によるメタルバンド:ギャラクティック・エンパイアのドラマーであり、AUGUST BURNS REDの作品を手がけるGrant McFarlandをプロデューサーに迎え、2016年2月に初のフル・アルバム『デイ・ワン』を発表している。『デイ・ワン』は全米総合チャートで53位という好成績を収め、日本でも新しい音に敏感なラウドロック・ファンが反応し、2016年は早くも初来日を果たしALL TIME LOWONE OK ROCK、PVRISとの共演を果たしている。
2016年末には、今作の制作に取り掛かったバンドだが、3月12日にクリーン・ヴォーカルのクリス・ムッサーとドラマーのティム・ドノフリオの二人がバンドを離脱したことを発表し、さらにリズム・ギターのブランデン・クレイダーも去るという非常事態が起こってしまった。クリスは楽曲制作に大きく関与していたことからバンド活動が停滞するのではと思われたものの、バンドは即座に新ボーカリストのオーディションを実施し、4月には元TRIVIUMのドラマーだったマット・マデュロ、さらに7月にはオーディションを勝ち抜いたニューヨーク出身の新ボーカリストのダニー・ケイスをバンドに迎え、新体制での再スタートを切ることとなった。


新メンバーの加入がバンドにポジティブな好影響を与えたことは、先行シングル「クレイジー」を聴けば実感できることだろう。「クレイジー」は、狂おしいほどに夢中になりそこから逃れられなくなる人間や物事を表現した楽曲だが、Jacoby Shaddix(PAPA ROACH)やAdam Gontier(THREE DAYS GRACE)を彷彿させるザラリとした声質と力強いマッチョな歌声を聴かせるダニーのボーカルは、フロム・アッシュズ・トゥ・ニューに加わった新たな魅力となっている。ニューメタルというカテゴリーに収まりきらないポテンシャルを秘めて、フロム・アッシュズ・トゥ・ニュー第二幕の幕開けだ。
フロム・アッシュズ・トゥ・ニューは2018年1月中旬から10 YearsのUSツアーのゲストとして同行しており、4月の新作リリースに向けて精力的な活動を続けていく予定となっている。
写真:Graham Fielder

フロム・アッシュズ・トゥ・ニュー『ザ
・フューチャー』

【CD】GQCS-90567 ¥2,300+税

1. ウェイク・アップ

2. クレイジー

3. マイ・ネーム

4. ゴーン・フォーエヴァー

5. ブロークン

6. フォーガッテン

7. エナミー

8. ノーウェア・トゥ・ラン

9. レット・ゴー

10. オン・マイ・オウン

11. ザ・フューチャー
【メンバー】

マット・ブランディベリー(ヴォーカル/キーボード/プログラミング)

ダニー・ケイス(ヴォーカル)

ランス・ドゥードル(ギター/ヴォーカル)

マット・マディロ(ドラムス/ヴォーカル)

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