【インタビュー】佐野勇斗『ちはやふ
る』に新メンバーとして参戦!「プレ
ッシャーはすごく大きかった」

3月17日公開の映画『ちはやふる -結び-』にて、東京都立瑞沢高等学校かるた部の新入部員・筑波秋博を演じる佐野勇斗。大規模なオーディションを勝ち抜いて得た筑波は、これまで彼が演じてきた内向的な人物像とはガラっと異なる、挑発的でトガった人物。原作&映画共に人気作、映画「上の句」「下の句」ですでに出来上がったチームに加わるなどのプレッシャーも感じながらどう役を作っていったか、M!LKのメンバーとの愛に満ちたエピソードも交えて明かしてくれました。
【佐野勇斗 サイン入りチェキ プレゼント企画開催】
3月12日~13日に掲載されるインタビュー&ランキングの記事下に2つのキーワードが出ています。その文字を繋げるとある言葉が出現しますので、それを導き出してください!!詳しい応募方法は、13日に掲載されるプレゼント企画記事をチェック!
■人気作&人気俳優陣を前にド緊張!不安を払拭してくれたキッカケとは?
――東京都立瑞沢高等学校かるた部の新入部員・筑波秋博役は、大規模なオーディションを勝ち抜いて得たんですよね。
佐野 オーディションに受かってから『ちはやふる』がとても人気のある作品だということを知って、そこで初めて、事の重大さを認識したんですよ。
――では、人気作でもあり、「上の句」「下の句」とすでに出来上がったチームに加わるプレッシャーは、あとから感じたわけですか。
佐野 そうですね。原作マンガ&アニメの実写映画に出演させていただくのは今回がほぼ初めてなんですけど、僕自身、好きなマンガやアニメが実写化されるとなったらどう演じてもらえるのかがすごく気になるし。原作マンガやアニメのファンの方に対して失礼なことは絶対にできないなとか、第一線で活躍されている方たちの中に僕がポンと入って大丈夫かなとか、プレッシャーはすごく大きかったです。嬉しさもありつつ、不安が9割くらいでしたから。
――それほどの不安感、緊張感をどう払拭していったのでしょうか。
佐野 クランクインしてから1週間くらいは、気持ち的に先輩方にのまれてしまって。本当の僕は人見知りなのに、自信家の筑波としては先輩に対して上からいかなきゃいけないというところで、ものすごく緊張もしていたし、気持ち的にはお芝居どころではなかったんですね。でも、広瀬すずさんをはじめ、みなさんがすごく優しくしてくださったり、合宿練習のときに森永悠希さんにお芝居について相談に乗っていただいたり、小泉徳宏監督と1対1でお話しをさせていただいて助言をいただいたり……そうするうちに、少しずつ現場の雰囲気に慣れていって、筑波秋博という役も掴めていきました。
――そうだったんですね。“かるた経験者ゆえにプライドが高く、先輩たちと衝突することもしばしば”という強気な筑波は、登場からしてだいぶ鮮烈。広瀬さん演じる千早との手合わせのシーンにおける札の素早い取り方からして、筑波のタダモノじゃない感が滲んでいます。
佐野 あのシーンはまさに初日に撮ったので、めっちゃ緊張していたんですけど……そう感じていただけて良かったです。
――広瀬さん、野村周平さん、新田真剣佑さんが、新メンバーのかるたの仕上がりに驚いていました。野村さんは、「新メンバーがくじけるところを見たかった!」とおっしゃっていましたが。
佐野 それはとても嬉しいお言葉です!ずっと正座をしているから、かるたダコができたり、アザができたりしつつ。いろいろなかるた動画を観たり、自分の練習風景を撮ってそれを見返したりしながら、クランクインの前にだいぶ集中してかるたの練習をしたんですよ。

■吉田仁人のひと言で泣きそうに!?思い悩んだときに救ってくれたのはM!LKメンバー!
――佐野さんの場合はM!LKの活動もあるわけで、そういう意味でも大変だったはずです。
佐野 確かに忙しかったとは思うんですけど……大学の受験勉強のときの忙しさが地獄級だったことを思うと(苦笑)、全然大丈夫というか。
――精神力が強くもあるのでしょうね。
佐野 その精神力も、受験勉強で鍛えられたんだと思います。
――なお、これまではどちらかという内向的な役を演じることが多かったように思いますが、強気で挑発的な筑波という役をどう作っていったのでしょうか。
佐野 僕自身、内向的な性格で自信もないタイプなので、正反対ともいえる筑波という役を演じるのは正直難しかったんですけど、そんな僕に、監督が「大きい声を出せ」と言ってくれて。とりあえず大きい声を出すということを意識したら、部室で先輩に物申すときにも躊躇なく言えたんですよ。大きい声を出すことで自然と自信が湧いてきて、筑波という男を演じきることができました。
――そして、筑波はかるた部一丸となって闘いに挑んでいく中でスタンドプレーよりチームプレーを重んじるようになり、クライマックスシーンでは試合の流れを変えるひと言を放ちますが……佐野さんが局面に立たされたとき、誰かのひと声で気持ちが切り替えられたことはありますか?
佐野 ちょうど『ちはやふる -結び-』の撮影が始まって僕がいろいろ思い悩んでいるとき、M!LKのライヴが重なったりもして心配してくれていたのか、(吉田)仁人が急に「頑張れよ」っていうメールをくれて。あのときは、もう泣きそうになりましたね。
――その仁人さんはじめ、先日のインタビューでM!LKのメンバーが「佐野くんはどんなに忙しくてもM!LK愛が変わらない」と言っていました。
佐野 そんな……だいぶ照れちゃいますけど、そう思ってくれているというのは、すごく嬉しいことで。でも、僕が変わらずにいられるのは、M!LKメンバーがいてくれているおかげです。
――お互いに強い絆と信頼感があるんですね、本当に。
佐野 なので、これからも、お芝居もM!LKの活動も大事にしていきたいと思います!
文/杉江優花
(c)2018映画「ちはやふる」製作委員会  (c)末次由紀/講談社

ランキングBOX

“気になる人の気になるランキング”をテーマに、様々な分野の著名人へ直撃した「MY BEST3」を紹介!オリジナルのランキングインタビュー記事をはじめグルメなどのトレンド情報やエンタメなどのストレートニュースなども毎日配信中です。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着