HOT CHIPのフロントマン、アレクシス
・テイラーのソロ・アルバムが完成、
最新MVが公開
アレクシス・テイラーのソロアルバム『ビューティフル・シング』が来たる4月20日に<Domino>よりリリースされることが発表された。
アレクシスが音楽をはじめてからというもの計り知れないほどに変化した、その人生が美しく投影されたソロ4作目となる本作は、<Mo' Wax>、<DFA>の共同創立者で、UNKLEのメンバーのティム・ゴールズワーシーをプロデューサーに迎え制作された。これはこれまでソロ作品の制作のすべてをひとりで行ってきたアレクシスにとっては初の試みだ。
21世紀の音楽シーンを通して、ミュージシャン、ソングライター、シンガーとしてユニークな軌跡を描いてきたアレクシスは、ポップvsアヴァンギャルド、ダンスフロアvsインタレクト、レトロvsモダニストなど、馬鹿げた対立の構図に足元をすくわれることを一貫して避けてきた。リヴィング・レジェンド級のメジャー・ポップスターから誰も知らない風変わりなフリーの即興詩人まで、さまざまなアーティストとコラボレーションをし、巨大なアリーナから小さなクラブまで、どれを優先させるでもなくありとあらゆる場所でライブをし、音楽を聴き、学ぶということを休んだことはない。これらすべての経験が蓄積されできあがった『ビューティフル・シング』は些細で捉えにくいことを追求しながらも、非常に深いところへとたどり着いており、美しく人間味にあふれている。
また、アルバムリリースの発表に伴い、タイトル・トラックの「Beautiful Thing」のビデオが公開された。
ティムとのレコーディングをスタートさせたきっかけでもあるというこのトラックは、カタカタと鳴る実験的なノイズが、ぶっ飛んだ享楽的なディスコと跳ねるような驚きいっぱいのアシッドハウスの中に落とし込まれ、めまいがしそうなほどきらめくトリッピーな楽曲となっている。
音響的にも、ソングライティングの面でも、アレクシスにとって大胆、かつ確かな前進を示すこととなった本作品。
エレクトロニックなスリルにダークな空間、ダンスフロアーの記憶とともに、魂のこめられた楽曲たち。その音は即興的で偶発的に、どこか奇妙に、そして瞬発的に生み出されたものだ。
感動的でモダンでユニークな響きでいっぱいのこのアルバムは、繰り返し聴き込むほどにその深みにハマってしまうことだろう。
またアレクシスはヨーロッパでのツアー日程を発表しており、ライブにはZongaminのムカイススムがベース、The Invisible / HotChipのレオ・テイラーがドラムに帯同することが決定している。
アレクシス・テイラー「ビューティフル・シング」
Domino / Hostess
輸入盤オープンプライス
※日本盤CD詳細は後日ご案内
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Hostess Entertainment
独立系音楽会社Hostess Entertainmentがリリースする数々のアーティスト情報、そしてタッグを組むYnos(イーノス)が行っているライヴ公演シリーズ「Hostess Club」の情報をお届けします。