【インタビュー】吉沢亮「パッチリし
た澄んだ瞳にはドキっとしてしまいま
す」男(!?)に恋する愛しのピュアボ
ーイに全力投球

2月24日公開のコメディ映画『レオン』で、働いていた会社のワンマン社長・朝比奈玲男(竹中直人)と中身が入れ替わってしまった地味OL・小鳥遊玲音(知英)に、一途に恋する一条徹を好演している吉沢亮。誠実で紳士的、女子なら誰もが惹かれてしまう男性像を見事に体現している彼に、玲男とのラブシーン(!?)はじめ、役者としてどう臨んだかを聞くとともに、一条と共通するところ、女性のどんなところに惹かれるかなど、素顔も見せてもらいました。
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■「邪念の一切ない男ではない」 似ても似つかぬ一条との共通点は女性の好み!?
――映画『レオン』で吉沢さんが演じる一条は、純粋で誠実、女性に対して紳士的な対応をするなど、女性から見て完璧な男性。ちょっと空気の読めないところがあったりしますが、吉沢さんは一条をどのような人物ととらえて、どのように演じようと思いましたか?
吉沢 普通に演じてしまうとただの爽やかな男になってしまいそうだなと思ったので、ピュアすぎて視野が狭い感じとか、知英ちゃん演じる玲音のことを考えだしたら周りが一切見えなくなっちゃう感じとか、そういう極端さが観ている人におもしろく映ればいいな、ということはすごく意識していました。
――どんな相手であろうと、どんなシチュエーションであろうと動じずブレない一条は、突き抜けたキャラクターが多い中でも際立っていますもんね(笑)。
吉沢 そう、ピュアすぎてブっ飛んでいるっていう(笑)。なので、しゃべり方のテンションも、あえて子どもっぽいというかバカっぽくしてみたシーンもあります。
――そんな一条とご自身とが重なる部分、一条に共感する部分はあったりするのでしょうか。
吉沢 いやぁ……あんな真面目でピュアな男、なかなかいないですよね。人間にはどうしても利己的なところがあるわけで、一条は人間そのものとかけ離れた存在じゃないかと思うし。僕は、邪念の一切ない一条みたいな男ではないです。
――観ていて、思わず吉沢さん自身がそういう人なのではないかなと感じましたけど……。
吉沢 だったら良かったです(笑)。
――一条は玲音のキレイな瞳や手作りのお弁当に惹かれますが、吉沢さんは女性のどこに惹かれるのでしょうか。
吉沢 あ、そこは一条に共感できるかも。僕も、女性の目や、料理が上手なところに惹かれるんです。特に目は、第一印象で一番力を持つものだと思うので、素のままのパッチリした澄んだ瞳には、ドキっとしてしまいますね。
――一条を演じながら、恋する楽しさやドキドキっていいなと、改めて感じたりもしましたか?
吉沢 知英ちゃんとは以前ドラマで共演させてもらったことがあって、今回は2回目の共演だったわけですけど、いい雰囲気で撮れたんじゃないかなと僕は勝手に思っていて。彼女自身すごく素敵な女性ですし、恋をしているシーンっていうのはすごく楽しかったです。ただ、一条の心情的に一番大事なシーンで、相手が知英ちゃんから竹中直人さんに入れ替わってしまうから(笑)……。
――あのシーンは、なかなか衝撃的です(笑)。
吉沢 実は、竹中さんを相手に告白するシーンだけでなく、知英ちゃんを相手に告白するシーンも撮って、うまい具合に編集をするはずだったんです。でも、気付いたらずーっと竹中さんを相手にするシーンになっていて(笑)。
――そうでしたか。竹中さんと共演されるのは……。
吉沢 今回が初めてなんです。あのシーンについて特にお話しさせていただくことなくいきなり臨んだら、竹中さんの表情があまりにもおもしろすぎて、段取りのときはずっと笑っていました(笑)。本番のときにも笑っちゃうんじゃないかって心配になりましたけど、そこはもう知英ちゃんだと思って。
――玲音への一途な想いが、ひしひしと伝わってきますから。
吉沢 竹中さんも、すごく乙女な顔や仕草をされていましたからね。冷静に観たらだいぶ変なシーンですけど(笑)、やりきりました。そして、自分が好きだという気持ちが真っ直ぐだったら相手は関係ないんだっていうことを学べた気もします(笑)。

■快感になるかもしれない!?女性と入れ替わったらやってみたいこととは?
――なお、一条は玲音と玲男の中身が入れ替わっているのを気付かずに玲音を好きになりますが、吉沢さんだったら、女性と男性が入れ替わっていることに気付くと思いますか?
吉沢 いやぁ、玲音が「俺は」とか言って明らかに挙動不審なのにまったく気付かない一条は、逆にすごいですよね(笑)。僕だったら、さすがに気付くんじゃないかなぁ。
――気付いたら、それを指摘するのか、自分の胸の内に秘めておくのか……どうするでしょうか。
吉沢 そのモヤモヤを抱えたまま恋愛はできないので、指摘すると思います。
――恋愛においてちょっとしたモヤモヤを抱えたときもですか?
吉沢 そこは違うかも。彼女と誰かの中身が入れ替わるくらいの大事だったら迷わず聞けるんでしょうけど(笑)……小さなモヤモヤだったら、聞きたいのになかなか聞けないタイプですね。
――相手に気を遣ってしまうからですかね。
吉沢 多分そういうことだと思います。それは友だちに対してもそうで、内容によってはそんなことで悩んでいるように見せたくないというか、ちょっと強がりなところがあるんでしょうね。
――だとすると、そうしたモヤモヤはどう解消してどう乗り越えていくのでしょうか。
吉沢 それはもう、忘れるしかないですよね。そう思うほど、なかなか忘れられないんでしょうけど(苦笑)。あとは、相手が自ら打ち明けてくれるのを待つしかないのかな。
――信頼関係があれば、いつかきっとそうしてくれますよね。
吉沢 だから僕は相手を信じるし、相手からも信じてもらえるような男でいたいなとは思います。
――ちなみに、吉沢さんがもし女性と入れ替わってしまったとしたらやってみたいことはありますか?
吉沢 そうだな……女性として街中を歩いたときに、男性からどう見られているのかっていうことは感じてみたいです。
――ものすごい美女だとしたら……。
吉沢 すっごく見られそうじゃないですか。そうしたら……快感になるかもしれませんね(笑)。
文/杉江優花
(c)清智英・大倉かおり/講談社・2018映画「レオン」製作委員会

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