写真左より時計回り、GOT'S(Ba/F)、KEIGO(Vo/F)、IWASAKI(Dr/F)、e-ZUKA(Gu/G)、TAKE(Gu/F)、KOHSHI(Vo/F)、KISHOW(Vo/G)
F:FLOW G:GRANRODEO

写真左より時計回り、GOT'S(Ba/F)、KEIGO(Vo/F)、IWASAKI(Dr/F)、e-ZUKA(Gu/G)、TAKE(Gu/F)、KOHSHI(Vo/F)、KISHOW(Vo/G)
F:FLOW G:GRANRODEO

【FLOW×GRANRODEO インタビュー】
“今、新しいものが生まれてる!?”
って感じながら
レコーディングしていた

みんなおっさんだけど
“青春”って言っちゃう?みたいな

曲が出来上がってのレコーディングはいかがでしたか?

IWASAKI
デモが上がるたび、TAKEとズカさんの持ってるイメージがどんどんクロスオーバーしていって、いつもと違った風景が見えてくるのを感じていましたね。FLOWではあまりないドラム始まりもインパクトあるし、“今、新しいものが生まれてる!?”って感じながらレコーディングしてました。
GOT'S
やっぱりTAKEがいつも作る曲とは違う感じがあって、e-ZUKAさんとTAKEをつなぐ部分とか、すごい面白かったです。e-ZUKAさんが考えるギターソロもFLOWでは絶対出てこないフレーズだったりするんで、ワクワクしてました。
TAKE
ギターソロはズカさんのプレイに付いていく感じだけど、ツインリードはこのバンドのひとつの武器だと思うので、今回もしっかり音源に落とし込みたいなと思ってました。ただ、アレンジができたのがレコーディングの3日前だったから必死でした! 久々に指が固くなるまで練習しましたよ(笑)。

FLOWの演奏に乗せてのプレイはどうでした?

e-ZUKA
やっぱ、今どきのバンドって感じがするよね。
TAKE
年齢的には全然今どきじゃないですけど(笑)。
e-ZUKA
いや、GRANRODEOは“こんな音になっちゃったけど、まぁいいか”みたいな感じで、その時に録れたものを正解にしちゃうんだけど、今どきのバンドっていつ録っても同じものが録れるし、音も作れちゃうでしょう? だから、今回はちゃんと完成形が見えてる中で作品を作った感じですね。
TAKE
今どきっていうか、心配性なので事前にちゃんとしておきたいっていうのがあって。事前にしっかり下書きした上で、その日の最高のパフォーマンスを残したいんです。
e-ZUKA
なるほどね。僕、曲作りが嫌いなのは、ゼロからイチまで持っていくのが辛いんです。だから、締め切り直前まで何もやらないし、そこで何かが生まれてくる自分に期待しちゃう。で、今まではそれで上手くいってたんだけど、最近は平気で締め切りをすぎちゃう(笑)。
TAKE
でも、ズカさんは戻しもめちゃくちゃ早かったですよ。
e-ZUKA
それは最初のとっかかりをTAKEちゃんが作ってくれたからだよ。だから、今回は曲作りもわりと楽しかったです。

歌のレコーディングはどう進めていったんですか?

KEIGO
「Howling」はFLOWだけで歌のプリプロをやったんですけど、カップリングの「GLOW」はその場で歌い分けを決めて進めていきました。

えっ、そんなバタバタだったんですか!?

KISHOW
KOHSHIの歌詞が遅れてたんです。
KOHSHI
歌詞が遅れたのはKISHOWさんです!(笑)

GRANRODEOはふたりとも問題児ですね(笑)。

KISHOW
でも、あのライヴ感も良かったでしょ?
KOHSHI
結果、いいものが録れたから良かったですけどね。だから、「GLOW」はKISHOWさんに一番手に歌ってもらって、そこを軸に肉付けしていくような作業でした。

「GLOW」は7人の色がより濃く出ていて、このバンドをやる意味や意義を感じました。

KOHSHI
カップリングのほうが自由度も高くて、バンドの色が出せたりするんですよね。「GLOW」はそういうものを出したいと思って作った曲だったので、よりそうなりました。実はFLOW×GRANRODEOが始まった時、バンド名を付けようって出てきた名前が“GLOW”だったんです。

そうなんですね! でも“GLOW”だとFLOWが強めですね(笑)。

TAKE
文字数で言うと、4分の3がFLOWですからね(笑)。
KOHSHI
そんな経緯もありつつ、KISHOWさんと“7人のテーマソングみたいな曲を作りたいね”って話して作りました。

なるほど。《青春と呼ぶにはあまりにも無邪気すぎたかな》って歌詞もありますが、僕はこの曲の衝動感や青臭さにグッときて、ちょっと泣けてきちゃいました。

TAKE
お~、いいですね! そう、この青さがいいんですよ。
KOHSHI
みんなおっさんだけど、“青春”って言っちゃう?みたいなところですよね。
TAKE
結構、年のいった人に刺さる曲かもしれない。20~30代には出せない青さですから(笑)。
KOHSHI
40代に向けての応援ソングになったりして。
KISHOW
俺ら世代でロックを聴く人もどんどん増えていくからいいんじゃない? 

そして、今作を引っ提げてのツアーも決まっていますが、大阪、東京、そして台湾でライヴが行なわれるという。

TAKE
台湾でのライヴ開催を大阪のイベントのステージ上で発表したんですけど、会場のどよめきはすごかったです。ただ、ひとりだけ“飛行機NG”の人がいるんで、どうしようかと思ってるんですが。
KISHOW
KEIGOがね、飛行機NGなんで…
KEIGO
俺、飛行機で南米まで行ってますよ!(笑)
KISHOW
…ま、これまで飛行機にビビッてたけど、これが良いきっかけになればいいなと思うし。この機会を前向きにとらえたいなと思ってはいますけどね。

前向きですけど、顔が一切笑ってないです(笑)。

KOHSHI
わはは。でも、海外でGRANRODEOのライヴを待ってる人もたくさんいると思うし、FLOW×GRANRODEOでどんどん新しいことをやっていく感じがいいですよね。ここからの7人の快進撃を楽しみにしてほしいし、自分たちも楽しみです。

取材:フジジュン

シングル「Howling」2018年1月24日発売 Ki/oon Music
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • KSCL-3013〜4 ¥1,713(税抜) 
    • 【通常盤】
    • KSCL-3015 ¥1,204(税抜)
    • 【期間生産限定盤(DVD付)】
    • KSCL-3016〜7 ¥1,713(税抜)
    • ※期間:2018年3月まで

ライヴ情報

『FLOW×GRANRODEO 1st LIVE TOUR "Howling"』
1/23(火) 大阪・BIGCAT
1/24(水) 東京・Zepp DiverCity Tokyo

『FLOW×GRANRODEO 1st LIVE TOUR "Howling" in Taiwan』
3/10(土) 台湾・台北・Legacy Taipei
3/11(日) 台湾・台北・Legacy Taipei

FLOW×GRANRODEO プロフィール

フロウグランロデオ:5人組ロックバンドFLOWと、KISHOW&e-ZUKAによるユニットGRANRODEOがタッグを組み、2014年にシングル「7-seven-」をリリースし、奇跡のスペシャルコラボレーションユニットとして話題をさらった。そして、18年1月リリースのシングル「Howling」にて3年振りに再始動! 1月にはシングルリリースに伴い東京・大阪にて初のツアーを開催、同年3月には台湾公演も決定している。FLOW×GRANRODEO オフィシャルHP

写真左より時計回り、GOT'S(Ba/F)、KEIGO(Vo/F)、IWASAKI(Dr/F)、e-ZUKA(Gu/G)、TAKE(Gu/F)、KOHSHI(Vo/F)、KISHOW(Vo/G) F:FLOW G:GRANRODEO
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シングル「Howling」【初回生産限定盤(DVD付)】
シングル「Howling」【通常盤】
シングル「Howling」【期間生産限定盤(DVD付)】

「Howling」MV(Short Ver.)

OKMusic編集部

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