ジョシュ・オム、公演中に女性フォト
グラファーを蹴り上げ、謝罪

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマン、ジョシュ・オムが公演中、ステージ前で撮影していた女性フォトグラファーを蹴り怪我を負わせたことに対し謝罪した。
バンドは土曜日(12月9日)米LAで開かれたKROQラジオ局主催の<Almost Acoustic Christmas 2017>に出演。4曲目の「The Evil Has Landed」をパフォーマンス中、オムはフォトグラファーChelsea Laurenさんが持っていたカメラを蹴った。カメラは彼女の顔を直撃し、Laurenさんは怪我を負ったという。
彼女は「ジョシュ・オム@queensofthestoneageのおかげで、ERで夜を過ごす羽目になった。誰のせい?!?」とのコメントと共に、その瞬間を捉えた第三者が撮影した映像をインスタグラムに投稿した。また、『Variety』誌に、オムの行為は「意図的だった」「彼は私をまっすぐ見て、足を振り上げた」と話した。Laurenさんは痛みはあったものの、その後出演したサーティー・セカンズ・トゥ・マーズやミューズの写真を撮り終えたあと、病院へ向かったそうだ。
これに対し、オムは声明と映像を公開し謝罪した。「Chelsea Laurenに謝りたい。自分のしたことを正当化する言い訳も理由もない。本当に悪いと思っており、君が大丈夫であることを願っている。僕は人生でたくさんの間違いをおかしてきた。昨日の出来事は完全にその1つだ」「いい人間になりたいと思っているが、昨晩は間違いなくそれに失敗した」などと話した。
Laurenさんは、病院のソーシャル・ワーカーの勧めもあり、警察に届け出るつもりだという。「もし私がなにもしなければ、彼は誰かの顔を蹴っても、ミュージシャンだから問題視されずに済むんじゃないかって気がする。それは正しくない」と話している。
英国の公共放送BBCはこのニュースを受け、問題が解決されるまでオムが出演するTV番組の放送を見合わせると発表した。
オムは2016年、サインを求めてきた男性ともめ、罵倒した上に肩や首をつかんだとし、今年、男性側から訴えられていた。
Ako Suzuki

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